英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0027 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 英語II(通年):Applause English Communication 2、同Workbook(開隆堂)、データベース 4500 完成英単語・熟語 [5th Edition](桐原書店)、英語II(W)(半期):英語構文ワーク100(数研出版)
担当教員 板倉 和裕,道本 祐子

到達目標

1.主題に関する紹介や対話などを聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。
2.説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。また、聞き手に伝わるように音読することができる。
3.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、簡潔に表現することができる。
4.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合ったり意見の交換をすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
知識・文法理解新出語句と学習した文法事項について、正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
内容把握英語で書かれた文章や英会話の情報を正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
表現・意思伝達新出語句と学習した文法事項を応用し、自身の持つ情報や考えを英語で正しく表現することができる。多少の誤りはあるが、ある程度表現できている。知識や理解が不十分で、英語による表現が困難である。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
リーディングとライティングを中心として、「読む・書く・話す・聞く」の4技能を総合的に学習する。学習した基礎的な文法、構文の力に基づいて、発話力、読解力、作文力、語彙力を身につけることを目的とする。多様化する社会に必要な異なる考え方に対する理解を促すとともに、「考える力」の育成も目指す。
授業の進め方・方法:
主に、精読を通した読解力の育成、既習語彙や既習文法事項を用いた発信力の育成を目指す。精読では、文法や構文に留意して正確な英文解釈、内容把握をする。発信力の育成のために、読んだ内容に基づく暗唱、英作文、コミュニケーション活動を行う。
なお、英語II Writing (英語II W) は、2年生の前期もしくは後期におこなわれる英作文の授業である。基礎的な英語構文に関する教科書を使い、英語で文を作成する練習を取り入れ、必要な構文を身に着け、英語作文の「見方、考え方」を理解する。
注意点:
(1)事前学習:
[Reading]
新出単語の意味・品詞・発音を確認しておく。
指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、授業までに意味を調べておく。
本文をノートに書き写しておく。
[Writing]
指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、授業までに意味を調べておく。

(2)事後学習:
[Reading]
学習した範囲の英文を繰り返し音読する。
まとめにある文法事項を理解し、作文できるようにする。
新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。
[Writing]
新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。
数Unitごとに小テストを実施します。構文の背景を理解し、1つ1つの表現を覚えるようにすること。

(3)その他:
小テストの欠席や課題の未提出に関しては、欠席理由によって公欠またはそれに準ずる扱いとする。可能なかぎり早く連絡をすること。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション① /
(W) Lesson 1 Itを含む構文
・授業の概要と進め方、成績評価の方法などについて説明する。また、前期で扱う範囲の題材と重要語句について紹介する。
・(W) Itを含む構文を理解し、表現することができる。
2週 Lesson 1 What is Attractive in Okinawa? /
(W) Lesson 2 不定詞を含む構文
・SV/SVO/SVC/SVO(if節)/SVC(分詞)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 不定詞を理解し、表現することができる。
3週 Lesson 1 What is Attractive in Okinawa? /
(W) Lesson 3 分詞を含む構文
・SV/SVO/SVC/SVO(if節)/SVC(分詞)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 分詞 を理解し、表現することができる。
4週 Lesson 2 What have the Japanese People Been Eating? /
(W) Lesson 4 動名詞を含む構文
・SVOO/SVOO(if節)/SVOO(that節)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 動名詞 を理解し、表現することができる。
5週 Lesson 2 What have the Japanese People Been Eating? /
(W) Lesson 5 関係詞を含む構文
・SVOO/SVOO(if節)/SVOO(that節)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 関係詞 を理解し、表現することができる。
6週 Lesson 3 High School Students’ Volunteer Activities /
(W) Lesson 6 否定構文
・現在完了形/現在完了進行形/過去完了形/過去完了進行形/未来進行形を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 否定を理解し、表現することができる。
7週 Lesson 3 High School Students’ Volunteer Activities /
(W) Lesson 7 助動詞
・現在完了形/現在完了進行形/過去完了形/過去完了進行形/未来進行形を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 助動詞を理解し、表現することができる。
8週 前期中間試験
・授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
2ndQ
9週 Lesson 4 Happy Time in Finland /
(W) Lesson 8 仮定法を含む構文
・不定詞/形式主語it/S + find it that節/S + think it to不定詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 仮定法を理解し、表現することができる。
10週 Lesson 4 Happy Time in Finland /
(W) Lesson 9 接続詞を含む構文
・不定詞/形式主語it/S + find it that節/S + think it to不定詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 接続詞を理解し、表現することができる。
11週 Lesson 5 The Relay of Ahmed‘s Life /
(W) Lesson 10 比較構文を含む構文
・推量を表す助動詞/助動詞+ have +過去分詞/would like to~/would rather~(than...)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 比較構文を理解し、表現することができる。
12週 Lesson 5 The Relay of Ahmed‘s Life /
(W) Lesson 11 譲歩構文を含む構文
・推量を表す助動詞/助動詞+ have +過去分詞/would like to~/would rather~(than...)を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 譲歩構文を理解し、表現することができる。
13週 Lesson 6 Artificial Intelligence /
(W) Lesson 12 無生物主語を含む構文
・SVOC/使役動詞/help +目的語+動詞の原形/知覚動詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 無生物主語を含む構文を理解し、表現することができる。
14週 Lesson 6 Artificial Intelligence /
(W) Lesson 13 間接疑問・同格
・SVOC/使役動詞/help +目的語+動詞の原形/知覚動詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
・(W) 間接疑問・同格構文 を理解し、表現することができる。
15週 前期末試験 ・授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 ・試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 イントロダクション② ・後期で扱う範囲の題材と重要語句について紹介する。
2週 Lesson 7 Bando Is My Second Hometown ・比較級+ than + any other~/~times +比較級+ than.../one of + the +最上級/完了不定詞/S + seem to + Vを理解し、それらを用いて表現することができる。
3週 Lesson 7 Bando Is My Second Hometown ・比較級+ than + any other~/~times +比較級+ than.../one of + the +最上級/完了不定詞/S + seem to + Vを理解し、それらを用いて表現することができる。
4週 Lesson 8 The Great Discovery Out of an Accident ・受動態の分詞構文/連続した出来事を表す分詞構文/完了形の分詞構文/付帯状況のwithを理解し、それらを用いて表現することができる。
5週 Lesson 8The Great Discovery Out of an Accident ・受動態の分詞構文/連続した出来事を表す分詞構文/完了形の分詞構文/付帯状況のwithを理解し、それらを用いて表現することができる。
6週 Lesson 9 Green Land Plan ・関係代名詞(制限用法・非制限用法)/関係副詞(制限用法・非制限用法)を理解し、それらを用いて表現することができる。
7週 Lesson 9 Green Land Plan ・関係代名詞(制限用法・非制限用法)/関係副詞(制限用法・非制限用法)を理解し、それらを用いて表現することができる。
8週 後期中間試験
・授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
4thQ
9週 Lesson 10 The Mystery of Colors ・仮定法過去/仮定法過去完了/ifを用いない仮定法/no matter +疑問詞/複合関係詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
10週 Lesson 10 The Mystery of Colors ・仮定法過去/仮定法過去完了/ifを用いない仮定法/no matter +疑問詞/複合関係詞を理解し、それらを用いて表現することができる。
11週 Lesson 11 Why Do People Build and Break the Wall? ・同格のthat/同格のof/否定の倒置構文/強調構文/省略/未来完了形を理解し、それらを用いて表現することができる。
12週 Lesson 11 Why Do People Build and Break the Wall? ・同格のthat/同格のof/否定の倒置構文/強調構文/省略/未来完了形を理解し、それらを用いて表現することができる。
13週 英語演習① ・既習の学習項目を用いて表現することができる。
14週 英語演習② ・既習の学習項目を用いて表現することができる。
15週 学年末試験 ・授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 ・試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

英語II R 定期試験英語II R 単語テスト英語II R 課題・提出物英語II W 試験英語II W 小テスト英語II W 課題の完成度合計
総合評価割合50101015105100
基礎的能力50101015105100