歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0017 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『もういちど読む山川日本史』山川出版社/『山川ビジュアル版 日本史図録』山川出版社、配布プリント
担当教員 武田 章

到達目標

・日本の歴史についての基本的な知識を持つこと
・日本の歴史にまつわる諸問題について、グループやクラスでの意見交換や議論ができること
・課題レポートをはじめとする提出物について、遺漏なく提出すること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
歴史Ⅰでは「日本と日本人はこれまでどのような道のりをたどってきたのか、これからどのような道を歩んでいくべきなのか」について考えていくことなります。
現代の諸問題には、大なり小なり歴史的背景があり、他の様々な問題とも複雑にからみあっています。また、日本だけからの視点では理解できなかったり、問題解決につながらないことがらも少なくありません。だから「アジア(史)や世界(史)の中の日本と日本人」という視点からの学習も重視します。
授業の進め方・方法:
歴史Ⅰは小学校中学校での歴史学習を基礎にしながら、「民族とは何か」「国家とは何か」「宗教とは何か」などについて直接間接に考えつつ「社会構造の変化」に迫ります。
「教師による講義」の時間ももちろんありますが、できるだけ意見表明・意見交換・議論をはじめとして、能動的に取り組める時間を取り入れていきたいと考えています。
注意点:
関連科目 地理・歴史Ⅱ・政治経済など社会科の学習すべてに関連します。
学習指針 単に「膨大な歴史知識を無意味に頭に詰め込むこと」ではなく「獲得した知識を有意義に使う術すべ」を学び取るとともに「将来社会人になったときに必要な歴史的素養」を身につけることも目指します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本の前近代史(1) オリエンテーション
2週 日本の前近代史(2) 日本のあけぼのについて理解・考察できる
3週 日本の前近代史(3) 古代国家の形成と展開について理解・考察できる(1)
4週 日本の前近代史(4) 古代国家の形成と展開について理解・考察できる(2)
5週 日本の前近代史(5) 古代国家の形成と展開について理解・考察できる(3)
6週 日本の前近代史(6) 中世社会の成立と展開について理解・考察できる(1)
7週 日本の前近代史(7) 中世社会の成立と展開について理解・考察できる(2)
8週 日本の前近代史(8) 中世社会の成立と展開について理解・考察できる(3)
2ndQ
9週 日本の前近代史(9) 近世社会の成立と展開について理解・考察できる(1)
10週 日本の前近代史(10) 近世社会の成立と展開について理解・考察できる(2)
11週 日本の前近代史(11) 近世社会の成立と展開について理解・考察できる(3)
12週 日本の前近代史(12) 近世社会の成立と展開について理解・考察できる(4)
13週 前近代史を振り返る(1) 前近代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
14週 前近代史を振り返る(2) 前近代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
15週 前近代史を振り返る(3) 前近代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消できる
後期
3rdQ
1週 日本の近現代史(1) 近代国家の成立について理解・考察できる(1)
2週 日本の近現代史(2) 近代国家の成立について理解・考察できる(2)
3週 日本の近現代史(3) 大陸政策の展開と資本主義について理解・考察できる(1)
4週 日本の近現代史(4) 大陸政策の展開と資本主義について理解・考察できる(2)
5週 日本の近現代史(5) 第一次世界大戦と日本について理解・考察できる(1)
6週 日本の近現代史(6) 第一次世界大戦と日本について理解・考察できる(2)
7週 日本の近現代史(7) 軍部の台頭と第二次世界大戦について理解・考察できる(1)
8週 日本の近現代史(8) 軍部の台頭と第二次世界大戦について理解・考察できる(2)
4thQ
9週 日本の近現代史(9) 軍部の台頭と第二次世界大戦について理解・考察できる(3)
10週 日本の近現代史(10) 占領下の日本について理解・考察できる
11週 日本の近現代史(11) 冷戦の開始と独立の回復について理解・考察できる
12週 日本の近現代史(12) 安保闘争と高度経済成長について理解・考察できる
13週 近現代史を振り返る(1) 近現代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
14週 近現代史を振り返る(2) 近現代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
15週 近現代史を振り返る(3) 近現代史の諸問題について、議論や考察を通じて理解や認識を深める
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験授業への取り組み(提出物の完成度、グループ学習等での発言回数や内容)課題レポート合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100