英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 SPOTLIGHT BOOK4 数研出版 英語問題研究会 編 / 「WORD-MEISTER 英単語・熟語4500」 第一学習社
担当教員 西川 幸余

到達目標

1.時制(基本時制、進行形、完了形など)、助動詞を理解し、正しく表現することができる。
2.準動詞(不定詞、動名詞、分詞など)、比較を理解し、正しく表現することができる。
3.比較、関係詞(関係代名詞、関係副詞、複合関係代名詞、複合関係副詞など)を理解し、正しく表現することができる。
4.仮定法、否定(部分否定、二重否定、慣用表現など)を理解し、正しく表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1300字程度の長文を読み、内容を正しく理解することができる。300字程度の長文を読み、内容をおおむね理解することができる。l300字程度の長文を読み、内容を正しく理解することができない。
評価項目2短い英会話や説明文を聴き、リスニングの問題を正しく解くことができる。短い英会話や説明文を聴き、リスニングの問題をおおむね解くことができる。短い英会話や説明文を聴き、リスニングの問題を正しく解くことができない。
評価項目3文法事項や構文を理解し,正しく運用することができる。文法事項や構文を理解し,おおむね運用することができる。文法事項や構文を理解し,正しく運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本講義は,学生が将来英語の論文を読み書きするための基礎づくりとして,大学入試で扱われる程度の語彙力と文法の強化を図り,長文を読み正確に内容を理解する読解力を身につける。1・2年で学習した文法の復習だけでなく,その知識を活用し,簡単な英語で自分の考えや意見を話したり,書いたりする力を伸ばす。
授業の進め方・方法:
 様々な説明文や論説文を速読し,大意把握問題に取り組み,既習の文法知識の活用を促すために「話す」,「書く」言語活動を行う。また,英語の発音に慣れ親しむために,リスニング問題やディクテーションに取り組み,聞く力を養う言語活動も行う。
注意点:
関連科目: 英文読解II
学習指針: 授業では、英語4技能の「読む」,「聞く」,「話す」,「書く」力を伸ばすための言語活動を行うので,積極的に取り組むこと。
自己学習: 到達目標を達成するためには,予習復習を自主的に行い学習内容の定着を図り,ラジオやインターネット等を活用し「楽しみながら」英語に触れる時間を設け,自学・自習に努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit1 「『止まれ』の標識」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit1 時制(現在形・過去形・未来形・進行形・完了形)を理解し、正しく表現することができる。
3週 Unit2 「潮力発電」を読み,内容を理解することができる
4週 Unit2 時制(現在完了・過去完了・未来完了・完了進行形)を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit3 「レポートの資料収集とインターネットの利用」を読み,内容を理解することができる。
6週 Unit3 助動詞と助動詞の慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
7週 前期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
2ndQ
9週 Unit4 「朝食の重要性」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit4 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)と準動詞の慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit5 「医療の発展に貢献した日本人」,を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit5 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)と準動詞の慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit6 「世界で最も幸福な国デンマーク」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit6 比較(原級・比較級・最上級)と比較の慣用表現を理解し、正しく表現することができる
15週 前期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 Unit7 「イギリス人と天気の話題」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit7 比較(原級・比較級・最上級)と比較の慣用表現を理解し、正しく表現することができる
3週 Unit8 「写真の構図のルール」を読み,内容を理解することができる。
4週 Unit8 関係詞(関係代名詞、関係副詞、複合関係代名詞、複合関係副詞)を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit9 「科学と疑似科学」を読み,内容を理解することができる。
6週 Unit9 関係詞(関係代名詞、関係副詞、複合関係代名詞、複合関係副詞)を理解し、正しく表現することができる。
7週 後期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
4thQ
9週 Unit10 「シャチの生態」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit10 仮定法(仮定法過去、仮定法過去完了、未来についての仮定、仮定法現在を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit11 「教養のある人間とは」を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit11 仮定法(仮定法過去、仮定法過去完了、未来についての仮定、仮定法現在を理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit12 「ソローの森での生活」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit12 否定(部分否定、二重否定)と否定の慣用表現を理解し、正しく表現することができる。
15週 学年末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後10,後12,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後10,後12,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後10,後12,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前3,前5,前11,前13,後3,後5,後11,後13

評価割合

試験 課題提出物の完成度小テスト提出ノートやハンドアウトの完成度合計
総合評価割合60201010100
基礎的能力60201010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000