先端工学特論

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 先端工学特論
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質創成工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 松浦 幸仁

到達目標

最先端の研究を題材として用い、課題抽出、仮説を立てる、その仮説を確かめる実験を計画するためのプランの立てるという、流れを習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【理解度】研究課題に対する十分な理解と論文読解による先行研究の意義が十分に理解できている研究課題に対して適当な論文を選び、問題点を抽出できる研究の理解と論文の読解力が不十分である
【応用力】課題解決に必要な、基本的な化学の知識や法則をを理解し、自在に使いこな すことができる課題解決に必要な、基本的な化学の知識や法則をある程度理解している"課題解決に必要な、基本的な化学の知識が不足している
【課題】与えられた課題に自ら取り組み、解答を用いならがら知識の修得に努めている課題に取り組み、足りない知識を把握できている課題への取り組みが不十分である

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1人の講師を招き、最先端の工学研究に関する講義を受ける。
最先端研究における課題、あるいは講義内容を各自の専門に応用するための課題を考察し、各自のまとめた結果をプレゼンテーション形式で発表する。
各自の検討課題とその解決案をグループディスカッションによりブラッシュアップする。最終的には発表会を通じて評価を行う。
授業の進め方・方法:
研究における最初の段階として、研究における最適な課題の設定と課題解決へのアプローチ・指針を示し,パワーポイント等を用いて発表することを目標とする。目標を達成するために、研究計画、実験実施、論文作成、成果発表に至るまで、文献検索、資料作成等、独自であらゆるスキルを磨くこと。
【自己学習】
独自に文献を調査し、最新研究の動向に関して調査する。
【評価方法】
最終発表内容と授業への取り組み(講義、グループディスカッションでの発言)を総合して評価する。
注意点:
研究リテラシーにおける研究の進め方を参考にすること。
課題解決法に関してはインターネットを用いず、必ず過去文献にあたること。
発表に際しては使用した文献を必ず明示すること。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本講義におけるガイダンスを行う。
2週 先端研究講義 企業、大学から最先端の研究者、技術者を招き講義を受ける。
3週 個別学習
発表準備
講義にて与えられた課題、あるいは各自の専門に応用する課題を抽出し、各自その解決法を考え、必要であれば文献調査等も行う。発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
4週 個別学習
発表準備
講義にて与えられた課題、あるいは各自の専門に応用する課題を抽出し、各自その解決法を考え、必要であれば文献調査等も行う。発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
5週 個別学習
発表準備
講義にて与えられた課題、あるいは各自の専門に応用する課題を抽出し、各自その解決法を考え、必要であれば文献調査等も行う。発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
6週 発表
グループ討議
各自の解決法を発表する。
課題に対して、問題点をグループで討議することにより、 
ブラッシュアップする。
7週 発表
グループ討議
各自の解決法を発表する。
課題に対して、問題点をグループで討議することにより、 
ブラッシュアップする。
8週 プレゼンテーション 各グループに分かれて、各々の専門に応用する課題について調査、討議した結果について発表する。
2ndQ
9週 プレゼンテーション 各グループに分かれて、各々の専門に応用する課題について調査、討議した結果について発表する。
10週 個別学習
発表準備
発表会で得られた課題を元に各自その解決法を考え、更に文献調査等も行いながら、最終発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
11週 個別学習
発表準備
発表会で得られた課題を元に各自その解決法を考え、更に文献調査等も行いながら、最終発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
12週 個別学習
発表準備
発表会で得られた課題を元に各自その解決法を考え、更に文献調査等も行いながら、最終発表のためのプレゼンテーションの準備をする。
13週 発表
グループ討議
各自の解決法を発表する。
課題に対して、問題点をグループで討議することにより、 
ブラッシュアップする。
14週 発表
グループ討議
各自の解決法を発表する。
課題に対して、問題点をグループで討議することにより、 
ブラッシュアップする。
15週 総括 特別研究中間発表会を行い、プレゼンテーションについて評価する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ(発表資料)その他合計
総合評価割合04000600100
基礎的能力0150020035
専門的能力0150020035
分野横断的能力0100020030