電子制御工学実験Ⅲ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 電子制御工学実験Ⅲ
科目番号 0062 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電子制御工学実験指導書第5学年 奈良工業高等専門学校 電子制御工学科編
担当教員 早川 恭弘,櫟 弘明,西田 茂生,矢野 順彦,玉木 隆幸

到達目標

1.実験内容と実験手順を理解し,第三者に説明できる。
2.得られた実験結果について,関係書籍等を調査して考察することができる。
3.技術報告書としての体裁で実験レポートを作成し,定められた期限内に提出できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験内容と実験手順を理解し,第三者に説明できる。実験内容と実験手順をおおよそ理解しているが,第三者への説明は十分にはできない。実験内容と実験手順をほとんど理解していない。
評価項目2得られた実験結果について,関係書籍等を調査して考察することができる。得られた実験結果について,関係書籍等を調査できるが,考察することはできない。得られた実験結果について,関係書籍すら調査できない。
評価項目3技術報告書としての体裁で実験レポートを作成し,定められた期限内に提出できる。技術報告書としての体裁にはなっていないが,定められた期限内に提出できる。技術報告書としての体裁にはなっていないし,定められた期限内に提出できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2b) 説明 閉じる
JABEE基準 (e) 説明 閉じる
JABEE基準 (h) 説明 閉じる
JABEE基準 (i) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
メカトロニクス技術者として必要な計測工学,機械工学,電気・電子工学,制御工学に関する基本的な実験を行い,その内容を理解・把握する。また,実験装置の構造の理解と取り扱い方法,共同実験者として協調性の養成および報告書作成の習熟する。さらに,実社会は契約社会でもあるので,約束ごと(実験を欠課した場合は追実験願を提出して追実験を受けること,実験報告書を提出期限内に提出すること等)を守る習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
前期は以下の5テーマについて実験を行って,また,適宜,提出されたレポートに対しレポート指導を行って,さらに後期は,特定の教員の指導の下に,教員から与えられたテーマについて実験を行って,将来メカトロニクス技術者として必要な幅広い知識を身につける。
注意点:
関連科目:1〜4年次まで学習した数学関連科目や物理,応用物理Ⅰ,電子制御工学科の専門科目との関係が深い。
学習指針:各自が取り組んだ実験テーマ,実験プロセスおよび得られた結果について説明できるまでに理解することが重要である。
自己学習:事前に実験指導書により実験内容,実験手順等をよく理解しておくことが重要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実験概要と注意点の説明,安全実験指導
2週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
3週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
4週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
5週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
6週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
7週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
8週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
2ndQ
9週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
10週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
11週 実験・クラス全体を数人ずつ5グループに分け、グループ単位で5つのテーマすべての実験を行う。 実験データなどを収集し,考察できる
12週 報告書の修正 完成度の高い報告書の作成
13週 報告書の修正 完成度の高い報告書の作成
14週 報告書の修正 完成度の高い報告書の作成
15週 前期工学実験のまとめ 完成度の高い報告書の提出
16週 ガイダンス 実験概要と注意点の説明,安全実験指導等
後期
3rdQ
1週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
2週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
3週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
4週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
5週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
6週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
7週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
8週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
4thQ
9週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
10週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
11週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
12週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
13週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
14週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
15週 クラス全体を3~4名ずつのグループに分け、電子制御工学科教員の研究室に配属し、研究室単位で実験を行う。実験は「卒業研究」に準じた形式で進められる。 研究内容を理解する.
16週 後期工学実験のまとめ 理解した内容の報告書を作成できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3前1
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
合意形成のために会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
複数の情報を整理・構造化できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前12,前13,前14,後16
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前12,前13,前14,後16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
目標の実現に向けて計画ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000030030
専門的能力000030030
分野横断的能力000040040