英文法Ⅰ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英文法Ⅰ
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アトラス総合英語 English Grammar Navigator in 27 Lessons (桐原書店)
担当教員 橋本 万里子

到達目標

英語運用能力の素地を養い、特に英語の2技能(読み・書き)の確かな習得を目指す。文法を単元別に学習することにより、各単元の知識を深め、将来必要とされる正確な文法分析力、英語表現力の育成と定着を図る。英語Ⅰ(3単位)と連携をとりながら、総合的な英語力を高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎的な文法事項や構文を理解し,正しく運用することができる。基礎的な文法事項や構文を理解し,おおむね運用することができる。基礎的な文法事項や構文を理解し,正しく運用することができない。
評価項目2身近な事柄について、既習の文法を用いて、正しく表現することができる。身近な事柄について、既習の文法を用いて、おおむね表現することができる。身近な事柄について、既習の文法を用いて、正しく表現することができない。
評価項目3英語表現に必要な語彙の意味を理解し、英作文で正しく用いることができる。英語表現に必要な語彙の意味を理解し、英作文でおおむね用いることができる。英語表現に必要な語彙の意味を理解し、英作文でただしく用いることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
単元別に文法事項を学習していく。学習内容における英語文法力の定着を促すために、単元ごとに小テストを行うようにする。教科書を中心に講義を進め、補助教材で各自が復習を行い、問題を解く速度を上げていけるようにする。
授業の進め方・方法:
学習単元を徹底理解するためには、予習復習は欠くことができない。新しい単元を学習する際には、必ず各自が予習を行い、文法理解の妨げにならないよう未習の単語などは調べたうえで講義に臨むこととする。
注意点:
講義中は、ノートを取り、復習に役立てるよう工夫すること。
事前学習:各章の右側のページ(奇数ページ)にあるExerciseを解答しておき、ノート提出できるようにしておく。
事後展開学習:授業中に作成した「板書用ノート」をみながら、復習し、クイズやテストに備える。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス / 序章「文の種類」 be動詞、一般動詞、助動詞の文、命令文、感嘆文
2週 第1章「時制(1)」 現在形、現在進行形、過去形、過去進行形
3週 第2章「時制(2)」 未来を表す形
4週 第3章「完了形(1)」 現在完了形、現在完了進行形、現在完了形と過去形
5週 第4章「完了形(2)」 過去完了形、過去完了進行形、未来完了形
6週 時制と完了形のまとめ、復習
7週 第5章「助動詞(1)」 能力・可能・許可 / 必要・義務・当然・忠告の表現
8週 時制、完了形、助動詞(1)総復習
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験返却 / 第6章「助動詞(2)」① 依頼・提案・勧誘の表現
11週 第6章「助動詞(2)」② 可能性・推量、助動詞+have+過去分詞
12週 第7章「助動詞(3)」 注意すべき助動詞/ 慣用表現
13週 助動詞まとめと復習 / 第8章「態(1)」① 受動態の基本形
14週 第8章「態(1)」②  助動詞、完了形、進行形の受動態
15週 助動詞,態 総復習
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 第9章「態(2)」 SVOO,SVOCの文の受動態、注意すべき受動態
2週 態のまとめ/ 第10章「不定詞(1)」 名詞的用法 / 形容詞的用法
3週 第11章「不定詞(2)」 副詞的用法 / 意味上の主語/否定
4週 第12章「不定詞(3)」 seem型 / 原型不定詞
5週 Plus 「不定詞」 不定詞を用いた様々な表現
6週 不定詞まとめと復習
7週 態、不定詞総復習
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験返却 / 第13章「動名詞(1)」① 動名詞の働き
10週 「動名詞(1)」②  動名詞と不定詞
11週 第14章「動名詞(2)」① 意味上の主語 / 否定
12週 第14章「動名詞(2)」② 動名詞の様々な形 / 慣用表現
13週 動名詞まとめと復習/ 第15章「分詞(1)」 限定用法、叙述用法
14週 第16章「分詞(2)」  分詞構文
15週 分詞まとめと復習
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験小テスト課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力0202040
専門的能力600060
分野横断的能力0000