計画システム

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 計画システム
科目番号 0038 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築・都市システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 都市計画学 変化に対応するプランニング (中島直人ら著, 学芸出版社) 適宜、講義資料を配布する
担当教員 石松 一仁

到達目標

(1)都市システムや都市計画に関する用語を理解した上で、都市を調査し、都市システムの問題点を把握できる(C)。
(2)市場メカニズムから都市の諸現象を統一的に説明・解釈できる(H)。
(3)都市現象を分析評価し、望ましい都市システムの構築ができる(F)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1都市システムや都市計画に関する用語を理解した上で、都市を調査し、都市システムの問題点を総合的に把握できる。都市システムや都市計画に関する用語を理解した上で、都市を調査し、都市システムの問題点を把握できる。都市システムや都市計画に関する用語を理解した上で、都市を調査し、都市システムの問題点を把握できない。
評価項目2市場メカニズムから都市の諸現象を統一的に説明・解釈できる。市場メカニズムから都市の諸現象を説明・解釈できる。市場メカニズムから都市の諸現象を説明・解釈できない。
評価項目3都市現象を総合的に分析評価し、望ましい都市システムの構築ができる。都市現象を分析評価し、望ましい都市システムの構築ができる。都市現象を分析評価し、望ましい都市システムの構築ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育目標 (F) 説明 閉じる
学習・教育目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目は、民間シンクタンクに在籍し、都市・地域計画および経済分析を担当していた教員が、都市計画手法の考え方とその概要を解説するとともに、都市地域空間の計画整備において近年重要となっている事柄を取り上げる。そして、これらの事柄にシステム的に対処するための考え方と方法を講義する。
授業の進め方・方法:
教科書と配布資料に基づいた講義を行う。
成績評価は、定期試験(60%)、プレゼン・集団討論(30%)、質疑応答など授業への取り組み姿勢(10%)から総合して評価し、60%以上の評価点を合格とする。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。講義では、事前に配布する資料を授業までに読み、内容を十分理解しておくこと。 小人数教育の特徴を生かして対話を重視した授業を行ない、配布プリントや参考図書にある計画手法や事例の発表を輪番制で行う。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 時代認識
都市計画はどこから来て,どこへ向かっているのか,広範な視点から講義する.
都市計画はどこから来て,どこへ向かっているのか,広範な視点から説明できる.
2週 土地利用と施設配置Ⅰ
都市の構造をつくり,都市の変容をマネジメントする方策について講義する.
都市の構造をつくり,都市の変容をマネジメントする方策について説明できる.
3週 土地利用と施設配置Ⅱ
都市の構造をつくり,都市の変容をマネジメントする方策について講義する.
都市の構造をつくり,都市の変容をマネジメントする方策について説明できる.
4週 都市交通
都市の機能と暮らしを支える都市交通について講義する.
都市の機能と暮らしを支える都市交通について説明できる.
5週 住環境
都市居住の礎を築く住環境について講義する.
都市居住の礎を築く住環境について説明できる.
6週 都市デザイン
魅力的な都市空間をつくる都市デザインについて講義する.
魅力的な都市空間をつくる都市デザインについて説明できる.
7週 都市緑地Ⅰ
都市と自然を接続する都市緑地について講義する.
都市と自然を接続する都市緑地について説明できる.
8週 都市緑地Ⅱ
都市と自然を接続する都市緑地について講義する.
都市と自然を接続する都市緑地について説明できる.
2ndQ
9週 都市緑地Ⅲ
都市と自然を接続する都市緑地について講義する.
都市と自然を接続する都市緑地について説明できる.
10週 学生による発表Ⅰ
参考文献などから発表項目を選択し,輪番制で学生が発表する.国内外の都市計画を取り上げ,目的・意義・問題点などを20分程度にまとめて発表し,学生相互に質疑応答する.
国内外の都市計画を取り上げ、目的・意義・問題点などを20分程度にまとめて発表し,議論できる.
11週 都市防災
都市災害を軽減し,安全で快適な都市を創造するための都市防災について講義する.
都市災害を軽減し,安全で快適な都市を創造するための都市防災について説明できる.
12週 広域計画
拡大・変化する都市圏の一体的な発展のための広域計画について講義する.
拡大・変化する都市圏の一体的な発展のための広域計画について説明できる.
13週 計画策定技法
都市計画を支えている計画策定技法について講義する.
都市計画を支えている計画策定技法について説明できる.
14週 職能論
都市計画マインドについて講義する.
都市計画マインドについて説明できる.
15週 学生による発表Ⅱ
参考文献などから発表項目を選択し,輪番制で学生が発表する.国内外の都市計画を取り上げ,目的・意義・問題点などを20分程度にまとめて発表し,学生相互に質疑応答する.
国内外の都市計画を取り上げ、目的・意義・問題点などを20分程度にまとめて発表し,議論できる.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力0000000
専門的能力603001000100
分野横断的能力0000000