体育実技Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 体育実技Ⅱ
科目番号 0043 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『アクティブスポーツ【総合版】』大修館書店、『最新スポーツ大事典』日本体育協会監修、大修館書店
担当教員 松井 良明

到達目標

授業で取り上げる個々のスポーツ種目を、実技を通して体験するとともに、必要な技能の習得と向上に努める。また、それらの歴史ないし文化的な背景についての理解も深める。なお、すでに体験済みの種目については、ルール等の創意工夫ができるようにする。実技とレポートの作成を通してスポーツに対する独自の見解をもてるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 実技課題への取組種々のスポーツ種目を創意工夫しながら実践できる。種々のスポーツ種目を体験できる。「保健・体育Ⅰ~Ⅲ」以上のスポーツ体験がない。
評価項目2 習熟度 必要な技能の向上ができており、課題も理解できている。必要な技能の向上が認められる。必要な技能の向上が得られていない。
評価項目3 スポーツの文化論的理解スポーツに対する独自の見解が持てる。スポーツの歴史的・文化的背景を理解できている。スポーツの歴史的・文化的意義を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (1) 説明 閉じる
JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (b) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
概要:第3学年までに習得した「保健・体育」に関する基礎学力をもとに、主として実技とレポート作成を通して種々のスポーツ文化とその重要性について学ぶ。実技でとりあげる種目は「ボールゲーム」を中心とするが、あわせて「スポーツ文化論」についての講義も実施する。できるだけ多様なスポーツ種目を体験することで、文化としてのスポーツについて考える。
授業の進め方・方法:
講義項目(次頁)の実施順序は記載どおりとは限らない。天候等の理由により、適宜変更する可能性があるため、各クラスの体育委員が毎回集合場所や準備物に関する連絡係の役目を果たしてほしい。定期試験は行わない。各時間における課題への取り組みとその積み重ねを重視する。なお、実技の授業については運動しやすい服装や靴等を各自できちんと準備し、主体的に取り組むこと。
注意点:
関連科目:保健・体育Ⅰ~Ⅲ、体育実技Ⅱ
学習指針:日頃より、健康的な生活を過ごせるよう留意し、身近なスポーツ文化に対する関心をもつようにすること。
自己学習:文化としてのスポーツに対する関心を高め、それらに関する情報収集を主体的に行っていく必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 年間計画の概要と本講義の進め方を説明できる。
2週 体力・運動能力テスト 体力・運動能力テストを実施し、自己評価できる。
3週 体力・運動能力テスト 体力・運動能力テストを実施し、自己評価できる。
4週 テ ニ ス ペアを中心とした技能練習で基本的な技能を習得する。
5週 テ ニ ス テニスの文化的背景及びルールを理解する。
6週 テ ニ ス ダブルスを通じた個人技能を向上させ戦術を理解する。
7週 バレーボール チームを中心とした基本的技能を理解する。
8週 バレーボール ゲームにより基本的技能を向上させルールを理解する。
2ndQ
9週 バレーボール ゲームにより基本的技能を向上させルールの創意工夫ができる。
10週 安全水泳 水泳の文化的背景を理解する。
11週 安全水泳 着衣水泳を通した安全水泳を体験する。
12週 安全水泳 水球の基本的技能の向上とルールを理解する。
13週 バドミントン バドミントンの文化的背景及びルールを理解する。
14週 バドミントン ダブルスの試合を通じて個人技能を向上させる。
15週 バドミントン ダブルスの試合を通じで個人技能の向上と戦術を理解する。
16週 まとめ① 前期に学習した内容を総括する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

習熟度レポート実技課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合202060000100
基礎的能力202060000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000