到達目標
1. OS のインストールやファイアウォールの設定を行い,セキュリティリスクを軽減できる。
2. Web サーバのインストール,設定,Web プログラミングができる。
3. 簡単なデータベースの作成,SQL を用いたデータベースの操作ができる。
4. 作成したシステムの機能や利点などをアピールするプレゼンテーションができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
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JABEE基準 (d-1)
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JABEE基準 (d-2a)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-2
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
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教育方法等
概要:
Web はインターネット活用の最も基本的な使い方の1 つであり,広く利用されている。本講義ではLAMP(Linux Apache MySQL PHP)を用いて動的なWeb コンテンツを提供するための基礎知識を身につけることを目的とする。
Web アプリケーションを実現するWeb サーバの構築,セキュリティ対策,Web プログラミング,データベース連携を経験し,それらを運用する能力を身につける。
また,顧客に自社のアプリケーション開発を提案するための模擬プレゼンテーションを行うことで,プレゼンテーションスキルの向上を図る。
授業の進め方・方法:
基本的にLinux ベースの講義となるため,CUI による操作に慣れておき,演習をスムーズに行えるよう,仮想マシンなどを有効に利用すること。また,HTML の基礎やプログラミング言語の基礎と思われる内容については解説しないので,各自で自習しておくこと。
注意点:
関連科目
1 年情報リテラシ,2 年IT 活用,4 年オペレーティングシステム,プログラミングI・ II・ III,計算機ネットワークI・ II の各教科の修得を前提とする。
学習指針
5 年次データベースで学んだ内容など,理論を形にすることで理解を深める。
自己学習
目標を達成するためには,授業以外にも予習復習を怠らないこと。
授業中に終わらなかった演習については自己学習により遅れを取り戻すこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
講義の目的,進め方,評価方法などについて説明し,REST の考え方について説明する。
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2週 |
環境構築1 |
Linux OS のインストール,SSH サーバの設定,ファイアウォ ールの設定ができるようになる。
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3週 |
環境構築2 |
HTTP サーバのインストール,Web ページ作成ができるように なる。
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4週 |
Web ページ作成 |
HTML5/CSS/JavaScript を用いた動的Web ページ作成ができるようになる。
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5週 |
環境構築3 |
PHP とHTTP サーバの連携,PHP ベースのWiki が設置できるようになる。
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6週 |
環境構築4 |
PHP とデータベースの連携,PHP・DB を利用したblog が設置 できるようになる。
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7週 |
Web アプリケーションの設計演習1 |
PHP を利用した文献検索エンジン作成を通じて,Web プログラミングを学ぶ。
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8週 |
Web アプリケーションの設計演習2 |
PHP を利用したDB 連携文献検索エンジン作成を通じて,Web プログラミングを学ぶ。
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2ndQ |
9週 |
Web アプリケーションの設計演習3 |
WebAPI を利用したWeb プログラミングを学ぶ。
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10週 |
Web アプリケーションの設計レビュー |
最終成果物として制作するWeb アプリケーションについて発 表を行い,設計レビューを行う。
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11週 |
Web アプリケーション制作1 |
設計に従いWeb アプリケーションを制作する。
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12週 |
Web アプリケーション制作2 |
設計に従いWeb アプリケーションを制作する。
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13週 |
Web アプリケーション制作3 |
設計に従いWeb アプリケーションを制作する。
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14週 |
Web アプリケーション制作4 |
設計に従いWeb アプリケーションを制作する。
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15週 |
制作システムの発表 |
制作したWeb アプリケーションについて発表し,レビュー・講評を行う。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 成果発表 | 議論参加 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 40 | 20 | 100 |