英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Reading用(通年):New Rays English Communication I(いいずな書店)、New Rays English Communication I WORKBOOK Standard(いいずな書店)、New Rays English Communication I Listening WORKBOOK(いいずな書店)、WORDBOX Essential ワードボックス英単語・熟語【アドバンスト】第2版(美誠社)、WORDBOX Essential ワードボックス英単語・熟語【アドバンスト】第2版 活用ワークブック 表現編(美誠社)、Writing用(半期):英語の構文80 UPGRADED(美誠社)、英語の構文80 UPGRADED 総合問題演習(美誠社)
担当教員 石水 明香

到達目標

1.主題に関する紹介や対話などを聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。
2.説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点をとらえることができる。また、聞き手に伝わるように音読することができる。
3.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、簡潔に表現することができる。
4.聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合ったり意見の交換をすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
知識・文法理解新出語句と学習した文法事項について、正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
内容把握英語で書かれた文章や英会話の情報を正確に理解できている。多少の誤りはあるが、ある程度理解できている。誤りが多く、知識や理解が不十分である。
表現・意思伝達新出語句と学習した文法事項を応用し、自身の持つ情報や考えを英語で正しく表現することができる。多少の誤りはあるが、ある程度表現できている。知識や理解が不十分で、英語による表現が困難である。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「読む・書く・話す・聞く」の4技能を総合的に学習し、学習した基礎的な文法、構文の学力に基づいて、発話力、読解力、作文力、語彙力を身につけることを目的とする。また、グローバル社会に必要な異文化や異なる考え方に対する理解を促すとともに、「考える力」の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
主に、精読を通した読解力の育成、既習語彙や既習文法事項を用いた発信力の育成を目指す。精読では、文法や構文に留意して正確な英文解釈、内容把握をする。発信力の育成のために、読んだ内容に基づく英作文やコミュニケーション活動を行う。なお、英語II Writing (英語II W) は、2年時の前期もしくは後期におこなわれる英作文の授業である。構文の教科書を英作文に利用することで、学生として必要な表現を覚え、その英作文にある文法や表現の背景にある「モノの見方、考え方」を理解する。
注意点:
関連科目:英文法II
学習指針:
英語ⅡReadingで実施される単語テストは語彙力をつけるために必要であるので真剣に取り組むこと。また、本文の暗唱も実施する予定であり、発音・イントネーション等に注意を払い真剣に取り組むこと。
英語ⅡWritingでは、数章ごとに小テストを実施する予定であり、構文の背景を理解し、1つ1つの表現を覚えるようにすること。
単語テストおよび小テストの未受験や課題の未提出に関しては、公欠またはそれに準ずる場合に限り対応することとする。

事前学習:
英語II:
・授業までに新出単語の意味・品詞・発音を辞書を使って調べておく。
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を辞書を使って調べておく。
英語II W:
・指定範囲を読み、わからない単語・表現があれば、その意味を辞書を使って調べておく。
事後展開学習:
英語II:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。学習し終えた英文を暗唱する。
英語II W:
・新しく覚えた単語・表現を使って簡単な英文を作成する。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 R: オリエンテーション R: オリエンテーション
2週 R: Chapter 4-3 Orihime -- A Vehicle of Your Heart
R: 過去完了形、過去完了進行形の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
3週 R: Chapter 4-3の続き
R: 過去完了形、過去完了進行形の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
4週 R: Chapter 4-4 Orihime -- A Vehicle of Your Heart
R: 過去完了形、過去完了進行形の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
5週 R: Chapter 4-4の続き
R: 過去完了形、過去完了進行形の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
6週 R: Chapter 6-1 The Voice of Children
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
7週 R: Chapter 6-1の続き
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
8週 (前期中間試験) 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
2ndQ
9週 試験返却・解答・復習 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
10週 R: Chapter 6-2 The Voice of Children
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
11週 R: Chapter 6-2の続き
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
12週 R: Chapter 6-3 The Voice of Children
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
13週 R: Chapter 6-3の続き
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
14週 R: Chapter 6-4 The Voice of Children
W: 授業のまとめ
R: 分詞、分詞構文の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 今までの内容を復習する。
15週 (前期末試験) 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
後期
3rdQ
1週 R: Chapter 7-1 Human Habitation on Mars
W: Lesson 13 分詞の研究(1)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
2週 R: Chapter 7-1の続き
W: Lesson 14 分詞の研究(2)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
3週 R: Chapter 7-2 Human Habitation on Mars
W: Lesson 15 関係詞の研究(1)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。

4週 R: Chapter 7-2の続き
W: Lesson 16 関係詞の研究(2)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
5週 R: Chapter 7-3 Human Habitation on Mars
W: Lesson 17 接続詞の研究
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
6週 R: Chapter 7-3の続き
W: Review 3
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
7週 R: 授業のまとめ
W: 授業のまとめ
R: 今までの内容を復習
W: 今までの内容を復習する。
8週 (後期中間試験) 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
4thQ
9週 試験返却・解答・復習 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
10週 R: Chapter 7-4 Human Habitation on Mars
W: Lesson 18 仮定法の研究(1)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
11週 R: Chapter 7-4の続き
W: Lesson 19 仮定法の研究(2)
R: 助動詞、関係詞(非制限用法)の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。

12週 R: Chapter 10-1 A Quality Education for All
W: Lesson 20 比較の研究(1)
R: 仮定法過去、仮定法過去完了の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
13週 R: Chapter 10-1の続き
W: Lesson 21 比較の研究(2)
R: 仮定法過去、仮定法過去完了の文構造について理解し、それらを用いて表現することができる。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
14週 R: 授業のまとめ
W: Review 4
R: 今までの内容を復習する。
W: 英語の文法を理解し、英文を自分から書けるようになる。
15週 (学年末試験) 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

英語II R 試験英語II R 単語テスト英語II R 課題の完成度英語II W 試験英語II W 小テスト英語ⅡW課題の完成度合計
総合評価割合50101015105100
基礎的能力50101015105100