プレゼンテーション英語

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 プレゼンテーション英語
科目番号 0041 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創成工学専攻(電気電子システムコース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎から学ぶ英語プレゼンテーション (朝日出版社)
担当教員 大北 勢津子

到達目標

1. 英語らしい表現パターンを習得し、適切に運用することができるようになる。
2. 自分自身の学ぶ習慣を充実させ、自分自身で「知りたい」ことを探究できるようになる。
3. 読み手や聞き手を納得させるように、論理的科学的に英語で自分自身の考えを表現できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルについて十分に理解している。効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルについて理解している。効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルに関する理解が不十分である。
評価項目2効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルを適切に運用することができる。効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルをおおむね運用することができる。効果的なプレゼンテーションのための基本的なスキルを正しく運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 学生自身が必要とする英語表現に出会い、英語での自己表現の方法を一つでも多く蓄積していってほしい。そのため、自分で学ぶ習慣をつけることを忘れないでほしい。このプレゼンテーション対策では、英語を学ぶ上での重要事項が多く含まれていることから、授業を通じて一つでも多くの表現を蓄積していってほしい。映画や音楽教材もプレゼンテーション対策として利用することで、英語でのものの考え方を培っていきたい。
授業の進め方・方法:
 聴衆を意識し、その聴衆を納得させる「内容の『見せ方』」を、欧米では「大学への授業準備」として高校で叩き込まれる。残念ながら、日本では「言葉を武器」として利用する方法が系統だった教科として確立されず、体験的(主観的)にプレゼンテーションを行っている場合が多い。すばらしい内容を聴衆が求めている『見せ方』であらわせば、決して、聴衆は内容を取り違えることなく、発表者の意図も間違いなく正確に伝わる。
 この「英語プレゼンテーション」の授業では、聴衆を意識し、発表者の意図を間違いなく正確に伝える技術を習得し、それぞれの研究をパワーポイントで発表することを目的としている。
注意点:
関連科目:コミュニケーション英語
学習指針:説得力のあるプレゼンテーションを通して、抜け落ちている基礎的な英語文法力や英単語力を補強していく。
自己学習:学ぶ習慣を身につけてほしい。英語を利用しなければ、忘れることの方が多い。そのため、家庭での日々の英語学習に重点が置かれることになる。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
Unit 1: Getting Started (#1)
授業の概要と進め方、成績評価の方法などについて説明する。また、Eye contact / Facial expression / Volumeに関するスキルを理解する。
2週 Unit 1: Getting Started (#2) Eye contact / Facial expression / Volumeに関するスキルを理解し、実践することができる。
3週 Unit 2: Voice (#1) Voiceに関するスキルを理解し、実践することができる。
4週 Unit 2: Voice (#2) Voiceに関するスキルを理解し、実践することができる。
5週 Unit 3: Gestures (#1) Gesturesに関するスキルを理解し、実践することができる。
6週 Unit 3: Gestures (#2) Gesturesに関するスキルを理解し、実践することができる。
7週 Unit 4: Q & A Skills (#1) Q & A Skillsに関するスキルを理解し、実践することができる。
8週 Unit 4: Q & A Skills (#2) Q & A Skillsに関するスキルを理解し、実践することができる。
2ndQ
9週 Unit 5: Visuals (#1) Visualsに関するスキルを理解し、実践することができる。
10週 Unit 5: Visuals (#2) Visualsに関するスキルを理解し、実践することができる。
11週 Unit 6: Rehearsals (#1) Rehearsalsに関するスキルを理解し、実践することができる。
12週 Unit 6: Rehearsals (#2) Rehearsalsに関するスキルを理解し、実践することができる。
13週 Unit 7: On Stage (#1) On Stageに関するスキルを理解し、実践することができる。
14週 Unit 7: On Stage (#2) On Stageに関するスキルを理解し、実践することができる。
15週 発表(プレゼンテーション) これまでの学習内容を踏まえ、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テスト発表相互評価課題合計
総合評価割合30401020100
基礎的能力30401020100