英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「Transfer D 英語総合問題演習」, 桐原書店 桐原書店編集部 編 / 「WORD-MEISTER 英単語・熟語4500」 第一学習社
担当教員 西川 幸余

到達目標

1.時制(現在形・過去形・未来形・進行形・完了形・現在完了・過去完了・未来完了・完了進行形),助動詞・受動態を含む慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
2.不定詞・動名詞・分詞,知覚動詞・使役動詞・分詞構文,関係代名詞・関係副詞・前置詞+関係代 名詞・複合関係詞を理解し、正しく表現することができる。
3.原級・比較級・最上級・比較の様々な慣用表現,仮定法過去・仮定法過去完了・ifを使わない仮定法,部分否定・全否定・二重否定を理解し、正しく表現することができる。
4.様々な疑問文・間接疑問・否定語による倒置表現,使役動詞・動詞がとる目的語の違い,無生物を主語にとる動詞を理解し、正しく表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本講義は,学生が将来英語の論文を読み書きするための基礎づくりとして,大学入試で扱われる程度の語彙力と文法の強化を図り,長文を読み正確に内容を理解する読解力を身につける。1・2年で学習した文法の復習だけでなく,その知識を活用し,簡単な英語で自分の考えや意見を話したり,書いたりする力を伸ばす。
授業の進め方・方法:
 様々な説明文や論説文を速読し,大意把握問題に取り組み,既習の文法知識の活用を促すために「話す」,「書く」言語活動を行う。また,英語の発音に慣れ親しむために,リスニング問題やディクテーションに取り組み,聞く力を養う言語活動も行う。
注意点:
関連科目: 英文読解II
学習指針: 授業では、英語4技能の「読む」,「聞く」,「話す」,「書く」力を伸ばすための言語活動を行うので,積極的に取り組むこと。
自己学習: 到達目標を達成するためには,予習復習を自主的に行い学習内容の定着を図り,ラジオやインターネット等を活用し「楽しみながら」英語に触れる時間を設け,自学・自習に努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit1 「『ダパワラ』とは何か」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit1 時制(現在形・過去形・未来形・進行形・完了形)を理解し、正しく表現することができる。
3週 Unit2 「勝者のいないコンテスト」を読み,内容を理解することができる
4週 Unit2 時制(現在完了・過去完了・未来完了・完了進行形)を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit3 「レム睡眠とノンレム睡眠」を読み,内容を理解することができる。
6週 Unit3 助動詞・受動態を含む慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
7週 前期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
2ndQ
9週 Unit4 「英語は世界の共通語」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit4 不定詞・動名詞・分詞の重要表現を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit5 「5つ目の味『うま味』」,を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit5 知覚動詞・使役動詞・分詞構文を理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit6 「地球温暖化と水問題」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit6 関係代名詞・関係副詞・前置詞+関係代名詞・複合関係詞を理解し、正しく表現することができる。
15週 前期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 Unit7 「ノルウェー語の歴史」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit7 原級・比較級・最上級・比較の様々な慣用表現を理解し、正しく表現することができる
3週 Unit8 「水の大量消費」を読み,内容を理解することができる。
4週 Unit8 仮定法過去・仮定法過去完了・ifを使わない仮定法を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit9 「バービー人形」を読み,内容を理解することができる。
6週 Unit9 部分否定・全否定・二重否定を理解し、正しく表現することができる。
7週 後期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
4thQ
9週 Unit10 「バイオ燃料と食料危機」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit10 様々な疑問文・間接疑問・否定語による倒置表現を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit11 「さまざまな嘘」を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit11 使役動詞・動詞がとる目的語の違いを理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit12 「X線の発見」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit12 無生物を主語にとる動詞を理解し、正しく表現することができる。
15週 学年末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験 課題提出物の完成度小テスト授業中のノートやハンドアウトの完成度合計
総合評価割合60201010100
基礎的能力60201010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000