英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語Ⅴ
科目番号 0086 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 THE TOEIC LISTENING AND READING TEST CIRCUIT Updated Edition
担当教員 橋本 健一

到達目標

1.中間試験:旅行、オフィス、季節・天気、健康、休暇といったトピックに関わる英語を理解し、正確かつタイムリーに運用できる。
2.期末試験:オフィス、ショッピング、就職活動、旅行、会議といったトピックに関わる英語を理解し、正確かつタイムリーに運用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
理解力どのようなトピックでもTOEIC 600点程度を安定して取得するのに必要な速度・正確さで聴くことができる。多くのトピックでTOEIC 600点程度を取得するのに必要な速度・正確さで聴くことができる。TOEIC 600点を取得するのに必要な速度・正確さで聴くことができない。
表現力どのようなトピックでもTOEIC 600点程度を安定して取得するのに必要な速度・正確さで読むことができる。多くのトピックでTOEIC 600点程度を取得するのに必要な速度・正確さで読むことができる。TOEIC 600点を取得するのに必要な速度・正確さで読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEIC 600点取得を目標として、問題演習と反復練習を繰り返して総合的な英語力向上を目指す。正確な語彙・文法の知識獲得だけでなく、それらの効率的かつタイムリーな活用に焦点を当てて、短時間で大量の英語の処理を求められるTOEICに対応できるバランスの良い英語力を身につける。
授業の進め方・方法:
授業はTOEICの演習問題を素材として、授業外・授業中に取り組んだ問題の解答・解説を行うだけでなく、それらの素材を用いた音読練習を多く行い、TOEICで出てくる英語を自分のものとできるようにする。また、学習内容の定着を図るため定期的に小テストを実施する。
注意点:
関連科目:英文法III 
学習指針:授業は予習で指示された問題に取り組んでいることを前提に行う。また授業目標達成のため、復習でのセルフトレーニングにも積極的に取り組むことが求められる。
事前学習:指定範囲の問題に取り組み、その後英文・文章の意味把握を行い、未知の語句は可能な範囲で辞書等で調べる。
事後展開学習:授業中に指示があった、あるいは未完了となったトレーニングを各自で行う。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Unit 1 旅行①
旅行中の計画についての表現・やりとりを身につける。
2週 Unit 2 オフィス① オフィスで日常的に交わされる表現・やりとりを身につける。
3週 Unit 4 季節・天気 季節・天気についての表現・やりとりを身につける。
4週 Unit 5 健康 友人や医者と健康について話す際の表現・やりとりを身につける。
5週 Unit 6 旅行② 旅行中のさまざまな案内についての表現・やりとりを身につける。
6週 Unit 7 休暇 休暇中のイベント、及びそれに関わる手続きに関する表現・やりとりを身につける。
7週 中間試験・解答・復習・Unit 3 レストラン 授業で培った英語力を活かして、試験問題に解答する。海外でのレストランにおける特徴的な表現・やりとりを身につける。
8週 試験返却・解答・復習・いろいろな英語の発音に慣れよう① 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。TOEICでは様々な英語の発音が用いられることを知る。
2ndQ
9週 Unit 8 オフィス② オフィス・ビジネスで人について話題にする際の表現・やりとりを身につける。
10週 Unit 9 ショッピング 様々な買い物のシーンや広告についての表現・やりとりを身につける。
11週 Unit 10 就職活動 求人・就職活動・選考等についての表現・やりとりを身につける。
12週 Unit 12 旅行③ 旅行に関わる詳細な情報を把握するために必要な表現・やりとりを身につける。
13週 Unit 13 オフィス③ オフィス内での詳細な情報を把握するために必要な表現・やりとりを身につける。
14週 Unit 14 会議 会議の案内や会議中の表現・やりとりを身につける。
15週 期末試験・解答・復習・Unit 15 スポーツ 授業で培った英語力を活かして、試験問題に解答する。英語での実況中継など、スポーツを話題とする際の特徴的な表現・やりとりを身につける。
16週 試験返却・解答・復習・いろいろな英語の発音に慣れよう① 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。TOEICでは様々な英語の発音が用いられることを知る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前5,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前5,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験小テスト課題発表合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100