アドバンスト・グローバルチャレンジ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 アドバンスト・グローバルチャレンジ
科目番号 0033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創成工学専攻(電気電子システムコース) 対象学年 専2
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 Original Handouts
担当教員 朴 槿英

到達目標

英語による国際学会での発表を目標とし、この目標を達成するために必要とされる高度な英語運用能力の獲得を目指すとともに、他者と協働し積極的にディベートを行いながら発表に向けた準備活動を進めることで、英語によるプレゼンテーションの全体的なパフォーマンス向上を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際学会での発表に不可欠な高度な英語運用能力を身につけている。国際学会での発表を行いうるある程度の英語運用能力を身につけている。国際学会での発表に必要な最低限の英語運用能力が身についていない。
評価項目2英語を使って他者と積極的にディベートを行いながら、協働して作業を行うことができる。他者と協働して作業を行うために必要なある程度の英語コミュニケーション力が身についている。他者と協働して作業を行うために必要な英語コミュニケーション力が十分に身についていない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (c) 説明 閉じる
JABEE基準 (d-2a) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 B-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語による国際学会での発表を行うための準備と基本的なルールについて学習する。また、受講者同士の相互評価を通じて、英語プレゼンテーションのパフォーマンス向上を目指す。
授業の進め方・方法:
国際学会での発表に必要な英語運用能力を向上させるための活動として、英語によるプレゼンテーションとディスカッションを行うプロジェクト型学習と科学技術分野を扱う英文テキストの読解、および英文アブストラクトの作成を行う。
なお、本科目は、「グローバル工学協働教育プログラム」の科目と一部として実施する。
注意点:
国際学会などでの英語での口頭あるいはポスター発表を必ず行う必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業全体の計画、目標などについてガイダンスを行う。
2週 国際学会発表のルール 英語による国際学会での発表を行うための基本的なルールについて学ぶ。
3週 第1回目英語プレゼンテーションの準備 卒業研究について英語でプレゼンテーションを行うための準備をする。
4週 プレゼンテーション(1回目) 卒業研究について英語でプレゼンテーションを行う。また、受講者同士の相互評価を通じて課題を発見する。
5週 英文アブストラクトの作成① 現在の研究内容について英文のアブストラクトを作成する。
6週 英文アブストラクトの作成② 受講者同士でディスカッションを行い、問題点を抽出する。
7週 英文アブストラクトの作成③ ディスカッションの内容をもとに加筆・修正を行い、英文アブストラクトを完成させる。
8週 第2回目英語プレゼンテーションの準備① 現在の研究内容について英語でプレゼンテーションを行うための準備を行う。
4thQ
9週 第2回目英語プレゼンテーションの準備② 現在の研究内容について英語でプレゼンテーションを行うための準備をする。
10週 プレゼンテーション(2回目) 現在の研究内容について英語でプレゼンテーションを行う。また、受講者同士の相互評価を通じて課題を発見する。
11週 原稿作成① 国際学会発表用の読み原稿を作成する。
12週 原稿作成② 受講者同士で添削を行い、英語表現について議論し、問題点を抽出する。
13週 原稿作成③ ディスカッションの内容をふまえ加筆・修正を行い、原稿を完成させる。
14週 最終プレゼンテーションの準備 アブストラクトと原稿の内容をもとに、最終プレゼンテーションの準備を行う。
15週 プレゼンテーション(最終) 国際学会での発表リハーサルとして、最終プレゼンテーションを行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

プレゼンテーション授業参加・態度提出物の完成度合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100