情報処理

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0052 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 〔教科書〕 「明解C言語 入門編」柴田望洋 ソフトバンクパブリッシング 〔補助教材・参考書〕 配布プリント 「C言語①及び②」倉 薫著 翔泳社
担当教員 矢尾 匡永,廣 和樹

到達目標

1.PGの基本的な流れと配列(入出力,順次,分岐,繰り返し,配列,文字列)
2.ファイル処理(ファイル入出力)
3.関数とポインタ(関数定義と関数呼び出し,ポインタ,ポインタと関数)
4.構造体(定義,その他)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1データを入力し、結果を出力するプログラムを適切に作成できる。十分な時間があればデータを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できない。
評価項目2制御文を適切に作成できる。十分な時間があれば制御文を作成できる。制御文を作成できない。
評価項目3配列を使ったプログラムを適切に作成できる。十分な時間があれば配列を使ったプログラムを作成できる。配列を使ったプログラムを作成できるない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年次に学習したC言語によるプログラミングに基づいた講義・演習によって,さらに理解を深めることを目的とする.プログラミングによって得られるものは,単なる知識ではなく,条件分岐や繰返しといった処理を用いる論理的思考能力である.
授業の進め方・方法:
プログラミングに必要な文法などは講義形式により行うが,効果的な学習のために,実際にコンピュータを使ったプログラミングの演習問題を用意する.また機械工学における問題解決ツールとしての計算方法についても説明する.
注意点:
関連科目:情報処理Ⅰ,情報リテラシー,数学,物理,機構学
学習指針:プログラミングは答えが一つではなく,文法に従っていれば,多くの方法があるということを理解して学習することが大切である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明 情報処理Ⅱの概要を説明する.
2年次で習得した内容について演習を行う.
2週 基本的な流れ1 入出力,順次,分岐
3週 基本的な流れ2 繰り返し,配列
4週 文字列 文字列の基本について演習を行う.
5週 プログラム演習 プログラム演習を行う.
6週 ファイル処理 ファイル処理について説明する.
7週 中間試験 授業内容を理解し,正しく解答できる.
8週 答案返却・解答 答案を返却し,理解不十分な点を解消する.
2ndQ
9週 関数 関数について説明する.
10週 プログラム演習 プログラム演習を行う.
11週 ポインタ ポインタについて演習を行う.
12週 ポインタと関数1 ポインタと関数について演習を行う.
13週 ポインタと関数2 ポインタと関数について演習を行う.
14週 数値計算の基礎 数値計算の基礎について演習を行う.
15週 期末試験 授業内容を理解し,正しく解答できる.
16週 答案返却・解答 答案を返却し,理解不十分な点を解消する.
後期
3rdQ
1週 概要説明 情報処理Ⅱの概要を説明する.
2年次で習得した内容について演習を行う.
2週 基本的な流れ1 入出力,順次,分岐
3週 基本的な流れ2 繰り返し,配列
4週 文字列 文字列の基本について演習を行う.
5週 プログラム演習 プログラム演習を行う.
6週 ファイル処理 ファイル処理について説明する.
7週 中間試験 授業内容を理解し,正しく解答できる.
8週 答案返却・解答 答案を返却し,理解不十分な点を解消する.
4thQ
9週 関数 関数について説明する.
10週 プログラム演習 プログラム演習を行う.
11週 ポインタ ポインタについて演習を行う.
12週 ポインタと関数1 ポインタと関数について演習を行う.
13週 ポインタと関数2 ポインタと関数について演習を行う.
14週 数値計算の基礎 数値計算の基礎について演習を行う.
15週 期末試験 授業内容を理解し,正しく解答できる.
16週 答案返却・解答 答案を返却し,理解不十分な点を解消する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計許容応力、安全率、疲労破壊、応力集中の意味を説明できる。1
軸の強度、変形、危険速度を計算できる。2
キーの強度を計算できる。2
力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。4
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。4
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。4
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。4
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。4
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。4
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。4
荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。4
応力とひずみを説明できる。4
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。4
許容応力と安全率を説明できる。4
引張荷重や圧縮荷重が作用する棒の応力や変形を計算できる。4
両端固定棒や組合せ棒などの不静定問題について、応力を計算できる。4
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。4
ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。4
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。4
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。4
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。4
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。4
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。4

評価割合

試験課題プログラム合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000