到達目標
基本的な物理現象について説明できることを目標とする。
(1)物理現象について正しい知識を持ち、理解できる。
(2)基本的な物理量の扱いができる。
(3)物理現象を図式化またはグラフ化し、対応する式で表現できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
波動 | 正弦関数を用いて、時間と位置による関数として表現できる | 波の関数に関する資料を見れば、理解できる。 | 正弦関数と波の関係が理解できない |
波の干渉 | 共鳴、ドップラー効果、唸りなど、計算問題が解ける。 | 共鳴、ドップラー効果、唸りなど、一部資料を見れば計算問題が解ける。 | 共鳴、ドップラー効果、唸りなどの計算問題が理解できない |
光の性質 | レンズの焦点に関する計算などができる | レンズの焦点に関する計算など、一部資料を確認すればできる | レンズの焦点に関する計算などが理解できないので、できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
波動に関する、干渉、屈折、回析などの基礎的なことから、音波についてはドップラー効果などの日常体験することまで、また光についてはレンズによる像を結ぶことや、全反射・屈折などの現象を理解する。
授業の進め方・方法:
教科書に準拠している、リードLightノート物理基礎、フォローアップドリルなどを用いて、章毎の内容の理解を深める。
注意点:
実施するテストは、評価にあるように全体の60%にしか過ぎない。適宜実施する、小テストや課題については、確実のフォローしていくことが必要である。
<事前学習>
次回学習する分野について基礎事項を確認しておく事。また教科書を一読しておくこと。
<事後学習>
講義内容を復習し理解した上で、出された課題を次回提出できるよう解いておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
波とは、波の発生 |
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2週 |
波の要素 |
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3週 |
横波と縦波 |
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4週 |
重ね合わせの原理、定常波 |
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5週 |
波の干渉、反射、屈折 |
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6週 |
ホイヘンスの原理、回折 |
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7週 |
音の性質、音の伝わり方 |
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8週 |
うなり |
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4thQ |
9週 |
弦の振動 |
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10週 |
気柱の振動、共鳴 |
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11週 |
ドップラー効果 |
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12週 |
光の種類、速さ、反射・屈折 |
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13週 |
全反射、分散、散乱、偏光 |
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14週 |
レンズ |
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15週 |
光の干渉、回折 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
能力 | 60 | 40 | 100 |