到達目標
1.水文データを用いた流出解析を行う能力を修得する。
2.浸水害の発生メカニズムとその対策を多面的な視点から考察および説明できる能力を修得する。
3.水資源開発の必要性、環境影響とその対策について説明できる能力を修得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 水文データを用いた流出解析を行うことができる。 | 水文データを用いた流出解析について説明ですることができる。 | 水文データを用いた流出解析について説明ですることがきない。 |
評価項目2 | 浸水害の発生メカニズムとその対策を多面的な視点から考察および説明することができる。 | 浸水害の発生メカニズムとその対策を説明することができる。 | 浸水害の発生メカニズムとその対策を説明することができない。 |
評価項目3 | 水資源開発の必要性、環境影響とその対策について説明することができる。 | 水資源開発の必要性、環境影響を説明することができる。 | 水資源開発の必要性、環境影響を説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近年多発、激甚化する水害について、その発生メカニズムと対策について学習する。
授業の進め方・方法:
授業は講義を基本とし、グループワーク形式や実験・演習も行う。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。出身学科を問わず、出来る限り平易に授業するが、教科書があると良い。水理学、衛生工学、環境工学に関する基礎知識についても可能な限り講義内で説明する。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
水工システムガイダンス |
水工学をシステムとしてとらえ、水辺で発生している諸問題について学習する。
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2週 |
河川治水 |
河川における水害と治水の概要について学習する。
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3週 |
水循環と水文データ |
流域における水循環を理解するとともに、水文データからの超過確率を求める方法について学習する。
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4週 |
合理式を用いた流出解析 |
流域における合理式を用いた流出解析について学習する。
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5週 |
洪水浸水害の概要と実験 |
外水氾濫と内水氾濫の発生メカニズムを、模型を用いた降雨実験を通じて学習する。
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6週 |
洪水浸水害の実験と結果の整理 |
降雨と流出量、流出時間実験を通じて、流出係数など流域の特徴との関係について学習する。
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7週 |
都市における排水システム |
都市における河川を中心とした水循環の概要について学習し、内水氾濫対策について学習する。
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8週 |
流域治水 |
流域治水の概要、浸水害対策について学習する。
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2ndQ |
9週 |
洪水浸水害に関するグループワーク1 「浸水害の発生メカニズムと対策を理解するための模型の作成」 |
課題に関する資料・情報を収集し、目的を達成するためのアイデアを提案できる。
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10週 |
洪水浸水害に関するグループワーク2 |
課題の目的を達成するためのアイデアを形にすることができる。
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11週 |
洪水浸水害に関するグループワーク3 |
課題の目的を達成するためのアイデアを形にすることができる。
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12週 |
洪水浸水害に関するグループワーク4 |
課題の目的を達成するためのアイデアを形にすることができる。
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13週 |
洪水浸水害に関するグループワーク5 |
グループで提案したアイデアを用いた発表を行い、洪水浸水害について理解と考察ができる。
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14週 |
水循環と水資源 |
流域における水循環と我が国の水資源の概況、水資源開発について学習する。
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15週 |
水資源開発に伴う環境影響 |
ダムの機能と役割、環境への影響と対策について学習する。
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16週 |
期末試験 |
期末試験を実施する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 演習課題 | グループワーク | 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 50 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |