英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 英語Ⅰ ①Revised POLESTAR English Communication I(数研出版) ②改訂版 POLESTAR English Communication Ⅰ ワークブック Advanced(数研出版;ISBN:978-4-410-37116-5) ③フェイバリット英単語・熟語〈テーマ別〉コーパス45004th Edition(東京書籍;ISBN:978-4-487-37782-4) ④ATLAS English Grammar and Expressions アトラス総合英語(桐原書店;ISBN:978-4-342-01050-7) 英語Ⅰ(W) ⑤Revised POLESTAR English Expression I(数研出版)
担当教員 後藤 朗子,C.E. グレイディ

到達目標

英語Ⅰ
・新しい語彙が理解できるようになる
・新たな文法事項が理解できるようになる
・与えられた英文を読み、その要点が大まかに理解できるようになる
・与えられた英文を読み、具体的な内容が理解できるようになる
上記について、より具体的には、以下の内容ができるようになることを到達目標とします
・新出語彙表現の習得と使用
・新規文法事項の理解・習得と運用
・文章の要点に対する大まかな理解
・文章の細部に対する理解

英語Ⅰ(W)
・文法事項の知識が理解・習得できるようになる
・文法事項に関連する実践的な表現を理解・習得し、運用できるようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英語についての知識や理解誤りがなく、正確に理解できている多少の誤りはあるが、おおむね理解できている誤りが多く、理解できていない
英文解釈(内容理解)正確に読み取ることができる多少の誤りはあるが、おおむね理解できている誤りが多く、理解できていない
英語表現力誤りがなく、意見を正確に表現できている多少の誤りはあるが、おおむね表現できている誤りが多く、表現できていない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語Ⅰ
高等学校検定教科書を中心に、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合的に高め、実用英語検定準2級が取得できるほどの英語運用能力の習得を目指します。

英語Ⅰ(W)
「読む・聞く・書く・話す」の4技能のうち、「書く」に焦点化し、基本的な文法は言うに及ばず、和文英訳の方法論を学習します。最終的に、簡単な日本文が英語に訳せられるようになることを目指します。
授業の進め方・方法:
英語Ⅰ
授業では、毎時、単語テストを実施した上で、精読を通じた語彙及び文法指導を行うとともに、文章全体の内容を確認する演習を行います。内容確認では適宜英語を使用し、英語で「聞く・話す」能力を実践的に養成していきます。

英語Ⅰ(W)
ライティングに特化したテキストを用いて授業を進めます。身近な話題から社会問題まで様々なトピックを扱い、そのトピックに即した表現を指導します。また、レッスン毎に与えられた文法事項に関連した文法表現や和文英訳の方法論を教授していきます。

注意点:
英語Ⅰ・英語Ⅰ(W)共通
・関連科目:英文法Ⅰ、現代文、歴史(2年次配当)
・語学学習には、恒常的な予復習が不可欠です。したがって、予習をしていない、必要な教材を持ってきていないなど、学習者として相応しくない行動は処分の対象となりえます。
・定期試験や小テストにおけるカンニング等の不正行為など、学生としてあるまじき行為が発覚または認められた場合、本授業の単位取得資格を喪失しますので注意してください。
・初回授業時に総合評点の算出方法を説明するので、初回授業は必ず出席してください。
・特段の事情により本授業の受講に特別な配慮が必要な場合は、早期に授業担当教員に申し出てください。

事前学習
英語Ⅰ
・単語を覚える
・英文の内容を自分なりに理解する
・英文でポイントとなる文法事項について、文法書を読んでおく

英語Ⅰ(W)
・指定された課題を行い、自分なりの解答を用意する

事後展開学習
英語Ⅰ
・覚えきれていない単語を覚えなおす
・授業で習った読み方に基づいて、英文を読みなおし、内容を理解しなおす
・授業で習った文法事項について、理解が不十分な内容を文法書で再確認する

英語Ⅰ(W)
・間違えた問題を解きなおし、自分の弱点を克服する

学修単位の履修上の注意

本授業は学修単位科目に該当しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業の方針、内容、成績評価等が理解できる
2週 英語Ⅰ:Lesson 1(1)
英語Ⅰ(W):Lesson 1-3
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
3週 英語Ⅰ:Lesson 1(2)
英語Ⅰ(W):Lesson 4, Review 1
英語Ⅰ:文法事項が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
4週 英語Ⅰ:Lesson 1(3)
英語Ⅰ(W):Lesson 5-7
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
5週 英語Ⅰ:Lesson 1(4)
英語Ⅰ(W):Lesson 8, Review 2
英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
6週 英語Ⅰ:Lesson 3(1)
英語Ⅰ(W):Lesson 9-10
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
7週 英語Ⅰ:Lesson 3(2)
英語Ⅰ(W):Lesson 11-12
英語Ⅰ:文法事項が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
8週 英語Ⅰ:Lesson 3(3)
英語Ⅰ(W):Lesson 13-14
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
2ndQ
9週 英語Ⅰ:Lesson 3(4)
英語Ⅰ(W):Lesson 15
英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
10週 英語Ⅰ:Lesson 4(1)
英語Ⅰ(W):Lesson 16-17
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
11週 英語Ⅰ:Lesson 4(2)
英語Ⅰ(W):Lesson Review 4
英語Ⅰ:文法事項が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
12週 英語Ⅰ:Lesson 4(3)
英語Ⅰ(W):Lesson 18-19
英語Ⅰ:内容が理解できる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
13週 英語Ⅰ:Lesson 4(4)
英語Ⅰ(W):Lesson 20
英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
英語Ⅰ(W):トピックにまつわる表現が使用できる。対象の文法事項が理解できる。
14週 授業のまとめ 前期で学習した内容が全て理解できている
15週 前期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する
後期
3rdQ
1週 英語Ⅰ:Lesson 5(1) 英語Ⅰ:内容が理解できる
2週 英語Ⅰ:Lesson 5(2) 英語Ⅰ:文法事項が理解できる
3週 英語Ⅰ:Lesson 5(3) 英語Ⅰ:内容が理解できる
4週 英語Ⅰ:Lesson 5(4) 英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
5週 英語Ⅰ:Lesson 6(1) 英語Ⅰ:内容が理解できる
6週 英語Ⅰ:Lesson 6(2) 英語Ⅰ:文法事項が理解できる
7週 英語Ⅰ:Lesson 6(3) 英語Ⅰ:内容が理解できる
8週 英語Ⅰ:Lesson 6(4) 英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
4thQ
9週 英語Ⅰ:Lesson 8(1) 英語Ⅰ:内容が理解できる
10週 英語Ⅰ:Lesson 8(2) 英語Ⅰ:文法事項が理解できる
11週 英語Ⅰ:Lesson 8(3) 英語Ⅰ:内容が理解できる
12週 英語Ⅰ:Lesson 8(4) 英語Ⅰ:ワークブックによる演習を通して、理解できているか、確認することができる
13週 授業のまとめ(1) 後期で学習した内容が全て理解できている
14週 授業のまとめ(2) 1年度間で学習した内容が全て理解できている
15週 学年末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験小テスト提出物合計
総合評価割合701020100
英語Ⅰ50101070
英語Ⅰ(W)2001030