スポーツ科学特論

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 スポーツ科学特論
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創成工学専攻(情報システムコース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 松井 良明

到達目標

スポーツ科学の特質を理解し、特定のスポーツ事象の科学的分析ができるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 理解力スポーツ科学の特質を説明できる。スポーツ科学の特質を理解できる。スポーツ科学の特質を理解できない。
評価項目2 分析力スポーツ事象について科学的分析できる。スポーツ事象について科学的分析の事例を説明できる。スポーツ事象への科学的分析を理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (b) 説明 閉じる
JABEE基準 (i) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-2 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
スポーツ科学の知識と意義を広く学ぶことで、「アクティブ・ライフ」の重要性に気づき、健康で生き生きとした社会生活の実現について、自ら考えていけるようにする。
授業の進め方・方法:
スポーツ科学の内容を、「スポーツ医科学」、「健康スポーツ」、「アスレティックトレーニング」、「スポーツコーチング」、「スポーツ教育」、「スポーツビジネス」、「スポーツ文化」という7つの領域を中心に講義する。
注意点:
学習指針:講義を通してスポーツ科学に対する関心を深めるとともに、情報収集も自ら積極的に行うこと。
自己学習:スポーツ科学に幅広く関心をもつこと。学習したことを自身の生活の中で実践してみること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の概要、進め方、評価方法を理解し、説明できる。
2週 スポーツ医科学① 身体運動を生み出す生体のしくみとスポーツ工学について説明できる。
3週 スポーツ医科学② 身体運動と身体の適応及び変化、スポーツ心理学について説明できる。
4週 健康スポーツ 健康スポーツを学ぶ意義と実践、肥満の改善について説明できる。
5週 アスレティックトレーニング アスレティックトレーナーの役割と意義、必要な知識を説明できる。
6週 スポーツコーチング① スポーツコーチングの役割と責任、必要な資質と能力について説明できる。
7週 スポーツコーチング② 種目ごとのコーチング実践例を知り、説明できる。
8週 スポーツ教育 スポーツ教育の意義と歴史について説明できる。
4thQ
9週 スポーツビジネス① スポーツ産業とスポーツ組織、スポーツ政策について説明できる。
10週 スポーツビジネス② スポーツとメディア、イベントとツーリズム、企業スポーツとプロスポーツについて説明できる。
11週 スポーツ史 スポーツの人類史について説明できる。
12週 スポーツと人類 民族スポーツの定義と広がりについて説明できる。
13週 スポーツと社会 近代スポーツの定義と広がりについて説明できる。
14週 スポーツ文化研究 スポーツ文化の広がりと研究方法について説明できる。
15週 まとめ スポーツ科学の内容と広がりについて説明できる。
16週 レポート作成 スポーツの科学的分析を行うことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート授業課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力3010000040
専門的能力1510000025
分野横断的能力1520000035