到達目標
(1)配布資料やテキストの担当部分を具体性に富んだレジメとしてまとめ、著者の意図を分かりやすく解説、発表する(E)
(2)バリアフリーからユニバーサルデザイン及びインクルージブデザインについてのデザインプロセス基礎を理解する(A,H)
(3)バリアフリーおよびユニバーサルデザイン、インクルージブデザインにおける人間と環境との共生に関しての“気づく力”とユニバーサルマインドを養い、当事者に配慮できる(A,H)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | インクルーシブデザインについて、概念方法論を十分に説明できる。 | インクルーシブデザインについて、概念方法論を説明できる。 | インクルーシブデザインについて、概念方法論を説明できない。
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評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A)
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学習・教育目標 (E)
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学習・教育目標 (H)
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教育方法等
概要:
インクルーシブデザインとは、英国で誕生した障害者や高齢者などのユーザ層をデザインプロセスに積極的に取り込む手法で、市民活動団体やチャリティー、企業等と協同で,特別なニーズを抱えた消費者が引け目を感じることのない,市場のメインストリームを占めることができるようなデザインを次々と発信している.広義のユニバーサルデザインとは非常に近い概念である。本講義ではインクルージブデザインと周辺の類似概念を紹介したうえで、インクルーシブデザインの基礎を取得することを目標とする(15週)。
授業の進め方・方法:
講義と当時者とのディスカッション形式を中心に、随時、現地見学等を行い理解を深め井。講義に伴う関係資料は、適宜配布する。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション バリアフリーを越えて 人間-環境系において、全ての人々が利用できるアクセシブルな環境構築に向けての世界の取り組みのアーカイブを概観する。本授業の目的を概説し、ディスカッションを通じて各人の問題意識を明確化する。 |
人間-環境系における世界のアクセシブルデザインの概要が理解できる
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2週 |
人間-環境系のデザインの様相 人間環境系のデザインの様相を考察するには、どのような方法があるのかを論述する。 |
人間環境系のデザインの様相を考察する方法を説明できる。
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3週 |
WHOが提示したICIDH(社会的不利)という考え方 WHOが提示したICIDH(社会的不利)という考え方、身体機能の障害に起因して引き起こされるという認識について説明する。授業終了後、英文課題を課すので、次週までに和訳しておくこと。 |
WHOが提示したICIDH(社会的不利)について、説明できる。
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4週 |
国際生活機能分類(ICF)2001年について 従来の医療モデルによる解明・対応が主流であった“障がいのある人”と高齢者の“生活モデル”として捉えなおす必要性を述べる。さらに、様々な障害についてのべる |
国際生活機能分類(ICF)について、説明できる。
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5週 |
ユニバーサルデザインとは何か? ユニバーサルデザインの原則および具体的事例の説明を行う。 |
ユニバーサルデザインの概念および具体的事例が説明できる。
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6週 |
兵庫県立福祉のまちづくり研究所での研修 住宅及び公共空間でのバリアフリーについて、アクセシビリティを中心に、具体的事例を交えて研修を行う。 |
住宅公共空間での福祉機具、バリアフリー住宅改造、バリアフリー住宅について理解する。
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7週 |
ユーザー情報 IAUD(国際ユニバーサルデザイン協議会)のUDマトリックスを利用しながら、多様なユーザーの行動特性への理解と利用シーンの事例について学ぶ。 |
UDマトリックスを利用しながら、多様なユーザーの行動特性について説明できる。
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8週 |
観察工学による行動観察の方法 人間-環境系による直接行動観察法について説明する。 |
観察工学による行動観察の方法について、説明できる。
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4thQ |
9週 |
観察工学による行動観察 人間-環境系による行動観察について実習を行う。 |
行動観察について実習を行い、行動観察の手法について理解する。
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10週 |
感性創造価値デザインとは何か? 生活者の感性に働きかけ共感・感動を得ることで顕在化する商品・サービスの価値を高める「感性価値」について、説明を行う。 |
感性創造価値デザインについて、説明できる。
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11週 |
インクルージブデザインによるイノベーション事例 英国王立芸術大学ヘレンハムリンセンターでのインクルージブデザインによるデザインプロセスについて説明する。 |
インクルージブデザインによるデザインプロセスについて説明できる。
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12週 |
インクルーシブデザイン英文購読1 英文購読を行い、内容についてディスカッションを行う |
インクルーシブデザインについて、英文の内容が説明できる。
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13週 |
インクルーシブデザイン英文購読2 英文購読を行い、内容についてディスカッションを行う |
インクルーシブデザインについて、英文の内容が説明できる。
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14週 |
インクルーシブデザイン手法によるデザイン提案 インクルーシブデザイン手法を利用して、デザイン提案を行うためのリサーチを行う。 |
インクルーシブデザイン手法を用いて、リサーチができる。
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15週 |
インクルーシブデザイン手法によるデザイン提案 当事者の課題に対して、インクルーシブデザイン手法を利用して、デザイン提案を行う。 |
当事者の課題に対してインクルーシブデザイン手法を用いて、具体的なデザイン提案ができる。
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16週 |
期末試験
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |