コンピュータハードウェア

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 コンピュータハードウェア
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 髙橋 明

到達目標

コンピュータの基礎をハードウェアの観点から学ぶ。ハードを構成する演算・記憶・入出力装置の動作原理を理解し、コンピュータ内部がバスラインでつながっていることを理解する。また、ソフトウェアでハードウェアの動作に変更が加えられることを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CPUとバスライン上のデバイスの役割が説明でき、最適な組合せが設計できる。CPUの内部構造とバスライン上のデバイスの役割が説明できる。CPUの内部構造やデバイスの役割が説明できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータの基礎をハードウェアの観点から学ぶ。ハードを構成する基本要素のデジタル回路に続き、コンピュータ内部の基本構造をCPUとメモリ、I/O等の周辺機器がバスラインでつながっていることを理解する。なおプログラミング言語にはC言語を使用する。
授業の進め方・方法:
座学が中心となる。なお、理解度向上のため適宜、演習問題を課す。
注意点:
関連科目:デジタル回路、プログラミング
学習指針:ハードウェアの授業であるが、ソフトウェアとの関連を意識しながら進める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンピュータの歴史 論理回路による演算
2週 デジタル回路 論理回路による加算方法
3週 CPU1 レジスタとALUを中心とした内部構造
4週 CPU2 CPUの高速化の手であるパイプライン処理
5週 主記憶装置 半導体記憶装置の概要
6週 補助記憶装置 磁気ディスク、磁気テープの動作原理
7週 中間テスト
8週 システムバス1 システムバスの構成
2ndQ
9週 システムバス2 コンピュータの起動から実行レベルの移行
10週 インターフェース USB、MIDI、Bluetooth、WiFi
11週 入力装置 キーボード、マウス、タッチパネル
12週 出力装置 モニタ、プリンタ
13週 プロブラミンツ1 アセンブラ、C言語
14週 プログラミング2 Aruduinoによる温度制御
15週 スパコン 並列計算器、ディープラーニング
16週 テスト返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000