到達目標
1. HCIの要素技術について教科書の担当範囲の内容をわかりやすく資料にまとめることができる.
2. HCIの要素技術について教科書の担当範囲の内容をわかりやすく説明することができる.
3. HCIの要素技術に関する内容について,疑問点を説明することができる.
4. HCIの要素技術に関する内容について,疑問点を述べ,討議することができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
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JABEE基準 (d-1)
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JABEE基準 (d-2a)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-2
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
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教育方法等
概要:
ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)とは, 人とコンピュータ・情報システムとのやりとりを行うシステムの設計や構成に関する研究分野である.本科目は, インタラクションシステムを構成するハードウェア・ソフトウェアについて学習する.特にプレゼン発表と質疑応答を通して能動的に学習できる能力を身につける.
授業の進め方・方法:
各担当範囲について発表者が紹介した後に,学生同士で討議を行い,教員がプレゼン評価を行う.
1) プレゼンテーション:担当範囲の口頭発表による説明
2) 討論:発表内容に対する質疑応答,担当教員による補足説明,プレゼン評価
注意点:
関連科目 本科2年:情報数学Ⅰ, 本科3年:データ構造とアルゴリズム,本科5年:人工知能
学習指針 各自の様々な経験や身近な体験を通して説明できるまで理解することが重要である.
自己学習 到達目標を達成するには,授業前に教科書の講義範囲を下読みして,興味・疑問点を見つけ,理解を深める必要がある.発表に際しては,教科書以外の内容を含め,準備して授業に臨むこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
HCI研究の概要 |
HCI研究の概要について説明することができる.
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2週 |
ソーシャルメディア技術とHCI |
ソーシャルメディア技術とHCIについて説明することができる.
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3週 |
第2章 人のインタフェース特性1 |
人の視覚, 聴覚,その他の感覚の特性について説明することができる.
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4週 |
第2章 人のインタフェース特性2 |
人の長期と短期の記憶,人の情報処理モデルについて説明することができる.
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5週 |
第3章 人と人工物のインタフェース1 |
マッピング,アフォーダンス,標準化について説明することができる.
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6週 |
第3章 人と人工物のインタフェース2 |
ユーザモデルとデザインモデル,人の行動サイクルについて説明することができる.
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7週 |
第6章 グラフィカルユーザインタフェース(GUI) |
GUIの特徴1 ,GUIの短所と対策 について説明することができる.
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8週 |
第7章 GUIプログラミング |
イベント駆動型プログラミング,ユーザインタフェースビルダ,開発者による評価,キーストロークレベルモデルについて説明することができる.
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4thQ |
9週 |
第8章インタフェースの評価 |
ユーザによる評価,フィッツの法則,テキスト入力支援について説明することができる.
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10週 |
第9章インタフェースの手法1 |
小型携帯機器の文字入力,音声インタフェース,コンピュータビジョンについて説明することができる.
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11週 |
第9章インタフェースの手法2 |
コードを印刷した紙, 物によるインタラクション,場所によるインタラクションについて説明することができる.
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12週 |
第10章 次世代インタフェース1 |
仮想現実感,拡張現実感について説明することができる.
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13週 |
第10章 次世代インタフェース2 |
マルチモーダルインタフェース,実世界指向インタフェース,ユビキタスコンピューティングについて説明することができる.
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14週 |
第10章 次世代インタフェース3 |
モバイルコンピューティング,ウェアラブルコンピューティング,コンテクスト依存, タンジブル, アンビエントなインタフェース について説明することができる.
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15週 |
まとめ |
成績返却
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16週 |
学年末試験 |
実施しない
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系 | その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なオフィススイートを使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 40 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 10 | 40 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 30 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |