到達目標
英語論文による論文の書き方を学ぶ。実験方法および実験結果を追試可能なよう、英語論文で表現する。次に実験結果をもとに当該分野の専門家であれば理解できる範囲で考察を行い、これを英語による表現に変えることができる。可能であれば、図表や注の書き方も学ぶ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 追試可能で結果を比較できる内容を英語で表現できる。
| 追試可能な実験方法を英語で表現できる。 | 追試可能とは言えないレベルの表現しかできない。 |
評価項目2 | 次の実験のヒントを与える考察か英語で表現できる。 | 当該分野の専門家が納得できる結果評価と考察が英語で表現できる。 | 実験結果から得られる考察が表現できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (d-2a)
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JABEE基準 (f)
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2
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システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 D-1
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教育方法等
概要:
英語論文の例題を示し、実際に各自が実験方法と結果、それに基づく考察を英語で書いてみて、どの程度、読者に伝わるかを実習形式で学ぶ。
授業の進め方・方法:
例題を示して典型的な英語論文の表現方法を教授し、各自の研究テーマをもとに、実験方法と結果を英語で表現し、理解できるところと、理解されないところを、読者の視点からの指摘を受け、修正していく過程で、英語の論文表現を学んでいく。
注意点:
関連科目: 特修英語Ⅰ・Ⅱ、研究力向上セミナー(電気電子系)、研究力向上セミナーⅠ・Ⅱ(情報系)、工学基礎研究、地域創生工学研究、特別研究
学習指針: 英語表記の揺れや、不適切な単語を選んだ場合の情報の伝わり方を肌で知ること。
自己学習: 到達目標を達成するために,講義内容の復習や課題の準備・提出を怠らないこと。
事前学習:前回までの学習を振り返り、適切な英文作成をするために留意できるポイントを増やした上で授業に望むこと。
事後展開学習:課題を提示するので,定められた期限までに解いて提出すること。
学修単位の履修上の注意
成績評価に課題が含まれていることに注意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、論文構成の説明 |
論文の全体構造をつかむ
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2週 |
実験方法と結果の記述の説明 |
追試が可能な記述について学ぶ
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3週 |
英語表現の説明1、英語による実験方法の発表1 |
3人程度、英語による実験方法と結果を発表し、どの程度伝わるかを知る
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4週 |
英語表現の説明2、英語による実験方法の発表2 |
3人程度、英語による実験方法と結果を発表し、どの程度伝わるかを知る
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5週 |
英語表現の説明3、英語による実験方法の発表3 |
3人程度、英語による実験方法と結果を発表し、どの程度伝わるかを知る
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6週 |
英語表現の説明4、英語による実験方法の発表4 |
3人程度、英語による実験方法と結果を発表し、どの程度伝わるかを知る
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7週 |
英語表現の説明5、英語による実験方法の発表5 |
3人程度、英語による実験方法と結果を発表し、どの程度伝わるかを知る
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8週 |
考察の説明 |
研究内容の意味合いを伝えることを学ぶ
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4thQ |
9週 |
英語による考察の発表1 |
3人程度、英語による考察を発表し、どの程度伝わるかを知る
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10週 |
英語による考察の発表2 |
3人程度、英語による考察を発表し、どの程度伝わるかを知る
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11週 |
英語による考察の発表3 |
3人程度、英語による考察を発表し、どの程度伝わるかを知る
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12週 |
英語による考察の発表4 |
3人程度、英語による考察を発表し、どの程度伝わるかを知る
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13週 |
英語による考察の発表5 |
3人程度、英語による考察を発表し、どの程度伝わるかを知る
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14週 |
題名と緒言の説明 |
研究内容の意味合いを伝えることを学ぶ
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15週 |
期末テスト |
英語論文を理解する
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16週 |
テスト返却 |
英語論文を理解する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |