| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | オームの法則を説明することができる.抵抗の直列接続,並列接続について理解し,合成抵抗を求めることができる.キルヒホッフの法則により複雑な回路網の計算ができる.電気によって発生する熱量を求めることができ,電力と電力量との関係を説明することができる. | オームの法則を説明することができる.直流回路の合成抵抗を求めることができる.キルヒホッフの法則により回路網の計算ができる.電気によって発生する熱量を求めることができる.電力と電力量を求めることができる. | オームの法則を説明することができない.直流回路の合成抵抗を求めることができない. |
評価項目2 | 磁界の大きさ,磁束,磁束密度などの意味を理解し,それらの関係を説明することができる.磁界中の電流に力がはたらく原理を説明することができる.磁気回路と電気回路の関係を理解し,磁気回路の計算をすることができる.電磁誘導について理解し,誘導起電力を求めることができる. | 磁界の大きさ,磁束,磁束密度などの定義を覚えている.磁界中の電流にはたらく力を求めることができる.磁気回路の計算をすることができる.誘導起電力を求めることができる. | 磁界の大きさ,磁束,磁束密度などの意味が理解できない. |
評価項目3 | 静電気,静電力について説明することができる.電界,電位,電束密度などの意味を説明することができる.平行板コンデンサについて説明することができる.コンデンサの接続について理解し,合成容量を求めることができる.コンデンサに蓄えられるエネルギを求めることができる. | 静電力を求めることができる.電界,電位,電束密度などの定義を覚えている.平行板コンデンサの静電容量を求めることができる.合成容量を求めることができる. | 静電力を求めることができない.電界,電位,電束密度などの意味が理解できない. |
評価項目4 | 交流の瞬時値,実効値などについて説明することができる.交流波をベクトルで表すことができる.交流の基本回路について説明することができ,回路の計算をすることができる.共振回路を理解し,共振周波数を求めることができる.交流の電力(有効電力,無効電力,皮相電力)の関係を理解し,説明することができる.過渡現象について理解し,電圧や電流の波形を計算することができる. | 交流の平均値,実効値などを求めることができる.交流の基本回路の計算をすることができる.共振回路の共振周波数を求めることができる.交流の電力を求めることができる.過渡期の電圧や電流の波形を計算することができる. | 交流の平均値,実効値などを求めることができない.交流の基本回路の計算をすることができない. |