機械工学実習

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械工学実習
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 指導書配布
担当教員 山口 和也

到達目標

工作機械の操作法や工具の使用法を理解し,与えられた加工課題を所定の時間内に実践できること.実習した内容を報告書としてまとめられること.指示されたことを忠実に実践できること.以上を全てクリアした場合に単位認定する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工作機械等を使用して,対象を目的の形状・寸法の作品に実際に仕上げる『実習』である.はじめに,使用する工作機械の他,知っておくべき工作機械を概説し,安全に加工作業するための注意点を説明する.その後,グループに分かれて実際に6つのテーマの加工実習を行う.
授業の進め方・方法:
以下の5つのテーマを設け,各テーマをグループごとに2週でローテーションして実習を行う.安全に作業を行うために,定められた服装(上下作業服,帽子,ヘルメット,マスク,安全靴等)で授業に臨むこと.実習後,実習報告書を作成し,期限内に提出すること.

(1)旋盤による段付き丸棒切削実習

(2)フライス盤による段付きブロックの加工実習

(3)各種ボール盤による穴あけ加工およびタップ・ダイスによるネジ切り実習

(4)アーク溶接による角形ペン立て制作実習

(5)砂型造型とアルミ合金鋳込み作業実習
注意点:
・関連科目
 3年次以降に授業,卒業研究等で機械加工を行うため,この授業でそれらの基礎となることを学び,学習したことを活かすこと.
・学習指針
 1年次の基礎工学実験の一部と2年次の材料・加工学の学習と関連があるため,よく復習しておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 機械加工実習を行う目的,重要性ならびに安全作業の心得を解説する.
2週 実習工場見学 実習工場を見学し,工作機械の配置,注意事項等を確認する.
3週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
4週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
5週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
6週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
7週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
8週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
4thQ
9週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
10週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
11週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
12週 実習 第3週~第12週において,5テーマの実習をグループ単位で実施する.各テーマとも2週で終了し,ローテーションする.
13週 機械加工実習の予備 消化できなかった実習の補講を行う.
14週 機械加工実習の予備 消化できなかった実習の補講を行う.
15週 実習のまとめ 機械加工実習の総括を行う.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000040040
専門的能力000030030
分野横断的能力000030030