異文化交流Ⅳ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 異文化交流Ⅳ
科目番号 0062 科目区分 一般 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 Original Handouts
担当教員 朴 槿英

到達目標

1.文化の多様性に気付き、異文化理解に対する意識を高めるとともに、自国の文化へも目を向け、その違いを認知することができる。また、本校が提供する国際交流プログラムに積極的に参加し、仲間と協力してその準備に積極的に取り組むことができる。
2.本校が提供する国際交流プログラムに参加し、積極的に海外学生との交流を図ることができる。異なる文化を持つ学生との交流を通して、異文化の存在を意識し、どのような態度で異文化を受け入れるべきか考え行動に移すことができる。主に英語を用いて交流プログラムの報告会でプレゼンテーションをすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
異文化理解力異文化理解に対する高い意識をもつとともに、自国の文化へも目を向け、その違いを認知することができる。異文化理解に対して高い意識をもっている。異文化理解に対する意識が不十分である。
グローバル・コミュニケーション力異文化への深い理解をもつとともに、積極的に海外学生との交流を図ることができる。積極的に海外学生との交流を図ることができる。積極的に海外学生との交流を図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる
JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
異文化理解に関する3つの構成要素(①態度、②知識、③技能)を理解した上で、海外学生との交流プログラムに参加し、日本文化、学校等の紹介並びに海外学生とのコミュニケーションを通してグルーバル感覚を身につける。
授業の進め方・方法:
講義により、「異文化理解」における3つの構成要素(①態度・②知識・③技能)を理解した上で、実際に海外学生との交流プログラムにおける学校及び日本文化の紹介に関するプレゼンテーションの準備を行う。また、実際の国際交流プログラムへの参加と異文化交流を通して得られた知見をポスターにまとめる。
注意点:
異文化理解に対するオープンマインド、そして実践的な理文化交流を行う対象国に関する基礎知識を事前に習得するなど、積極的な取り組みが必要である。
関連科目
人文科学系の科目および社会科学系の科目の中、英語および、日本文化、世界文化に関連する科目
学習指針
英語コミュニケーション能力の向上のために「聞く」,「話す」練習を行うこと。異文化交流プログラムへの参加に向けて英語による発表資料を作成すること。
自己学習(事前学習および事後展開学習)
事前学習としては、異文化交流を行う対象国に関する基礎知識を事前に習得すること。学校紹介や日本文化に関する英語プレゼンテーションを行うための資料収集、英作文練習、発音練習を行うこと。
事後展開学習としては、各異文化交流プログラムを通じて学んだ知識、教養に関する英文報告書を作成すること。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 1.準備活動
 異文化理解に関するイマ-ジョンプログラム(リーディングマラソン)に積極的に参加する。

2.海外からの短期訪問(国際交流プログラム)の受入準備のための活動
 学校・文化紹介用のPPT作成、キャンパスツアーの企画、交流の企画など、香港・シンガポール学生の受入準備活動を行う。

3.香港・シンガポール人学生受入活動への参加

4.報告会開催に向けた準備活動
 全体での振り返りおよび役割別振り返りを行うほか、報告会の開催に向けてPPT、掲示用ポスター、広報用動画の作成などを行う。

5.国際交流プログラム参加報告会の実施
1.文化の多様性に気付き、異文化理解に対する意識を高めるとともに、自国の文化へも目を向け、その違いを認知することができる。また、本校が提供する国際交流プログラムに積極的に参加し、仲間と協力してその準備に積極的に取り組むことができる。
2.本校が提供する国際交流プログラムに参加し、積極的に海外学生との交流を図ることができる。異なる文化を持つ学生との交流を通して、異文化の存在を意識し、どのような態度で異文化を受け入れるべきか考え行動に移すことができる。主に英語を用いて交流プログラムの報告会でプレゼンテーションをすることができる。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題提出英語プレゼンテーション実践活動合計
総合評価割合303040100
基礎的能力303040100