独語Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 独語Ⅱ
科目番号 0049 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「やさしい! ドイツ語の学習辞典」同学社 根本 道也 編著 (昨年度使用のもの)また適宜,聞き取りや文法練習のため,あるいは語彙力を増やし,読解力・表現力を向上するための練習用プリントを配布する。/「標準ドイツ語」郁文堂
担当教員 上村 昂史

到達目標

1. 再帰動詞,現在分詞,過去分詞,受動態を理解し,実際に運用できる。
2. 接続法,名詞,冠詞,冠詞類,代名詞を理解し,実際に運用できる。
3. 初級文法・基礎的な語彙の定着。簡単な文章を読むことができる。
4. 会話表現・熟語表現を学び,表現力を養成する。
  辞書があれば,少し複雑な文章を読むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1再帰動詞,現在分詞,過去分詞,受動態を理解し,実際に運用できる。再帰動詞,現在分詞,過去分詞,受動態を理解できる。再帰動詞,現在分詞,過去分詞,受動態が理解できない。
評価項目2接続法,名詞,冠詞,冠詞類,代名詞を理解し,実際に運用できる。接続法,名詞,冠詞,冠詞類,代名詞を理解できる。接続法,名詞,冠詞,冠詞類,代名詞が理解できない。
評価項目3初級文法・基礎的な語彙の定着。簡単な文章を読むことができる。初級文法・基礎的な語彙が定着している。初級文法・基礎的な語彙が定着していない。
評価項目4会話表現・熟語表現を理解し,辞書があれば,少し複雑な文章を読むことができる。会話表現・熟語表現を理解できる。会話表現・熟語表現が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (1) 説明 閉じる
JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
4年次「独語Ⅰ」で学んだ文法事項に引き続き,基本的なドイツ語の文法事項を学習する。
次いで,簡単なドイツ語の文章を読み進める中で文法知識の確認をはかるとともに,語彙を増やしていく。
授業の進め方・方法:
授業中の理解を助けるためにプリントによる演習をおこない,これを提出・返却して理解度や達成度についてアドヴァイスをする。授業中は発問を多くするので,積極的に質問や発言ができるよう準備しておくこと。
また,『外国語を学ぶことはすなわち外国文化を学ぶことである。』との観点で授業にのぞんでいただきたい。
注意点:
関連科目
とくに同じゲルマン系の言語である英語とは語彙(単語)や文法上共通する点が多い。
したがって適宜,英語にも触れながら講義を進めていきたい。
学習指針
コツコツとひとつひとつの単語を覚えることから始め,あわせて必要最小限の文法規則を理解していく。
自己学習
到達目標を達成するためには,授業以外にもプリントの例題や演習を自分でやってみることが必要である。関連する図書も参考にして自学・自習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入,4 年次の復習 4 年次で学習した内容を活用できる。
2週 4 年次の復習 4 年次で学習した内容を活用できる。
3週 再帰動詞 再帰動詞を理解し,正しい文を作ることができる。
4週 現在分詞 現在分詞を理解し,正しい文を作ることができる。
5週 過去分詞 過去分詞を理解し,正しい文を作ることができる。
6週 受動態(1) werden による受動態を理解し,正しい文を作ることができる。
7週 受動態(2) sein による受動態を理解し,正しい文を作ることができる。
8週 受動態(3) 受動態以外の受動表現を理解し,正しい文を作ることができる。
2ndQ
9週 接続法(1) 接続法の概要を理解し,正しい文を作ることができる。
10週 接続法(2) 接続法第1 式,第2 式を理解し,正しい文を作ることができる。
11週 名詞の練習 名詞の変化を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
12週 冠詞の練習 冠詞の変化をを再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
13週 冠詞類の練習 冠詞類の変化を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
14週 代名詞の練習 代名詞の変化を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
15週 前期末試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答できる。
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 動詞の練習 動詞の変化を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
2週 格の練習 格変化を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
3週 接続詞の練習 接続詞を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
4週 疑問詞の練習 疑問詞を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
5週 前置詞の練習 前置詞を再確認し,やさしい文章の意味が理解できる。
6週 語彙の練習(1) 語彙を増やし,やさしい文章を辞書なしで読むことができる。
7週 語彙の練習(2) 語彙を増やし,やさしい文章を辞書なしで読むことができる。
8週 語彙の練習(3) 語彙を増やし,やさしい文章を辞書なしで読むことができる。
4thQ
9週 語彙の練習(4) 語彙を増やし,やさしい文章を辞書なしで読むことができる。
10週 日常会話の表現(1) 簡単な日常会話表現を理解することができる。
11週 日常会話の表現(2) 簡単な日常会話表現を理解することができる。
12週 日常会話の表現(3) 簡単な日常会話表現を理解することができる。
13週 熟語表現(1) 動詞による熟語表現を理解し,正しい文を作ることができる。
14週 熟語表現(2) 前置詞による熟語表現を理解し,正しい文を作ることができる。
15週 熟語表現(3) 副詞による熟語表現を理解し,正しい文を作ることができる。
16週 学年末試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物および授業での発言回数合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100