到達目標
コンピュータグラフィックスの要素技術について理解する。また,フォトリアリスティックなコンピュータグラフィックスの要素技術ついて理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 図形の表現方法・座標変換・カメラモデルについて他人に説明できる. | 図形の表現方法・座標変換・カメラモデルを資料を見ながら実装できる. | 3次元モデルをどのように2次元の画像にすればよいかがわからない. |
評価項目2 | 物体の陰影や模様を複数のモデルを用いて自由に変更できる. | 物体に陰影や模様をつけることができる. | 物体を陰影や模様を制御できない. |
評価項目3 | 物体の形状をモーフィングによってアニメーションできる | 物体の形状を行列操作によってアニメーションできる | 物体の形状を変更できない |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
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JABEE基準 (d-1)
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JABEE基準 (d-2a)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-2
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
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教育方法等
概要:
コンピュータグラフィックスの基礎知識(図形の表現方法,レンダリング方法,座標変換など)について学ぶ。また,初歩的なシェーダ技法についてその理論と実装を紹介する。
授業の進め方・方法:
授業計画に記載した内容について,自主教材を用いて進めて行く。また,授業中に理解度確認のための問題を出題する。
注意点:
関連科目
コンピュータアーキテクチャ,Web アプリケーション,集積回路
学習指針
授業は受け身の講義だけではなく,自分でよく考え受講すること。
自己学習
分からない点は積極的に質問すること。また,線形代数などの数学については復習をしておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
概論 |
コンピュータグラフィクスとは何かを理解する
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2週 |
2次元図形 |
2次元空間におけるコンピュータグラフィクス表現を理解する
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3週 |
2次元座標変換 |
2次元空間における変形について理解する
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4週 |
カメラモデル |
ピンホールカメラモデルについて理解する
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5週 |
3次元座標変換 |
座標変換とビューイングパイプラインについて理解する
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6週 |
モデリング |
3次元モデルの表現方法について理解する
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7週 |
隠面消去 |
Zバッファ法について学ぶ
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8週 |
アニメーション |
モデルのアニメーションについて理解する
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2ndQ |
9週 |
シェーディング |
陰影の表現を理解する
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10週 |
光源モデル |
光源モデルについて理解する
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11週 |
テクスチャマッピング |
テクスチャマッピングについて理解する
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12週 |
アルファブレンディング |
テクスチャマッピングについて理解する
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13週 |
法線マップ |
法線マップについて理解する
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14週 |
高度なシェーディング |
物理ベースシェーディングについて理解する
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15週 |
環境マップ |
環境マップによる映り込みを理解する
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16週 |
NPR |
非写実表現について理解する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
その他の学習内容 | メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 最終レポート | 授業での発言と取り組む姿勢 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |