英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 英語総合問題集 Stepwise 5
担当教員 橋本 万里子

到達目標

1.文のタイプ、動詞の語法、時制を理解し、正しく表現することができる。
2.助動詞、不定詞、動名詞、分詞を理解し、正しく表現することができる。
3.接続詞、関係詞、形容詞、副詞、否定、倒置を理解し、正しく表現することができる。
4.仮定法、比較、無生物主語を理解し、正しく表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1300字程度の長文を読み、内容 を正しく理解することができる。300字程度の長文を読み、内容 をおおむね理解することができる。300字程度の長文を読み、内容 を正しく理解することができない。
評価項目2文法事項や構文を理解し,正しく 運用することができる。文法事項や構文を理解し,おおむ ね運用することができる。文法事項や構文を理解し,正しく 運用することができない。
評価項目3短い英会話や説明文を聴き、リス ニングの問題を正しく解くことが できる。短い英会話や説明文を聴き、リス ニングの問題をおおむね解くこと ができる。短い英会話や説明文を聴き、リス ニングの問題を正しく解くことが できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本講義は,学生が将来英語の論文を読み書きするための基礎づくりとして,大学入試で扱われる程度の語彙力と文法の強化を図り,長文を読み正確に内容を理解する読解力を身につける。1・2年で学習した文法の復習だけでなく,その知識を活用し,簡単な英語で自分の考えや意見を話したり,書いたりする力を伸ばす。
授業の進め方・方法:
 様々な説明文や論説文を速読し,大意把握問題に取り組み,既習の文法知識の活用を促すために「話す」,「書く」言語活動を行う。また,英語の発音に慣れ親しむために,リスニング問題やディクテーションに取り組み,聞く力を養う言語活動も行う。
注意点:
 授業では、英語4技能の「読む」,「聞く」,「話す」,「書く」力を伸ばすための言語活動を行うので,積極的に取り組むこと。
 到達目標を達成するために,予習復習を自主的に行い学習内容の定着を図り,ラジオやインターネット等を活用し「楽しみながら」英語に触れる時間を設け,自学・自習に努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1 「夢見る力」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit 1 英文を読むための基礎を理解し、適切な語句を用いて正しく表現することができる。
3週 Unit 2 「紙の歴史、未来」を読み,内容を理解することができる。
4週 Unit 2 文のタイプ、動詞の語法を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit 3 「手紙」を読み,内容を理解することができる。
6週 Unit 3 時制を理解し、正しく表現することができる。
7週 前期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
2ndQ
9週 Unit 4 「レジ袋」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit 4 助動詞を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit 5 「子供の言語習得」を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit 5 不定詞、動名詞を理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit 6 「翻訳とは」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit 6 分詞を理解し、正しく表現することができる。
15週 前期末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
後期
3rdQ
1週 Unit 7 「砂漠の生態」を読み,内容を理解することができる。
2週 Unit 7 接続詞を理解し、正しく表現することができる。
3週 Unit 8 「おとぎ話の象徴」を読み,内容を理解することができる。
4週 Unit 8 関係詞を理解し、正しく表現することができる。
5週 Unit 9 「家族とともに過ごす時間」を読み,内容を理解することができる。
6週 Uni 9 形容詞、副詞、否定、倒置を理解し、正しく表現することができる。
7週 後期中間試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
8週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。
4thQ
9週 Unit 10 「恐竜の首」を読み,内容を理解することができる。
10週 Unit 10 仮定法を理解し、正しく表現することができる。
11週 Unit 11 「地球温暖化対策の試み」を読み,内容を理解することができる。
12週 Unit 11 無生物主語を理解し、正しく表現することができる。
13週 Unit 12 「主夫」を読み,内容を理解することができる。
14週 Unit 12 名詞・代名詞を理解し、正しく表現することができる。
15週 学年末試験 授業内容を理解し、試験問題に対して正しく解答することができる。
16週 試験返却・解答・復習 試験問題を見直し、理解が不十分な点を解消する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後10,後12,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後10,後12,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前3,前5,前9,前11,前13,後1,後3,後5,後9,後11,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前9,後1,後9
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前3,前11,後3,後11
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前5,前13,後5,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前9,後1,後9
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前9,後1,後9
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前9,後1,後9
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後1

評価割合

試験課題提出物の完成度小テスト提出ノートやワークシートの完成度合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000