| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 金属材料の基本的な物理的性質,特に,密度,導電率,熱伝導率,磁性,熱膨張などに関する,各種材料の特徴や程度の差が説明できる。また,さびの発生メカニズム,防食など,化学的性質に関しても説明できる。 | 金属材料の基本的な物理的性質,特に,密度,導電率,熱伝導率,磁性,熱膨張などに関する,各種材料の特徴や程度の差が説明できるが,さびの発生メカニズム,防食など,化学的性質に関しては説明できない。 | 属材料の基本的な物理的性質,特に,密度,導電率,熱伝導率,磁性,熱膨張などに関する,各種材料の特徴や程度の差が説明できない。 |
評価項目2 | 構造物や機械部品などに使用される金属材料の各種機械的性質(応力とひずみ,縦弾性係数,引張強さ,硬さなど)を説明できる。 | 構造物や機械部品などに使用される金属材料の各種機械的性質のうち,応力とひずみ,縦弾性係数,引張強さ,硬さなどの違いは説明できる。 | 構造物や機械部品などに使用される金属材料の各種機械的性質のうち,応力とひずみ,縦弾性係数,引張強さ,硬さなどの違いを説明できない。 |
評価項目3 | 鉄鋼材料や非鉄金属材料の熱処理(焼入れ,焼戻し,焼なまし,焼ならし)の基本的な処理方法と熱処理による性質の変化について,アルミニウムとその合金,銅とその合金についても説明できる。 | 鉄鋼材料の熱処理(焼入れ,焼戻し,焼なまし,焼ならし)の基本的な処理方法と熱処理による性質の変化については説明できるが,アルミニウムとその合金,銅とその合金については十分な説明ができない。 | 鉄鋼材料の熱処理(焼入れ,焼戻し,焼なまし,焼ならし)の基本的な処理方法と熱処理による性質の変化についてすら十分な説明ができない。 |
評価項目4 | 金属材料の塑性加工法,鋳造,表面処理の方法の概略を説明できる。 | 金属材料の塑性加工法,鋳造,表面処理の方法のうち,一部説明できない加工法がある。 | 金属材料の塑性加工法,鋳造,表面処理の方法のほとんどを説明できない。 |
評価項目5 | 金属材料の接合方法(溶接,ロウ接,圧接など)の基本的な概略を説明できる。 | 金属材料の接合方法のうち,溶接とロウ接の基本的な概略を説明できる。 | 金属材料の接合方法のうち,溶接とロウ接の根本的な違いを説明できない。 |