コンピュータグラフィックス

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 コンピュータグラフィックス
科目番号 0041 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/講義スライド「コンピュータグラフィックス(改訂新版)」
担当教員 武富 貴史

到達目標

コンピュータグラフィックスの要素技術について理解する。また,コンピュータグラフィックス技術の応用としてバーチャルリアリティや拡張現実感技術について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-1) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2a) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-2 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータグラフィックスの基礎知識(図形の表現方法,レンダリング方法,座標変換など)について学ぶ。また,実環境の情報をコンピュータグラフィックスとして計算機内に取り込む方法やコンピュータグラフィックス技術の応用例として拡張現実感技術についても授業中で紹介する。
授業の進め方・方法:
授業計画に記載した内容について,自主教材を用いて進めて行く。また,授業中に理解度確認のための問題を出題する。
注意点:
関連科目
コンピュータアーキテクチャ,Web アプリケーション,集積回路
学習指針
授業は受け身の講義だけではなく,自分でよく考え受講すること。
自己学習
分からない点は積極的に質問すること。また,線形代数などの数学については復習をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概論 コンピュータグラフィックスとは何かを理解する。
2週 カメラモデル1 画像の表現方法とカメラモデルの関係について理解する。
3週 カメラモデル2 ピンホールカメラモデルについて理解する。
4週 座標変換 2 次元座標変換,3 次元座標変換について理解する。
5週 投影 ビューイングパイプラインについて理解する。
6週 モデリング 形状モデルの表現方法について理解する。
7週 レンダリング1 隠面消去について理解する。
8週 レンダリング2 シェーディング,影付けについて理解する。
2ndQ
9週 アニメーション アニメーションの原理について理解する。
10週 マッピング テクスチャマッピングについて理解する。
11週 三次元情報の取得1 カメラの画像から三次元情報を取得する方法について理解する。
12週 三次元情報の取得2 カメラ以外のセンサを用いて三次元情報を取得する方法について理解する。
13週 バーチャルリアリティ バーチャルリアリティと認知技術について理解する。
14週 拡張現実感1 拡張現実感のための位置合わせ技術について理解する。
15週 拡張現実感2 拡張現実感を用いたインタフェース技術について理解する。
16週 研究動向 研究動向について理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野ソフトウェアコンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。3
その他の学習内容メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。3

評価割合

最終レポート授業での発言と取り組む姿勢合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000