到達目標
1.発生・分化・誘導など発生生物学の基礎について説明できる。
2.体液性免疫や細胞性免疫の概要について説明できる。
3.抗体の構造と機能、アレルギーと抗体の関係について説明できる。
4.T細胞の型と臓器移植やT細胞とエイズとの関係について説明できる。
5.情報伝達のしくみと薬との関係について説明できる。
6.経済的な問題や倫理的な問題と関連している、生体関連トピックを選び、調査・発表・議論することにより、社会的な視点からも考察できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2)
説明
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教育方法等
概要:
物質科学と関わり続ける上で今後避けて通れない、発生生物学、免疫学、情報伝達と病の基礎について学ぶ。また、経済的な問題や倫理的な問題と関連していて、物質科学の学問的な側面だけでは議論できないトピックをグループごとに見つけ、調査・発表・議論する。これにより、生活と深く関わる生物化学について、社会的な視点からも考察できるようになる。
授業の進め方・方法:
授業中に発生生物学、免疫学、情報伝達と病の基礎の内容を説明すると共に、グループで学習内容について説明し合う時間や演習課題に取り組む時間も設ける。グループごとに行う調査・発表・議論には積極的に関わって欲しい。
注意点:
関連科目
生物化学・生物機能化学・分子生物学・遺伝子工学・食品化学・細胞生理学と関連深い。
学習指針
授業中のグループ活動には能動的かつ積極的に取り組むことが必要である。
自己学習
授業中に配布された課題について繰り返し取り組み、理解を深める必要がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
発生 1 |
発生・分化・誘導とは何か簡単に説明できる。
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2週 |
発生 2 |
iPS細胞とES細胞の特徴について説明できる。
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3週 |
免疫 1 |
免疫とは何か簡単に説明できる。 自然免疫・獲得免疫について説明できる。
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4週 |
免疫 2 |
体液性免疫・細胞性免疫の概要について説明できる。
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5週 |
抗体 1 |
抗体の構造と機能について説明できる。
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6週 |
抗体 2 |
アレルギーと抗体の関係について説明できる。
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7週 |
T細胞 |
T細胞の型と臓器移植との関係について説明できる。 T細胞とエイズの関係について説明できる。
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8週 |
情報伝達と薬 |
情報伝達のしくみと薬との関係について説明できる。
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4thQ |
9週 |
前期中間試験 |
授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
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10週 |
試験返却・解答 |
試験問題を見直し、理解が不十分な点が解消できるようになる。
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11週 |
生命科学に関する調査1
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各グループで経済的な問題や倫理的な問題と関連している、生体関連トピックを選ぶ。
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12週 |
生命科学に関する調査2 |
各グループで前回選んだトピックについて調査する。
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13週 |
生命科学に関する調査3 |
各グループで次回のプレゼンに向けて準備する。
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14週 |
調査発表 |
各グループで選んだ内容について発表すると共に他の班の発表についてもコメントする。
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15週 |
振り返り |
前回のプレゼンについて、他の班からの意見も踏まえながら振り返る。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | 細胞膜を通しての物質輸送による細胞の恒常性について説明できる。 | 3 | |
フィードバック制御による体内の恒常性の仕組みを説明できる。 | 3 | |
情報伝達物質とその受容体の働きを説明できる。 | 3 | |
免疫系による生体防御のしくみを説明できる。 | 3 | |
生物工学 | バイオテクノロジーの応用例(遺伝子組換え作物、医薬品、遺伝子治療など)について説明できる。 | 3 | |
バイオテクノロジーが従来の技術に対して優れている点について説明できる。 | 3 | |
遺伝子組み換え技術のリスクと安全策について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 発表プレゼン | 発表レポート | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 35 | 15 | 25 | 25 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 35 | 15 | 25 | 25 | 0 | 0 | 100 |