アドバンスト・グローバルコミュニケーション

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 アドバンスト・グローバルコミュニケーション
科目番号 0023 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 システム創成工学専攻(情報システムコース) 対象学年 専2
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし
担当教員 板倉 和裕

到達目標

1.アカデミックな内容のプレゼンテーションを、原稿を参照しつつ英語で行うことができる。
2.英語による質疑応答に耐えうる応答能力を身につけている。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1よりアカデミックな内容のプレゼンテーションを、原稿を参照しつつ英語で行うことができる。自身の専門分野に関するプレゼンテーションを、原稿を参照しつつ英語で行うことができる。自身の専門分野における用語について英語で理解することが困難である。
評価項目2英語による質疑応答においても自身の見解を論理的に説明することができる。英語による質疑応答に耐えうるある程度の英語運用能力を身につけている。英語による質疑応答に耐えうる最低限の応答能力を身につけていない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 A-1 説明 閉じる
システム創成工学教育プログラム学習・教育目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義は、英語によるプレゼンテーションスキルの基礎をさらに発展させ、文化や科学技術分野を中心に、より高度なプレゼンテーションスキルを培うことを目的とする。英語によるプレゼンテーション原稿とスライドの作成、そして発表に至るまでの一連の作業を授業時間内に行う。また、英語での質疑応答やディスカッションといったやりとりも実際に行うことで、より実践的なコミュニケーション能力の育成を目指す。
なお、本科目は「グローバル工学協働教育プログラム」の科目と一部として実施する。
授業の進め方・方法:
与えられたテーマについて、ペアまたはグループで作業を行い、構成を考えながらプレゼンテーション原稿を執筆し、実際にプレゼンテーションを行う。その後、質疑応答、ディスカッション、受講者同士による相互評価を行う。
注意点:
授業時間内で原稿が仕上がらない場合は、各自で自己学習として原稿を完成させること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、ペアリング、テーマ選択、データ収集① 第1回目プレゼンテーションのテーマは「世界に伝えたい日本の文化」(情報提供型プレゼンテーション)とする。
2週 スライドと原稿作成① 5分程度のプレゼンテーション資料を英語で作成する。
3週 発表とピアレビュー、ディスカッション① 発表と質疑応答を行う。全ての発表終了後に英語でディスカッションを行う。
4週 ペアリング、テーマ選択、データ収集② 第2回目プレゼンテーションのテーマは「世界の最先端技術」(情報提供型プレゼンテーション)とする。
5週 スライドと原稿作成② 5分から8分程度のプレゼンテーション資料を英語で作成する。
6週 スライドと原稿作成② 5分から8分程度のプレゼンテーション資料を英語で作成する。
7週 発表とピアレビュー、ディスカッション② 発表と質疑応答を行う。全ての発表終了後に英語でディスカッションを行う。
8週 ペアリング、テーマ選択、データ収集③ 第3回目プレゼンテーションのテーマは「世界の諸問題とその解決策」(説得型プレゼンテーション)とし、ペアごとに地域を選択し、その地域における社会問題を一つ選択し、その解決策について考える。
2ndQ
9週 スライドと原稿作成③ 10分程度のプレゼンテーション資料を英語で作成する。
10週 スライドと原稿作成③ 教員からのフィードバックを受け、原稿とスライドの手直しをする。
11週 発表とピアレビュー、ディスカッション③ 発表と質疑応答を行う。全ての発表終了後に英語でディスカッションを行う。
12週 ペアリング、テーマ選択、データ収集④ 最終プレゼンテーションのテーマは「世界の諸問題とその解決策」(説得型プレゼンテーション)とし、ペアごとに地域を選択し、その地域における社会問題を一つ選択し、その解決策について考える。
13週 スライドと原稿作成④ 10分程度のプレゼンテーション資料を英語で作成する。
14週 スライドと原稿作成④ 教員からのフィードバックを受け、原稿とスライドの手直しをする。
15週 発表とピアレビュー④ 発表と質疑応答を行う。全ての発表終了後に英語でディスカッションを行う。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

プレゼンテーション授業参加・態度提出物の完成度合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100