基礎製図

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 基礎製図
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎製図練習ノート(実教出版)/ 配布プリント
担当教員 三木 功次郎

到達目標

1.数字,文字,各種線の書き方の実習を行い,製図用具の正しい使い方が理解できる 
2.平面図形の書き方,第三角法の書き方,等角投影法の書き方が理解できる
3.断面図の書き方,寸法記入法,製作図の書き方が理解できる。
4.表および図の書き方が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1数字,文字,各種線の書き方の実習を行い,製図用具の正しい使い方が習得でき、優秀な製図課題を提出できる数字,文字,各種線の書き方の実習を行い,製図用具の使い方が習得でき、製図課題を提出できる数字,文字,各種線の書き方の実習を行い,製図用具の使い方が習得できず、製図課題を提出できない
評価項目2平面図形の書き方,第三角法の書き方,等角投影法の書き方が正しく理解でき、優秀な製図課題を提出できる平面図形の書き方,第三角法の書き方,等角投影法の書き方が理解でき、製図課題を提出できる平面図形の書き方,第三角法の書き方,等角投影法の書き方が理解できず、製図課題を提出できない
評価項目3断面図の書き方,寸法記入法,製作図の書き方が正しく理解でき、優秀な製図課題を提出できる断面図の書き方,寸法記入法,製作図の書き方が理解でき、製図課題を提出できる断面図の書き方,寸法記入法,製作図の書き方が理解できず、製図課題を提出できない
評価項目4表および図の書き方が正しく理解でき、優秀な製図課題を提出できる表および図の書き方が理解でき、製図課題を提出できる表および図の書き方が理解できず、製図課題を提出できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
JIS による製図規格に基づいて,基本的な図面の作り方について次のように学習していきます。
・数字,文字,各種線の書き方の実習を行い,製図用具の正しい使い方を習得する。 
・平面図形の書き方を実習する。
・立体を平面で表す方法を実習する。
・品物の形状が一目でわかる方法について実習する。
・品物の内部を表す方法(断面図)を実習する。
・寸法記入法について実習する。
・レポート作成などに必要な実験データからの表および図の書き方について実習する。
授業の進め方・方法:
授業の始めに簡単に講義を行い,その後,実際に図面などを書いてもらいます。毎回,授業にて課題を与えますので,期限までに必ず提出してください。
注意点:
関連科目
 表および図の書き方については,1~5年次の学生実験に関連しています。
学習指針
 自ら手を動かして,製図等に取り組む必要があります。毎週実習を行いますので,製図用具を忘れずに持ってきてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・英数文字 製図の意義や内容・評価の方法が理解できる
製図で要求される英数字の書き方が理解できる
2週 用途に合わせた線の太さ・種類・書き方が理解できる
3週 平面曲線 コンパスや雲形定規を使った曲線の書き方が理解できる
4週 平面図形 平面図形の書き方が理解できる
5週 投影図1 第三角法の書き方が理解できる
6週 投影図2 等角投影法の書き方が理解できる
7週 小テスト 第1~6週の授業内容について小テストを実施する
8週 小テスト・課題の返却
断面図
小テスト・課題を返却して,理解が不十分な点を解消する。断面図の書き方が理解できる
2ndQ
9週 寸法記入法 寸法記入法が理解できる
10週 製作図 製作図の書き方が理解できる
11週 表の作成1 表の書き方が理解できる
実験データを表にすることができる
12週 表の作成2 実験データを表にすることができる
13週 図の作成1 図の書き方が理解できる
実験データを図にすることができる
14週 図の作成2 実験データを図にすることができる
15週 小テスト 第8~14週の授業内容について小テストを実施する
16週 小テスト,課題の返却 小テスト・課題を返却して,理解が不十分な点を解消する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3前11,前12,前13,前14
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3前16

評価割合

製図課題小テスト合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100