機械設計製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 機械設計製図Ⅰ
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 知能機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書、機械製図、実教出版(2024)
担当教員 樫原 恵蔵

到達目標

機器の設計において仕様に従って製作図を作成するために必要な知識と技術を学ぶ科目 である。本科目では機械製図に関する知識を習得し、第三角法により図面を描く技術を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
線の種類と用途を理解する。線の種類を正しく使い分けて製作図を描くことができる。線の種類をほぼ使い分けて製作図を描くことができる。線の種類を使い分けて製作図を描くことがあまりできない。
投影図の書き方を理解する第三角法に基づいて正しい製作図を描くことができる。第三角法に基づいてほぼ正しい製作図を描くことができる。第三角法に基づいて正しい製作図を描くことがあまりできない。
寸法記入の仕方を理解する必要な寸法を製作図に正しく記入することができる。必要な寸法を製作図にほぼ正しく記入することができる。必要な寸法を製作図に正しく記入することがあまりできない。
主投影図の選び方、補助投影図、断面図、線・図形の省略の仕方を理解する主投影図の選び方、補助投影図、断面図、線・図形の省略の仕方を理解した上で正しい製作図を描くことができる。図形の省略の仕方を理解した上でほぼ正しい製作図を描くことができる。図形の省略の仕方を理解した上で正しい製作図を描くことがあまりできない。
部品のスケッチの仕方を理解する部品のスケッチの仕方を理解した上で正しい製作図を描くことができる。部品のスケッチの仕方を理解した上でほぼ正しい製作図を描くことができる。部品のスケッチの仕方を理解した上で正しい製作図を描くことがあまりできない。
ボルト・ナットの製図法を理解するボルト・ナットを正しく製図できる。ボルト・ナットをほぼ正しく製図できる。ボルト・ナットをあまり正しく製図できない。

学科の到達目標項目との関係

C-1 自然科学・情報技術に関する基礎的素養を有し、専門分野での問題解決のためにそれらを駆使できる能力を身につける。

教育方法等

概要:
機械やそれを構成する部品を製作するには、形状・寸法・仕上げなどが記された図面が必要になる。本授業では図面を作成する作業である製図に関する基本的な規則を学習し、おねじ・めねじ、および簡単なモデルを三角法により正しく製図できるようにする。
授業の進め方・方法:
必要な知識は教科書を元に説明し、その内容を正しく理解した上で、製図の課題に取り組む。
注意点:
実習科目であることから欠席はしないようにすること。製図作品の提出期限は原則、次の授業開始時までとする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション。製図用具の確認(コンパス使用法)。図面の役割と種類(教科書 p.10-12)の説明 図面の役割と種類を理解できる。
2週 製図用具の使い方(教科書p.13-18)の説明、輪郭線,表題欄の作成および文字の課題 製図用具を正しく使うことができる。
3週 線の種類と用途(教科書 p.18-21)の説明。線の課題(上段)の実施 線の種類と用途を説明できる。
4週 線の課題(下段)の実施 線の種類と用途を説明できる。
5週 投影図の書き方(教科書 p.28-34)の説明。教科書 p.34問題1①②⑨の実施
品物の投影図を書くことができる。
6週 教科書p.35問題2①③⑤⑦の実施 品物の投影図を書くことができる。
7週 教科書p.36問題3①⑤を実施 品物の投影図を書くことができる。
8週 教科書p.36問題3②④の実施
到達度確認テスト
品物の投影図を書くことができる。
これまでの内容を確認テストで解くことができる。
2ndQ
9週 答案返却・解説、教科書p.36問題3⑧の実施 品物の投影図を書くことができる。
10週 製作図の書き方(教科書p.52-55およびp.83-87)の説明。 製作図の書き方を理解できる。
図形に寸法を記入することができる。
11週 寸法記入の仕方(教科書 p.87-101)の説明。教科書 p.37課題3①の実施 製作図の書き方を理解できる。
図形に寸法を記入することができる。
12週 教科書 p.37課題3③の実施 製作図の書き方を理解できる。
図形に寸法を記入することができる。
13週 部品のスケッチと製図1(14個のモデルを製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
14週 部品のスケッチと製図2(14個のモデルを製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
15週 前期期末試験 期末試験の実施
16週 答案返却・解説
部品のスケッチと製図3(14個のモデルを製図)
部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
後期
3rdQ
1週 部品のスケッチと製図4(14個のモデルを製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
2週 図形を正しく書く方法(p.66-70)を説明、部品のスケッチと製図5(14個モデル製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
3週 図形を正しく書く方法(p.70-76)を説明、部スケッチと製図6(14個モデル製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
4週 部品の図形を正しく書く方法(p.76-82)を説明、スケッチと製図7(14個モデル製図) 部品のスケッチ図を書くことができ、適切な寸法記入ができる。
5週 教科書p.69 課題1② 補助投影図を正しく描くことができる。
6週 教科書p.75課題2②③の実施 断面図を正しく描くことができる。
7週 教科書p.69 課題1①の実施 補助投影図を正しく描くことができる。
8週 教科書 p.37課題3③(片側断面)の実施
到達度確認テスト
断面図を正しく描くことができる。
これまでの内容を確認テストで解くことができる。
4thQ
9週 答案返却・解説
教科書 p.37課題3③(片側断面)の実施
断面図を正しく描くことができる。
10週 教科書p.82課題3②の実施。寸法記入あり。 断面図を正しく描くことができる。
11週 ボルト・ナットの製図(教科書p.160-163)の説明。教科書 p.173のボルト課題 ボルト・ナットの規格を説明できる。
ボルトの図面を作成できる。
12週 ねじ込み部の製図(教科書p.163-173)の説明。ねじ込み部課題 ボルト・ナットの図面を作成できる。
13週 ボルトとねじ込み部の課題(寸法記入有り) ボルト・ナットの図面を作成できる。
14週 M30のボルトおよびねじ込み部製図。寸法記入有り、赤ボールペン使用 ボルト・ナットの図面を作成できる。
15週 後期期末試験 期末試験の実施
16週 答案返却・解説 答案返却、解説。間違った問題のやり直し。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割、線の種類と用途、物体の投影図のかき方、図面の作成に使用する用具を理解し、利用できる。4前1,前3,前5
図形の表し方、寸法・公差・表面性状の指示、部品のスケッチの仕方を理解し、製作図を作成できる。4前2,前10,前11
機械要素の製図の規格を理解し、図面を作成できる。4前3,前4

評価割合

製図作品到達度確認テスト期末試験合計
総合評価割合602020100
基礎的能力0000
専門的能力602020100
分野横断的能力0000