到達目標
1.「民主政治と選挙制度」について基礎的事項を理解し、有権者として適切に行動できる。
2.「日本国憲法」について基礎的事項を理解している。
3.経済のしくみについて基礎的事項を理解している。
4.奈良県の産業と経済についてその現状と課題を認識し、その解決について考察できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 「民主政治と選挙制度」について基礎的事項を理解した上で、有権者としてルールを順守し、適切に行動できる。 | 「民主政治と選挙制度」について基礎的事項を理解している。 | 「民主政治と選挙制度」について基礎的事項を理解していない。
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評価項目2 | 「日本国憲法」について基礎的事柄を理解し、望ましい社会の在り方について展望できる。 | 「日本国憲法」について基礎的事柄を理解している。 | 「日本国憲法」について基礎的事柄を理解していない。 |
評価項目3 | 経済のしくみについて基礎的事項を理解した上で、日本経済の現状と課題を整理することができる。 | 経済のしくみについて基礎的事項を理解している。 | 経済のしくみについて基礎的事項を理解していない。 |
評価項目4 | 奈良県の産業と経済についてその現状と課題を認識した上で、その解決策を考察し、他者に説明できる。 | 奈良県の産業と経済についてその現状と課題を認識し、その解決について考察できる。 | 奈良県の産業と経済についてその現状と課題を認識していない。
7.科学や工学と社会のむすびつきについて基礎的事項を理解している。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
説明
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教育方法等
概要:
グローバル化の進展や技術革新等により、社会構造や雇用環境は急速に変化し、予測が困難な時代となっている。その中で、様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、自分を社会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、多様な人生観、世界観ないし価値観をもつ他者と共に生き、課題を解決していくための力が必要となる。本講義では、自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを学習する。特に、選挙権年齢が18才以上に引き下げられることを踏まえて有権者として身に付けるべき知識・考え方を習得する。また、今年度はCOC+における地域理解教育の一環として奈良県の産業や企業を調べ、地域へ理解を深めるとともに地域課題の解決について考えていく。
授業の進め方・方法:
教科書・穴埋めプリントを用いた講義を中心にすすめる。適宜、視聴覚教材の利用やグループ活動を行う。前半は経済のしくみと地域経済ついて、後半は民主主義と選挙の仕組みについて学ぶ。
注意点:
関連科目:地理、歴史、公共、地域学、人間環境学、現代社会と法、技術者倫理(専)、地域と世界の文化論(専)、社会と文化(専)
学習指針:授業をよく聞くこと。授業とは関係のない私語や携帯の利用は慎むこと。
自己学習:到達目標を達成するためには、授業以外でも教科書を読むなど、授業内容についての理解を深める必要がある。特に、授業後の復習を欠かさないようにすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
奈良県経済の現状と課題 |
奈良県経済の現状と課題を理解し、説明できる。
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2週 |
地域の課題を分析する |
地域の課題を分析する手法(SWOT分析)を理解し、活用できる。
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3週 |
地域の課題を解決する(1) |
地域の課題を解決する、あるいは価値をより高めるための方策についてグループでアイデアを生み出すことが出来る。
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4週 |
地域の課題を解決する(2) |
事業計画書の作成方法を理解し、実際に作成できる。
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5週 |
グループ発表の準備(1) |
POWERPOINTの操作を習得している。プレゼンテーションの目的と必要な事項を理解し、説明できる。
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6週 |
グループ発表の準備(2) |
グループワークで生み出されたアイデアを整理し、効果的に聞き手に伝えるためのプレゼンテーションを作成できる。
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7週 |
グループ発表 |
グループ発表を通じてプレゼンテーションの成果と課題を把握できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
民主主義の基本原理 |
民主主義の基本原理について基礎知識を理解し、説明できる。
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10週 |
日本国憲法の基本原理 |
日本国憲法の基本原理について基礎知識を理解し、説明できる。
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11週 |
基本的人権の保障 |
基本的人権の保障について基礎知識を理解し、説明できる。
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12週 |
日本の政治制度 |
日本の政治制度について基礎知識を理解し、説明できる。
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13週 |
日本の政党政治 |
日本の政党政治について基礎知識を理解し、説明できる。
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14週 |
日本の選挙制度 |
日本の選挙制度について基礎知識を理解し、説明できる。
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15週 |
学期末試験 |
授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
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16週 |
試験返却と解答 |
試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
評価割合
| 試験(後期末) | 提出物 | グループ学習(後期中間の成績はグループ演習の発表や取り組みを総合的に評価する。) | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 30 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 30 | 30 | 100 |