実用技術英語(機械系)

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 実用技術英語(機械系)
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創成工学専攻(機械制御システムコース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない.適宜,プリント資料を配布する.
担当教員 坂本 雅彦,中村 篤人

到達目標

1)機械制御工学分野の英文技術論文を読み,内容を正しく理解し,説明ができること.
2)特別研究の概要を英文で作成でき,英語で簡単なPresentationができること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械制御工学分野の英文技術論文を読み,内容を正しく理解し,説明ができる受講生が自らの研究テーマに関連する英文参考文献を検索・選択し,当該論文の内容を2ページ(A4)程度に日本語で要約整理した上で授業中にゼミ形式で報告することが完全にできる.受講生が自らの研究テーマに関連する英文参考文献を検索・選択し,当該論文の内容を2ページ(A4)程度に日本語で要約整理した上で授業中にゼミ形式で報告することができる.受講生が自らの研究テーマに関連する英文参考文献を検索・選択し,当該論文の内容を2ページ(A4)程度に日本語で要約整理した上で授業中にゼミ形式で報告することができない.
特別研究の概要を英文で作成でき,英語で簡単なPresentationができる参考文献における表現を参考にして,受講生が自ら取り組んでいる特別研究のAbstractを作成の上,その内容に関して英語による簡単なPresentationを行うことが完全にできる.参考文献における表現を参考にして,受講生が自ら取り組んでいる特別研究のAbstractを作成の上,その内容に関して英語による簡単なPresentationを行うことができる.参考文献における表現を参考にして,受講生が自ら取り組んでいる特別研究のAbstractを作成の上,その内容に関して英語による簡単なPresentationを行うことができない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (d-2a) 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械制御工学分野の技術的な英語表現に関する知識,ならびに語彙などを習得することを目的に,当該分野の英語論文の読解能力を養成するとともに,自ら取り組んでいる研究の英文Abstract作成を通して英文技術論文を書くための知識をう.                                                                                                       ※実務との関係                                                                                           この科目は企業で設備の技術開発を担当していた教員が,その経験を活かし,英文技術論文の読解や報告書,プレゼンを指導するものである.
授業の進め方・方法:
前半は各自が自分の研究に関連する英文参考文献を検索・選択し,当該論文の内容を2ページ(A4)程度に日本語で要約整理した上で授業中にゼミ形式で報告する.後半では,参考文献における表現を参考にして,各自取り組んでいる特別研究のAbstractを作成の上,その内容に関して英語による簡単なPresentationを行う.
注意点:
選択する研究論文は,権威ある科学技術雑誌に掲載されている論文(数ページ程度)が好ましい.用いられている単語や語彙・表現方法に注意しながら読解に努め,分かりやすくまとめて報告すること.また,Abstractの作成には,研究の背景・目的・内容などについて調査・整理し,客観的かつ明瞭な表現を心がけること.研究概要の英語によるPresentationにおいては自分の発表もさることながら他者の発表について英語で質問できるようにすること.各資料は最終的に修正したうえで期限までに提出すること.

事前学習:受講前に次の授業範囲に関する内容を予習すること(例:調べる文献のキーワードを考案する,論文の内容を読むなど)
事後展開学習:授業内容に関連する課題に取り組み、次の授業時に提出すること

学修単位の履修上の注意

成績評価における英文技術論文の内容報告資料,Abstract,Presentation資料に含まれる課題により,自学自習の取り組みを評価する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 意義と目的 本講義の主旨(評価方法・講義計画などを含め)を理解することができる.
2週 語彙関連表現(1) Abstract作成上,欠かせない語彙及び表現方法について理解することができる.
3週 語彙関連表現(2 Abstract作成上,欠かせない語彙及び表現方法について理解することができる.
4週 論文内容報告(1) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
5週 論文内容報告(2) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
6週 論文内容報告(3) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
7週 論文内容報告(4) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
8週 論文内容報告(5) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
4thQ
9週 論文内容報告(6) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
10週 論文内容報告(7) 各自が選択した論文の内容を整理し,説明することができる.
11週 研究概要(1) 各自の特別研究に関する英文Abstractを作成することができる.
12週 研究概要(2) Presentation資料を作成することができる.
13週 研究概要(3) 研究概要を英語で発表することができる.
14週 研究概要(4) 研究概要を英語で発表することができる.
15週 研究概要(5) 英文の研究概要を提出することができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

英文技術論文の内容報告資料作成英語によるAbstractおよびPresentation資料作成合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力2020000040
専門的能力3030000060
分野横断的能力0000000