海外協働研修Ⅲ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 海外協働研修Ⅲ
科目番号 0046 科目区分 一般 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし/本校で実施している,国際交流等の報告会発表が参考となる。
担当教員 安田 智之,板倉 和裕

到達目標

・異文化に対する理解を深めるとともに,他者・他国の立場に立ってその価値観の違いを認め,自国の文化についても紹介ができる。
・英語をはじめとする,母語以外の外国語を使って,一定のコミュニケーションを図ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1異文化に対する理解を深めるとともに、他者・他国の立場に立ってその価値観の違いを認め、自国の文化についても紹介 ができる。 異文化に対する理解がある。 自国の文化について、簡単な外国語で紹介ができる。 異文化に対する理解が不十分で、他者・他国の立場に立って その価値観の違いの認識ができない。 自国の文化について、紹介でき ない。
評価項目2英語をはじめとする、母語以外の外国語を使って、一定のコミュニケーションを図ることができる。英語をはじめとする、母語以外の外国語を使って、ある程度コミュニケーションを図ることができる。 英語をはじめとする、母語以外の外国語を使ったコミュニケーションを図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
グローバル化が叫ばれている現在,海外の教育機関への語学留学,短期・長期の海外研修,国際交流プログラムに対する学生の積極的な参加を促すとともに,国際的な視野の涵養,異文化に対する意識の向上,学習への意欲を高めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
本校が実施する国際交流プログラムの他,他機関主催の海外派遣プログラムなどにおいて,研修先で用意された研修内容を体験することになる。
なお,研修先においては各自が目標を設定し,積極的な態度で臨む必要がある。
注意点:
関連科目
 これまでの英語の学習内容だけでなく,歴史や文化に関する幅広い知識が求められる。
学習指針
 研修先の参加者と積極的に交流し,工学・技術の分野だけでなく,文化について学ぶ積極的な姿勢が求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.実施時期
 夏季休業期間中もしくは学校に認められた期間
2.実施期間
 5 日間以上および合計30 時間以上
3.研修内容
 研修先のプログラムによる
(研修先の文化に触れ,日本語以外の言語による交流がなされること)
4.研修先
 学校が認めた研修先(国外)
5.スケジュール
 事前に「単位認定申請・認定書」(所定の様式)を学生課教務係で受け取る。
研修終了後,速やかに
「研修等終了報告書」(様式任意)
「プログラム・要項」等,研修内容等が記された書類
「プログラム修了証書」
を提出する。
研修報告会(10月頃予定)において研修成果を発表する。
・異文化に対する理解を深めるとともに,他者・他国の立場に立ってその価値観の違いを認め,自国の文化についても紹介ができる
・英語をはじめとする,母語以外の外国語を使って,一定のコミュニケーションを図ることができる
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

報告書報告会での発表合計
総合評価割合7525100
基礎的能力7525100