電気工学演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気工学演習Ⅱ
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 大谷 真弘

到達目標

1.電磁気学や電気回路の問題を解くために必要となる電気数学について理解し,関連した演習問題を解くことができる.
2.電磁気学の諸理論について理解し,関連した演習問題を解くことができる.
3.電気回路の諸理論について理解し,関連した演習問題を解くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電磁気学や電気回路の問題を解くために必要となる電気数学について理解し,発展的な演習問題を解くことができる.電磁気学や電気回路の問題を解くために必要となる電気数学について理解し,基礎的な演習問題を解くことができる.電磁気学や電気回路の問題を解くために必要となる電気数学について理解することができない.
評価項目2電磁気学の諸理論について理解し,発展的な演習問題を解くことができる.電磁気学の諸理論について理解し,基礎的な演習問題を解くことができる.電磁気学の諸理論について理解することができない.
評価項目3電気回路の諸理論について理解し,発展的な演習問題を解くことができる.電気回路の諸理論について理解し,基礎的な演習問題を解くことができる.電気回路の諸理論について理解することができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (4) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2a) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2b) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第1~3学年に学んだ電気回路および電磁気学の内容について、発展的な演習問題に取り組むことによって理解を確かなものとする.
授業の進め方・方法:
主として演習問題に取り組み,定期的に試験を実施する.
注意点:
関連科目:微分積分Ⅰ,Ⅱ,電磁気学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,基礎電気回路,電気回路Ⅰ,Ⅱ,応用数学α,β
 学習指針:数学的な取り扱いが多いが,必要に応じてシミュレータなども活用し,その振る舞いを理解することも推奨する.
自己学習:
 到達目標を達成するためには,講義内容の予習・復習はもちろん,演習問題などを解いて理解を深めることも重要である.自学・自習を心掛けること.
事前学習:
 講義資料を事前に配布するので,内容を確認しておくこと.
事後学習:
 演習問題や課題を提示するので,定められた期限までに解いて提出すること.

学修単位の履修上の注意

上記の事前学習ならびに事後学習に取り組むこと.
講義項目ごとに課す演習問題や課題の取り組みを自学自習部分(演習課題等50点満点)として評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電気数学1 三角関数,指数関数,対数関数,双曲線関数および複素数について理解し,それらに関連した演習問題を解くことができる.
2週 電気数学2 行列と行列式について理解し,それらに関連した演習問題を解くことができる.
3週 電気数学3 微分法および積分法について理解し,それらに関連した演習問題を解くことができる.
4週 電気数学4 常微分方程式の解法について理解し,それに関連した演習問題を解くことができる.
5週 電気数学5 ベクトルの演算法則ならびにベクトルの微分・積分を理解し,それらに関連した演習問題を解くことができる.
6週 電気数学6 フーリエ級数ならびにフーリエ変換について理解し,それに関連した演習問題を解くことができる.
7週 電磁気学演習1 静電場に関する演習問題を解くことができる.
8週 電磁気学演習2 定常電流に関する演習問題を解くことができる.
2ndQ
9週 電磁気学演習3 電流と磁場に関する演習問題を解くことができる.
10週 電磁気学演習4 電流と磁場に関する演習問題を解くことができる.
11週 電磁気学演習5 電磁誘導と準定常電流に関する演習問題を解くことができる.
12週 電気回路演習1 直流回路に関する演習問題を解くことができる.
13週 電気回路演習2 直流回路に関する演習問題を解くことができる.
14週 電気回路演習3 交流回路に関する演習問題を解くことができる.
15週 電気回路演習4 交流回路に関する演習問題を解くことができる.
16週 学習内容の総括 学習内容を振り返り,理解度を確認する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習課題等合計
総合評価割合5050100
基礎的能力202040
専門的能力303060
分野横断的能力000