電子制御工学総合演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電子制御工学総合演習Ⅱ
科目番号 0099 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 毎回,使用する教科書に載っている演習問題に関連する課題を課す.流体力学,熱力学,材料力学,機械力学で使用する教科書を必要に応じて持参すること
担当教員 島岡 三義

到達目標

1.流体力学に関する問題(流体の静力学,ベルヌーイの定理,物体まわりの流れなど)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。
2.熱力学に関する問題(熱力学の第一・第二法則,理想気体の状態変化,内燃機関サイクルなど)と伝熱学の基礎的な問題(フーリエの法則,熱伝導方程式,無限平板内の温度分布・熱流束など)およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。
3.材料力学に関する問題(応力とひずみ,丸棒のねじり,はりのたわみ,平面応力状態など)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。
4.機械力学に関する問題(剛体の慣性モーメント,1自由度の自由・強制振動など)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1流体力学に関する問題(静止流体の力学,運動量の法則,ベルヌーイの定理,物体にまわりの流れなど)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。流体力学に関する問題(静止流体の力学,運動量の法則,ベルヌーイの定理,物体にまわりの流れなど)の基礎的な問題を解くことができる。静止流体の力学,運動量の法則,ベルヌーイの定理,物体にまわりの流れなどの基本法則を理解できていない。
評価項目2熱力学に関する問題(熱力学の第一・第二法則,理想気体の状態変化,内燃機関のサイクルなど)の基礎的な問題と伝熱学の基礎的な問題(フーリエの法則,熱伝導方程式,無限平板内の温度分布・熱流束など)およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。熱力学に関する問題(熱力学の第一・第二法則,理想気体の状態変化,内燃機関のサイクルなど)と伝熱学の基礎的な問題(フーリエの法則,熱伝導方程式,無限平板内の温度分布・熱流束など)の基礎的な問題を解くことができる。熱力学の第一・第二法則,理想気体の状態変化,内燃機関のサイクルなどとフーリエの法則,熱伝導方程式などの伝熱学の基本法則を理解できていない。
評価項目3材料力学に関する問題(熱応力・引張り・圧縮の不静定問題,丸棒のねじり,断面二次極モーメント・断面二次モーメント,真直はりのたわみ曲線,モールの応力円など)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。材料力学に関する問題(熱応力・引張り・圧縮の不静定問題,丸棒のねじり,断面二次極モーメント・断面二次モーメント,真直はりのたわみ曲線,モールの応力円など)の基礎的な問題を解くことができる。熱応力・引張り・圧縮の不静定問題,丸棒のねじり,断面二次極モーメント・断面二次モーメント,真直はりのたわみ曲線,モールの応力円などの基本理論を理解できていない。
評価項目4機械力学に関する問題(慣性モーメント,1自由度の自由・強制振動など)の基礎的な問題およびそれらを組み合わせた問題を解くことができる。機械力学に関する問題(慣性モーメント,1自由度の自由・強制振動など)の基礎的な問題を解くことができる。慣性モーメント,1自由度の自由・強制振動などの基礎理論を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2a) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2b) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 物理現象を記述する上で必要な機械系力学(流体力学,熱力学,材料力学,機械力学)の演習問題を各自で解くことによって理解を深める。さらに,同じ問題を何度でも解いてみることで,問題の解き方を確実に理解できるようにし,新規システムを創成する能力と意欲を身につける。
授業の進め方・方法:
演習科目であるので,上記の4力学分野の理論解説などはせず,問題集から,いくつかの演習問題に取り組み,各自の理解度を確認する。また,定期試験返却時に解説を行い,理解が不十分な点を解消する。
事前学習:受講前に使用教科書の授業に関連する演習問題を良く読んでおくこと。特に,数式展開が理解できるか確認しておくこと。
事後展開学習:授業に関連する使用教科書中の例題や演習問題を課題として設定するので,自分で解いてA4サイズのレポート用紙に記述して指定された期日までに提出する。
注意点:
関連科目
数学,応用数学,応用物理,材料力学,材料力学演習,熱力学,流体力学,流体力学演習,などとの関連が深い。
学習指針
数学的な取り扱いが多いが,各自のさまざまな経験や身近な体験を通して説明できるまで理解することが重要である。
自己学習
演習問題には解答が付されているので,自学自習を心がけて自己採点し,理解度を高めていくようにすることが重要である。

学修単位の履修上の注意

授業中に課された課題について,自分で解いたかをA4サイズのレポートで確認し,自学自習の取り組みを成績評価に反映させる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本授業の概要説明
機械力学に関する演習(1)
慣性モーメント,衝突問題
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
2週 機械力学に関する演習(2)
質量-ばね系の強制振動
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
3週 機械力学に関する演習(3)
質量-ばね―粘性減衰系の強制振動
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
4週 材料力学に関する演習(1)
熱応力,引張り・圧縮の不静定問題
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
5週 材料力学に関する演習(2)
丸棒のねじり,断面二次極・断面二次モーメント
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
6週 材料力学に関する演習(3)
真直はりのたわみ曲線,モールの応力円
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
7週 前期中間試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる
8週 試験返却・解答 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する
2ndQ
9週 流体力学に関する演習(1)
流体の物理的性質,静水圧
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
10週 流体力学に関する演習(2)
ベルヌーイの定理とその応用
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
11週 流体力学に関する演習(3)
物体まわりの流れ,ポンプの効率
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
12週 熱力学に関する演習(1)
熱力学の第1・第2法則,理想気体の状態変化
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
13週 熱力学に関する演習(2)
ガスサイクルの熱効率
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
14週 伝熱学に関する演習(1)
フーリエの法則,熱伝導方程式,1次元定常熱伝導
授業で配布する演習問題に各自取り組み,自力で解いてみる.解けなかった問題については授業の後半の解説を活用し,時間内に理解しておく
15週 前期末試験 授業内容を理解し,試験問題に対して正しく解答することができる
16週 試験返却・解答 試験問題を見直し,理解が不十分な点を解消する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力2000010030
専門的能力3000020050
分野横断的能力1000010020