生物化学工学実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生物化学工学実験Ⅱ
科目番号 0058 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 プリント(ガイダンス時に配布する)及び奈良高専物質化学工学科作成 生物化学工学実験書
担当教員 三木 功次郎,伊月 亜有子

到達目標

毎回、実験レポートを提出し、ディスカッションを行い、理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(本科1〜5年)学習教育目標 (2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生物工学(生物化学、微生物工学、生物機能化学)及び遺伝子工学(分子生物学、遺伝子工学)に
関連した実験を行う。
授業の進め方・方法:
3年次以降の講義の内容を基礎とした生物工学及び遺伝子工学に関連した実験を行う。
講義で得た知識を確実なものにするために行う。
注意点:
 関連科目
生物工学(生物化学、微生物工学、生物機能化学)
遺伝子工学(分子生物学、遺伝子工学)
  
  学習指針
実験時は安全のため白衣、作業服、上履きシューズ、安全メガネ(ガイダンス時に指示する)等を着用すること。

  自己学習
目標を達成するためには、事前に実験書を読み、実験内容を理解しておくこと。わからないことがあれば調べておく。また、レポート作成時には実験結果について十分に考察を行い、授業で習ったことを再度復習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 各実験テーマの概要・データ解析法等について理解することができる。
2週 ガイダンス 各実験テーマの概要・データ解析法等について理解することができる。
3週 酸解離に伴う吸収スペクトルの変化 pH指示薬の吸収スペクトルのpH変化からpKaを求めることができる。
4週 卵白アルブミンの結晶化 塩析による分別沈殿によって、卵白アルブミンを結晶化することができる。
5週 卵白アルブミンの結晶化 塩析による分別沈殿によって、卵白アルブミンを結晶化することができる。
6週 卵白アルブミンの結晶化 塩析による分別沈殿によって、卵白アルブミンを結晶化することができる。
7週 固定化パン酵母によるアルコール発酵 固定化したパン酵母を用い、グルコースからのエタノール発酵を行うことができる。
8週 固定化パン酵母によるアルコール発酵 固定化したパン酵母を用い、グルコースからのエタノール発酵を行うことができる。
2ndQ
9週 固定化パン酵母によるアルコール発酵 固定化したパン酵母を用い、グルコースからのエタノール発酵を行うことができる。
10週 大腸菌の増殖曲線 培養液の濁度を測定し、増殖曲線を作成することができる。
11週 大腸菌の増殖曲線 培養液の濁度を測定し、増殖曲線を作成することができる。
12週 大腸菌の形質転換 大腸菌のカルシウム処理による、形質転換を行うことができる。
13週 大腸菌の形質転換 大腸菌のカルシウム処理による、形質転換を行うことができる。
14週 DNAの抽出 培養細胞からDNAを取り出すことができる。
15週 DNAの抽出 培養細胞からDNAを取り出すことができる。
16週 ディスカッション 各実験テーマについてディスカッションを行い、考察をすることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力化学・生物系分野【実験・実習能力】生物工学実験光学顕微鏡を取り扱うことができ、生物試料を顕微鏡下で観察することができる。3
滅菌・無菌操作をして、微生物を培養することができる。3
適切な方法や溶媒を用いて、生物試料から目的の生体物質を抽出し、ろ過や遠心分離等の簡単な精製ができる。3
分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。3
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。3
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合07030000100
基礎的能力07030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000