特別研究

科目基礎情報

学校	奈良工業高等専門学校	開講年度	2018
授業科目	特別研究
科目番号	0044	科目区分	専門 / 必修
授業形態	実験	単位の種別と単位数	履修単位: 10
開設学科	システム創成工学専攻（電気電子システムコース）	対象学年	専2
開設期	通年	週時間数	10
教科書/教材	特になし。
担当教員

到達目標

自ら研究計画を立案、実施し、研究成果を論文にまとめて発表会（公開）において報告する。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
取り組み	自ら考えて研究への十分な準備を行うことができるとともに、積極的に研究に取り組み、結果を得ることができる。	指導教員の指示に従い、研究への十分な準備を行うことができるとともに、積極的に研究に取り組むことができる。	研究への十分な準備ができず、積極的に研究に取り組むことができない。
研究報告 （報告書・発表等）	十分な準備をした上で、自らの研究成果についてわかりやすく発表することができるとともに、質疑応答にも的確に対応できる。 また、自らの研究成果について、わかりやすい文章構成かつ正しい図表表現により報告書にまとめることができる。	自らの研究成果についてまとめ、発表することができるとともに、質疑応答に対応できる。 また、自らの研究成果について、報告書にまとめることができる。	自らの研究成果についてまとめ、発表することができない。 また、自らの研究成果について、報告書にまとめることができない。

教育方法等

概要:

目標設定から達成まで一貫して遂行できる研究開発能力を持つ技術者の育成を目標に、本科で実施した卒業研究、専攻科1年次の工学基礎研究または地域創成工学研究の経験を基礎に、より高度な電気電子の個別研究を行う。このためには、自主的な研究への取り組みが特に肝要となり、研究テーマの設定にあたっては学生の工学的興味をできる限り尊重し、教員から指示されたテーマの他に企業との共同研究をはじめ、地域の課題に対する研究や技術開発を含めた幅広い分野から選定する。

授業の進め方・方法:

研究成果は、最終1 回の発表会を実施し、最終的に論文としてまとめさせる。また、この過程を通じて論文作成やプレゼンテーションの技術を実践指導すると共に、学会発表についても支援する。

注意点:

特別研究の意義を十分認識し、研究計画に基づいて自主的、積極的に進めること。また、研究テーマに関連した国内外の文献調査を積極的に行うと共に、常に進捗状況を指導教員に報告し、十分な討論を行うこと。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	実験	計画に沿って研究を進める。
		2週	実験	計画に沿って研究を進める。
		3週	実験	計画に沿って研究を進める。
		4週	進捗状況確認	進捗状況を確認し、プロトタイプの作成を計画する。
		5週	実験	計画に沿って研究を進める。
		6週	実験	計画に沿って研究を進める。
		7週	実験	計画に沿って研究を進める。
		8週	進捗状況確認	プロトタイプの評価、問題点の再検討
	2ndQ
		9週	実験	計画に沿って研究を進める。
		10週	実験	計画に沿って研究を進める。
		11週	実験結果のまとめ	秋の学会発表、学位授与レポート用に実験結果をまとめる。
		12週	実験結果のまとめ	秋の学会発表、学位授与レポート用に実験結果をまとめる。
		13週	実験結果のまとめ	秋の学会発表、学位授与レポート用に実験結果をまとめる。
		14週	レポート指導	秋の学会発表、学位授与レポートの書き方指導。
		15週	レポート指導	秋の学会発表、学位授与レポートの書き方指導。
		16週
後期
	3rdQ
		1週	進捗状況確認	進捗状況を確認し、プロトタイプの作成を計画する。
		2週	実験	計画に沿って研究を進める。
		3週	実験	計画に沿って研究を進める。
		4週	実験	計画に沿って研究を進める。
		5週	進捗状況確認	進捗状況を確認し、プロトタイプの作成を計画する。
		6週	実験	計画に沿って研究を進める。
		7週	実験	計画に沿って研究を進める。
		8週	進捗状況確認	完成品による実験、問題点の再検討
	4thQ
		9週	実験結果のまとめ	実験結果のまとめと考察。
		10週	実験結果のまとめ	実験結果のまとめと考察。
		11週	特別研究論文作成	特別研究論文の執筆。
		12週	特別研究論文作成	特別研究論文の執筆。
		13週	特別研究論文作成	発表会用プレゼン資料作成、発表練習。
		14週	特別研究発表会	研究発表会で成果報告。
		15週	論文修正	論文を修正して査読委員から了解を取る。
		16週

評価割合

	取り組み	研究論文	研究発表	合計
総合評価割合	30	40	30	100
基礎的能力	15	20	15	50
専門的能力	15	20	15	50