グローバルチャレンジ

科目基礎情報

学校 奈良工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 グローバルチャレンジ
科目番号 0022 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 グローバル工学協働教育プログラム(GECEP)(ベーシックコース) 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 「CLIL SDGs―Sustainable Development Goals CLIL英語で考えるSDGs―持続可能な開発目標」、三修社、笹島茂 他 著
担当教員 朴 槿英

到達目標

1. 国連が提唱する持続可能な開発目標 SDGs の Contents について英語で考えることができる。
2. 地球規模の多様な問題について学び,考え(Cognition),互いの意見を英語で表現(Short Speech & Presentation)できる。特別講演および オールイングリッシュ講義を通じて、国際社会を舞台に活躍できるグローバルマインドの育成や実践的英語コミュニケーションスキルを身に着けることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
グローバルコミュニケーションスキル生英語を聞き取り、内容を良く理解することができる。生英語を聞き取り、内容を概ね理解することができる。生英語を聞き取れず、内容を理解することができない。
ディスカッションスキル国際問題について高い意識をもつとともに、その内容について深くディスカッションすることができる。国際問題について高い意識をもつとともに、その内容について概ねディスカッションすることができる。国際問題に関する意識が不十分であり、その内容についてディスカッションすることができない。
ショートスピーチ&プレゼンテーションスキル流暢な英語で、ショートスピーチまたはプレゼンテーションできる。分かる程度の英語で、ショートスピーチまたはプレゼンテーションできる。英語で、ショートスピーチまたはプレゼンテーションできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
CLIL(Content and Language Integrated Learning)とは、伝えたい内容と言語教育を融合した学習法である。SDGs について、オールイングリッシュ講義を通じて学び、考え、英語で発表を行うことで、国際舞台で活躍できる実践的英語コミュニケーションスキル、地球規模の問題意識およびグローバルマインドを養うことができる。なお、グローバル教育センターが主催する特別イベント(特別講演会、海外協働研修研修報告会など)に必ず参加し、グローバルエンジニアとして必要な知識とスキルを身に着ける。
授業の進め方・方法:
SDGs の内容を英語で理解し、考え、コミュニケーションできるよう、オールイングリッシュ講義を行う。各講義、特別講演会、海外協働研修報告会の他、英語コミュニケーション集中講義等へ積極的に参加し、学習内容についてアンケートおよび英文レポートを作成し、英語でショートスピーチやプレゼンテーションを行う。
注意点:
関連科目:英語科目のみならず、世界の現代社会全般について幅広い関心を持つことが求められる。
学習指針:基礎的な英語コミュニケーション能力と、グローバル社会の課題に関する学ぶ積極的な学習態度が必要となる。
地球規模の課題に対する文献を事前調査するなど、積極的な取り組みが求められる。
英語コミュニケーション能力の向上のために「聞く」,「話す」練習を随時行うこと。
自己学習(事前学習および事後展開学習)
事前学習:オールイングリッシュ講義やイベントに参加するための基礎知識を事前に習得すること。英語コミュニケーションの練習、発音練習を随時行うこと。
事後展開学習:各講演やイベントを通じて学んだ内容を将来の活動に積極的に活用すること。

学修単位の履修上の注意

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 集中講義(以下のイベント内容参照)
イベントの開催情報についてはGECEP Teams掲示板に随時掲載されるので、履修学生は定期的に掲示板を確認すること。
単位認定に関して
グローバル教育センター主催イベントへの参加とコメントカードの提出、および報告書の提出をもって単位認定を行う。
各イベントに伴う内容を理解し、実用的な英語表現の練習および英文レポートを作成することができる。
英語による講演内容を概ね理解し、自身の考えや質問を英語で表現することを学ぶことができる。
現代社会の課題について幅広い事前調査をすることができる。
2週 Challenge 1 Guidance / Industry, Innovation and Infrastructure 産業と技術革新の基盤について学び、考え、質問に答えることができる。
3週 Challenge 2 Sustainable Cities and Communities 住み続けられるまちづくりについて学び、考え、質問に答えることができる。
4週 Challenge 3 Responsible Consumption and Production つくる責任、つかう責任について学び、考え、質問に答えることができる。
5週 Challenge 4 Climate Action 気候変動に具体的な対策について学び、考え、質問に答えることができる。
6週 Challenge 5 Life below Water / Life on Land 海の豊かさを守ること・陸の豊かさも守ることについて学び、考え、質問に答えることができる。
7週 Challenge 6 Peace, Justice and Strong Institutions 平和と公正を全ての人に与えることについて学び、考え、質問に答えることができる。
8週 Challenge 7 Partnerships for the Goals パートナーシップで目標を達成することについて、考え、質問に答えることができる。
2ndQ
9週 Intensive English Communication Training ① 英語集中訓練を通じて実践的コミュニケーションスキルを磨くことができる。
10週 オンライン国際交流プログラム(ウェビナー) 海外学術交流校とのオンライン国際交流活動に参加することができる。
11週 グローバルチャレンジイベント特別講演会 グローバルな活動を通じて学んだ知識と経験を共有することができる。
12週 国際プログラム参加成果報告会 特別講演会に参加し、アンケートおよびコメントカードを作成することができる。
13週 Intensive English Communication Training ② 英語集中訓練を通じて実践的コミュニケーションスキルを磨くことができる。
14週 Intensive English Communication Training ③ 英語集中訓練を通じて実践的コミュニケーションスキルを磨くことができる。
15週 STEAM English 特別イベント STEAMに特化した英語講演を通じてSTEAMに関する理解を高めることができる。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

チャレンジレポート合計
総合評価割合1000100
基礎的能力1000100
総合的能力000