概要:
グローバル化・情報化など、私たちの生活が便利になる一方で社会構造や雇用環境も大きく変化してきている。その中で、自己を社会の中でどのように位置付け、どう生きていくのかを見つめ直す必要がある。本講義では、現代社会に関する倫理・政治・経済・国際関係などの基本的事項を確認していく。また、現代の諸課題について、技術者・研究者がどのように携わっていくべきかを考察することを目指す。なお、後期は政治と経済を中心に授業を実施する。
授業の進め方・方法:
政治・経済の学習で重要になるのは、現代の出来事と結びつけて考察できる能力である。政治・経済・法律・国際関係などの基礎を学ぶとともに、ニュースなどで世界各地の情報に触れることで現代社会の成り立ちを考察する。そのため、必要に応じてプリントを配布する。また、思考力を高めるために、グループワークや視聴覚教材を活用する。
注意点:
関連科目
地理・歴史・公共・現代社会と法・人間環境学・地域学
学習指針
現代社会を理解するためには講義だけでなく、ニュースなどを通じて世界情勢にも目を向ける必要がある。
自己学習
到達目標を達成するためには、授業以外にも教科書を読むなど、授業内容について理解を深める必要がある。特に、授業後の復習を欠かさないようにすること。以下の点に注意すること
・事前学習:あらかじめ講義内容に該当する部分の教科書を読み、用語などの分からないものは調べておく。
・事後発展学習:配布プリントと教科書をもとに、授業後の復習を欠かさないようにすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・経済① スタートアップ教育1 |
外部講師による特別講義を受け、起業家に求められるものを考察することができる。
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2週 |
経済② スタートアップ教育2 |
外部講師による特別講義を受け、起業家に求められるものを考察することができる。
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3週 |
経済③ スタートアップ教育3 |
外部講師による特別講義を受け、起業家に求められるものを考察することができる。
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4週 |
経済④ スタートアップ教育4 |
外部講師による特別講義を受け、起業家に求められるものを考察することができる。
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5週 |
政治① 国民主権と民主政治の発展1 |
民主政治の発展過程を理解し、現代の課題について考察できる。
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6週 |
政治② 国民主権と民主政治の発展2 |
社会契約説と法の精神について理解できる。
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7週 |
政治③ 各国の政治体制 |
各国の政治体制を理解し、特徴について考察できる。
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8週 |
世界の諸問題 人工知能の活用と社会 |
人工知能の研究・利用が進むなかで、どのような問題が起こっているのかを考察できる。
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4thQ |
9週 |
政治④ 日本国憲法 |
日本国憲法の成立過程を理解し、三大原則について説明できる。
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10週 |
政治⑤ 安全保障政策 |
日本国憲法の基本原理を理解し、日本の安全保障政策について考察できる。
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11週 |
政治⑥ 基本的人権の保障 |
基本的人権について理解し、冤罪がなぜ起こるのかを考察できる。
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12週 |
政治⑦ 政治機構と国民生活 |
国会と内閣の構成について理解できる。
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13週 |
政治⑧ 人権保障と裁判所 |
司法権の独立について理解し、裁判員裁判が行われる背景と課題について考察できる。
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14週 |
政治⑨ 選挙と政党 |
選挙と政治のあり方を理解し、日本の政党政治が抱える問題を考察できる。
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15週 |
学年末試験 |
これまでの授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
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16週 |
試験返却・解答 |
試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |