英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 5
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 5
教科書/教材 英語I(3単位分):Genius English Communication I Revised(大脩館書店)/ データベース3000基本英単語熟語 (桐原書店) /総合英語「Forest」(桐原書店)/ Genius English Communication Ⅰ学習ノート(大修館書店) / 英語I(2単位分):「総合英語 Forest Intensive English Grammar in 27 Lessons 7th Edition」(桐原書店)/「総合英語 Forest Intensive English Grammar Training Book / 7th Edition」(桐原書店)・「総合英語 Forest 第7版」(桐原書店)
担当教員 後藤 朗子,松井 夏津紀

到達目標

(英語I(3単位分))
1.to不定詞およびit、関係代名詞、助動詞、受動態、現在完了進行形、過去完了形、動名詞(基本的な用法)の形・意味・用法を理解して、簡単な自己表現ができる。
2.分詞、比較、原形不定詞、SVO+if節/Wh-節、受動態[助動詞+ be +過去分詞、be動詞+ being +過去分詞、have(has) + been +過去分詞]、関係副詞、助動詞+ have +過去分詞の形・意味・用法を理解して、簡単な自己表現ができる。
3.過去完了進行形、動名詞の意味上の主語、分詞[動詞+現在分詞/過去分詞、知覚動詞+O+現在分詞/過去分詞]、仮定法過去、関係代名詞の非制限用法、seem+to不定詞の形・意味・用法を理解して、簡単な自己表現ができる。
4.分詞構文、未来完了、前置詞+関係代名詞、仮定法過去完了、否定の形・意味・用法を理解して、簡単な自己表現ができる。
(英語I(2単位分))
1.文の種類,文型(第1 文型~第5 文型),時制(現在形,現在進行形,過去形,過去進行形,未来形),完了形(現在完了形, 現在完了進行形)について理解し,各文法事項に関する問題を解き,英作文を正しく書くことができる。
2.完了形(過去完了形, 過去完了進行形, 未来完了形),助動詞,態(受動態),不定詞(3用法)について理解し,各文法事項に関する問題を解き,英作文を正しく書くことができる。
3.不定詞(使役動詞,知覚動詞を使った表現),動名詞,分詞(限定用法,叙述用法,分詞構文),動名詞と分詞(使い方の区別)について理解し,各文法事項に関する問題を解き,英作文を正しく書くことができる。
4.比較(原級・比較級・最上級),関係詞(主格・目的格・所有格,that,前置詞+関係代名詞,what,継続用法,関係副詞),仮定法(直説法,仮定法過去,仮定法過去完了) について理解し,各文法事項に関する問題を解き,英作文を正しく書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(英語I(3単位分))
「読む・書く・話す・聞く」の4技能を総合的に学習し、基本的な文法、構文に対する理解力や語彙力を身につけることを目的とする。国際社会で交流する際に必要な、外国の歴史や文化や考え方に対する理解も深まるように指導したい。
(英語I(2単位分))
(英語I(3単位分))
英語運用能力の素地を養い,正確な英語の2技能(読み・書き)の習得のために,文法を単元別に学習する。各単元の英文法の知識を深めながら,将来必要とされる正確な文法分析力や,英語表現力の身につける。英語Iのなかで連携をとりながら,総合的な英語力を高める。
授業の進め方・方法:
(英語I(3単位分))
教材毎に、精読、速読、コミュニケーションに重点を置いて指導するが、特に文法力や単語力の育成に留意する。精読では、文法や構文に留意して正確な英文解釈、内容把握をさせる。速読では、英語の流れに従って、短時間に正確にポイントを把握させる。コミュニケーションでは、積極的に英語を運用させる。
(英語I(2単位分))
単元別に文法事項を学習していく。教科書を中心に講義を進め,演習問題に取り組み,補助教材で各自が復習を行い,問題を解く速度を上げていけるようにする。学習内容の定着を促すために,小テストを実施する。
注意点:
関連科目

学習指針
(英語I(3単位分))
新出単語・連語は必ず予習すること。各レッスンのまとめにあるGrammar Pointsを理解できるようにすること。毎週実施される単語テストは語彙力をつけるために必要であるので真剣に取り組むこと。
(英語I(2単位分))
学習単元を徹底理解するためには,予習・復習が重要である。新しい単元を学習する際には,必ず各自が予習を行い,文法理解を促すために単語の意味を調べたうえで講義に臨むこととする。講義中は,ノートをとり,復習に役立てるよう工夫すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、Lesson 1
A Village of One Hundred
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ガイダンス・文の種類
100人の村が抱える様々な問題点を描く。
to不定詞・Itの用法
・・・・・・・・・・・・・・
授業の進め方と説明,文の種類
2週 Lesson 1
A Village of One Hundred
・・・・・・・・・・・・・・
動詞と文型(1)
100人の村が抱える様々な問題点を描く。
to不定詞・Itの用法
・・・・・・・・・・・・・・
第1 文型,第2 文型,第3 文型
3週 Lesson 2 More Than Just a Piece of Cloth
・・・・・・・・・・・・・・
動詞と文型(2)
風呂敷から伝統文化を考える。
関係代名詞・助動詞・受動態
・・・・・・・・・・・・・・
第4 文型,第5 文型
4週 Lesson 2 More Than Just a Piece of Cloth
・・・・・・・・・・・・・・
動詞と時制(1)
風呂敷から伝統文化を考える。
関係代名詞・助動詞・受動態
・・・・・・・・・・・・・・
現在形,現在進行形,過去形,過去進行形
5週 Lesson 3 I am Malala
・・・・・・・・・・・・・・
動詞と時制(2)
命の危険にさらされながらもマララさんが訴える大切なこととは? 現在完了進行形・過去完了系・動名詞
・・・・・・・・・・・・・・
未来形
6週 Lesson 3 I am Malala
・・・・・・・・・・・・・・
完了形(1)
命の危険にさらされながらもマララさんが訴える大切なこととは? 現在完了進行形・過去完了系・動名詞
・・・・・・・・・・・・・・
現在完了形,現在完了進行形
7週 前期中間試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する。
2ndQ
9週 Lesson 4
Borneo’s Moment of Truth
・・・・・・・・・・・・・・
完了形(2)
自然豊かなボルネオが危機にさらされている。
分詞・比較
・・・・・・・・・・・・・・
過去完了形,過去完了進行形,未来完了形
10週 Lesson 4
Borneo’s Moment of Truth
・・・・・・・・・・・・・・
助動詞(1)(2)
自然豊かなボルネオが危機にさらされている。
分詞・比較
・・・・・・・・・・・・・・
能力・許可・義務・必要・可能性・推量を表す助動詞
11週 Lesson 5
Alex’s Lemonade Stand
・・・・・・・・・・・・・・
助動詞(3)
「レモネードを売ったお金をお医者さんに寄付する」4歳の少女がアメリカを動かした。原形不定詞・SVO節・wh-節
・・・・・・・・・・・・・・
need/ used to, 助動詞+have+過去分詞
12週 Lesson 5
Alex’s Lemonade Stand
・・・・・・・・・・・・・・
態(1)
「レモネードを売ったお金をお医者さんに寄付する」4歳の少女がアメリカを動かした。原形不定詞・SVO節・wh-節
・・・・・・・・・・・・・・
受動態の基本形, SVOO の受動態
13週 Lesson 6
Will Power and Sleep
・・・・・・・・・・・・・・
態(2)
睡眠は意志力を高める重要な鍵だった。
受動態・関係副詞・助動詞
・・・・・・・・・・・・・・
SVOC の受動態,注意すべき受動態
14週 Lesson 6
Will Power and Sleep
・・・・・・・・・・・・・・
不定詞(1)(2)
睡眠は意志力を高める重要な鍵だった。
受動態・関係副詞・助動詞
・・・・・・・・・・・・・・
3 用法,SVO+to 不定詞,不定詞意味上の主語
15週 前期末試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 Lesson 7
Mother of Women’s Judo
・・・・・・・・・・・・・・
不定詞(3)
女子柔道界を切り拓いたアメリカ人女性。
過去完了進行形・知覚動詞+O+現在分詞(過去分詞)
・・・・・・・・・・・・・・
使役動詞・知覚動詞を使った表現
2週 Lesson 7
Mother of Women’s Judo
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞(1)
女子柔道界を切り拓いたアメリカ人女性。
過去完了進行形・知覚動詞+O+現在分詞(過去分詞)
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞の働き
3週 Lesson 7
Mother of Women’s Judo
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞(2)
女子柔道界を切り拓いたアメリカ人女性。
過去完了進行形・知覚動詞+O+現在分詞(過去分詞)
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞と不定詞
4週 Lesson 8
Water Crisis
・・・・・・・・・・・・・・
分詞(1)
生活に欠かせない「水」。日本は水の輸入国だった。
仮定法過去・関係代名詞の非制限用法・seem+to不定詞
・・・・・・・・・・・・・・
分詞の限定用法,叙述用法
5週 Lesson 8
Water Crisis
・・・・・・・・・・・・・・
分詞(2)
生活に欠かせない「水」。日本は水の輸入国だった。
仮定法過去・関係代名詞の非制限用法・seem+to不定詞
・・・・・・・・・・・・・・
分詞構文
6週 Lesson 8
Water Crisis
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞と分詞
生活に欠かせない「水」。日本は水の輸入国だった。
仮定法過去・関係代名詞の非制限用法・seem+to不定詞
・・・・・・・・・・・・・・
動名詞と分詞の使い方の区別
7週 後期中間試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する。
4thQ
9週 Lesson 9
Coffee and Fair Trade
・・・・・・・・・・・・・・
比較(1)
コーヒーから適正な労働環境を考える。
分詞構文・未来完了
・・・・・・・・・・・・・・
原級・比較級・最上級
10週 Lesson 9
Coffee and Fair Trade
・・・・・・・・・・・・・・
比較(2)
コーヒーから適正な労働環境を考える。
分詞構文・未来完了
・・・・・・・・・・・・・・
最上級を使った比較
11週 Lesson 9
Coffee and Fair Trade
・・・・・・・・・・・・・・
関係詞(1)
コーヒーから適正な労働環境を考える。
分詞構文・未来完了
・・・・・・・・・・・・・・
主格・目的格・所有格
12週 Lesson 10
Life in a Jar
・・・・・・・・・・・・・・
関係詞(2)
第二次大戦下のポーランドで2500人のユダヤ人を救った女性がいた。 前置詞+関係代名詞・仮定法過去完了・否定
・・・・・・・・・・・・・・
that,前置詞+関係代名詞,what
13週 Lesson 10
Life in a Jar
・・・・・・・・・・・・・・
関係詞(3)
第二次大戦下のポーランドで2500人のユダヤ人を救った女性がいた。 前置詞+関係代名詞・仮定法過去完了・否定
・・・・・・・・・・・・・・
継続用法,関係副詞
14週 Lesson 10
Life in a Jar
・・・・・・・・・・・・・・
仮定法(1)
第二次大戦下のポーランドで2500人のユダヤ人を救った女性がいた。 前置詞+関係代名詞・仮定法過去完了・否定
・・・・・・・・・・・・・・
直説法,仮定法過去,仮定法過去完了
15週 学年末試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 ・・・・・・・・・・・・・・
試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験小テスト提出課題完成度合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100