到達目標
(1)都市空間を成立させる基礎的な仕組みと地形について理解ができる。
(2)景観の地域性を理解し読み取ることができる。
(3地域環境の価値と景観計画について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 都市景観の定義と専門用語を理解し調査分析を充分居に行うことができる。 | 都市景観の定義と専門用語を理解し調査分析を行うことができる。 | 都市景観の定義と専門用語を理解し調査分析を行うことができない。 |
評価項目2 | 都市景観計画に関連する計画の 考え方、都市の諸課題と景観との調和手法について充分居に理解できる。 | 都市景観計画に関連する計画の 考え方、都市の諸課題と景観との調和手法について理解できる。 | 都市景観計画に関連する計画の 考え方、都市の諸課題と景観との調和手法について理解できない。 |
評価項目3 | 都市景観計画の基礎調査を実施し十分な結果を発表できる。 | 都市景観計画の基礎調査を実施し結果を発表できる。 | 都市景観計画の基礎調査を実施し結果を発表できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、都市景観を成り立たせている景観要素に着目し、景観の創造のために必要とされる基礎的な計画理論を学習する。都市空間を読み解き、計画および設計の手法、全体を総合化する計画論を主な柱とする。この科目は景観まちづくり等の業務に従事していた教員がその経験を活かして授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
この授業では、まず講義とディスカッション、レポート課題等により景観計画に関する理解を深める。そして身近な地域を対象とした調査(文献・現地)をもとに、地域の景観的特徴を捉え、今後の景観計画について考える。定期試験は実施しない。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。本授業では授業参加度(授業内での発言や質問等)と授業後のふりかえりや課題レポートの内容・取り組み姿勢により評価する。1/3以上の欠課は評価の対象としない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 都市景観を学ぶ意義について考える |
都市景観計画とは何かを理解する
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2週 |
風景から景観へ 歴史の中で培われた風景や景観を取り巻く概念について考える |
風景や景観を取り巻く歴史的背景を理解する
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3週 |
歴史的景観の保存と形成 歴史的景観の保存と形成について考える |
歴史的要素の保存と周辺景観の形成に関する計画・設計手法を理解する
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4週 |
集落景観と生活景 生活と結びついた景観について考える |
生活景について理解する
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5週 |
作られるイメージと都市景観 消費される景観について考える |
都市のイメージについて理解する
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6週 |
災害と都市景観 復興計画と景観について考える |
復興計画と景観について理解する
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7週 |
コミュニティと都市景観1(現地見学) 地域らしい景観を守ることについて考える |
身近な地域の景観計画を理解する
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8週 |
コミュニティと都市景観2(現地見学) 地域らしい景観を守ることについて考える |
身近な地域の景観計画を理解する
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2ndQ |
9週 |
コミュニティと都市景観 景観を守る主体について考える |
地域コミュニティと景観について考える
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10週 |
景観と価値 景観計画により作られる価値について考える |
景観が価値を生み出すことを理解する
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11週 |
身近な景観計画1(現地見学) 計画により生み出される景観について考える |
身近な地域の景観計画の実態を理解する
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12週 |
身近な景観計画2(現地見学) 計画により生み出される景観について考える |
身近な地域の景観計画の実態を理解する
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13週 |
これからの都市景観を考える(1) 都市景観を計画する上での課題について考える |
現地調査を行い景観的課題を抽出し、今後の景観のあり方について自身の意見をまとめることができる
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14週 |
これからの都市景観を考える(2) 都市景観を計画する上での課題について考える |
現地調査を行い景観的課題を抽出し、今後の景観のあり方について自身の意見をまとめることができる
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15週 |
まとめ |
自身の考えを発表し、他者と議論することができる
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16週 |
期末試験実施せず
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期末試験実施せず
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート課題 | ふりかえり・ミニレポート | 授業参加度(質疑応答・発表) | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 10 | 5 | 30 |
専門的能力 | 15 | 10 | 5 | 30 |
分野横断的能力 | 20 | 10 | 10 | 40 |