英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Revised POLESTAR English Communication II (数研出版); Revised POLESTAR English Communication II ワークブック Advanced (数研出版); コーパス 4500 (4th Edition) (東京書籍); SEVEN Tips for English Writing (啓林館)
担当教員 C.E. グレイディ

到達目標

1.主題に関する紹介や対話などを聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。
2.説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。また、聞き手に伝わるように音読することができる。
3.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、簡潔に表現することができる。
4.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合ったり意見の交換をすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
知識・文法理解新出語句と学習した文法事項について、正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
内容把握英語で書かれた文章や英会話の情報を正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
表現・意思伝達新出語句と学習した文法事項を応用し、自身の持つ情報や考えを英語で正しく表現することができる。多少の誤りはあるが、ある程度表現できている。知識や理解が不十分で、英語による表現が困難である。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「読む・書く・話す・聞く」の4技能を総合的に学習し、学習した基礎的な文法、構文の学力に基づいて、発話力、読解力、作文力、語彙力を身につけることを目的とする。また、グローバル社会に必要な異文化や異なる考え方に対する理解を促すとともに、「考える力」の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
主に、精読を通した読解力の育成、既習語彙や既習文法事項を用いた発信力の育成を目指す。精読では、文法や構文に留意して正確な英文解釈、内容把握をする。発信力の育成のために、読んだ内容に基づく英作文やコミュニケーション活動を行う。なお、英語II Writing (英語II W) は、2年時の前期もしくは後期におこなわれる英作文の授業である。会話の教科書を英作文に利用することで、学生として必要な表現を覚え、その英作文にある文法や英語話者の「モノの見方、考え方」を理解する。
注意点:
関連科目:英文法II
学習指針:
新出単語・連語は必ず予習すること。各レッスンのまとめにある文法事項を理解し、作文できるようにすること。毎週実施される単語テストは語彙力をつけるために必要であるので、単語帳を使った自学自習に真剣に取り組むこと。
英語II Wでは、小テストが行われるので、複数回の書き写しや音読を繰り返し行い、1つ1つの表現を知識として定着させること。

事前学習:
英語II:
・新出単語の意味・品詞・発音を確認しておく。
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を調べておく。
英語II W:
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を調べておく。
事後展開学習:
英語II:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。
英語II W:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 R: オリエンテーション
W: 英語のコツ7か条
R: オリエンテーション
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
2週 R: Lesson 1: Japan Through Foreign Eyes
W: 第1章 主語をたてよう①
R: to-不定詞,to-不定詞の受動態,助動詞+have+過去分詞
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
3週 R: Lesson 1 の続き
W: 第2章 主語をたてよう②
R: to-不定詞,to-不定詞の受動態,助動詞+have+過去分詞
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
4週 Lesson 2: Universal Design--Making Everyone Safer and Happier
W: 第3章 時制を考えよう①
R: 前置詞と関係代名詞,形式目的語 it
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
5週 Lesson 2 の続き
W: 第4章 時制を考えよう②
R: 前置詞と関係代名詞,形式目的語 it
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
6週 Lesson 3: Table for Two--Helping Others as You Eat
W: 第5章 動詞の働きに注意しよう①
R: 関係副詞の継続用法,関係代名詞の継続用法,進行形の受動態 (be+being+過去分詞)
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
7週 Lesson 3 の続き
W: 第6章 動詞の働きに注意しよう②
R: 関係副詞の継続用法,関係代名詞の継続用法,進行形の受動態 (be+being+過去分詞)
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
8週 (前期中間試験) -
2ndQ
9週 R: 前期中間試験の返却と解説
W: 第7章 「現実」と「仮定」を区別しよう①
R: 試験返却と解説
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
10週 R: Lesson 4: The Story of Ertugrul
W: 第8章 「現実」と「仮定」を区別しよう②
R: 完了形の分詞構文,what+(little/few)+名詞,未来完了形
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
11週 R: Lesson 4 の続き
W: 第9章 能動態を積極的に使おう
R: 完了形の分詞構文,what+(little/few)+名詞,未来完了形
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
12週 R: Lesson 5: Let's Stop Saying "That's Impossible"
W: 第10章 「漢字(名詞)表現」などは説明的に言おう
R: be+to-不定詞,句や節を受ける which
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
13週 R: Lesson 5 の続き
W: 第11章 「中心的な情報は何か」を考えよう
R: be+to-不定詞,句や節を受ける which
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
14週 R: 授業のまとめ
W: 第12章  名詞と冠詞の関係を考えよう
R: 今までの内容を復習する
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる
15週 (前期末試験) -
16週 R: 前期末試験の返却と解答
W: 授業のまとめ
R: 試験返却と解説
W: 今までの内容を復習する
後期
3rdQ
1週 R: Lesson 6: The Miracle of Curitiba R: 複合関係詞,S+V(使役動詞)+O+C(過去分詞)
2週 R: Lesson 6 の続き R: 複合関係詞,S+V(使役動詞)+O+C(過去分詞)
3週 R: Lesson 7: Rakugo in English R: so/neither+(助)動詞+主語,as if
4週 R: Lesson 7 の続き R: so/neither+(助)動詞+主語,as if
5週 R: Lesson 8: Nelson Mandela and the Springboks R: 関係代名詞の継続用法(~+ of which),仮定法現在,結果を表す to-不定詞
6週 R: Lesson 8 の続き R: 関係代名詞の継続用法(~+ of which),仮定法現在,結果を表す to-不定詞
7週 R: 授業のまとめ R: 今までの内容を復習する
8週 (後期中間試験) -
4thQ
9週 R: 後期中間試験の返却と解説 R: 試験返却と解説
10週 R: Lesson 9: The Most Advanced Water--"NEWater" R: 過去分詞の分詞構文,いろいろな仮定法
11週 R: Lesson 9 の続き R: 過去分詞の分詞構文,いろいろな仮定法
12週 R: Lesson 10: Less Is More R: 付帯状況のwith,関係詞節中に他の節を含む場合,主語の省略
13週 R: Lesson 10 の続き R: 付帯状況のwith,関係詞節中に他の節を含む場合,主語の省略
14週 R: 授業のまとめ R: 今までの内容を復習する
15週 (学年末試験) -
16週 R: 学年末試験の返却と解説 R: 試験返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

英語II R 試験英語II R 単語テスト英語II R 提出物英語II W 小テスト英語II W 提出物合計
総合評価割合4015151515100
基礎的能力4015151515100