工作実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 工作実習Ⅰ
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 知能機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 機械実習1,2 (実教出版),配布プリント
担当教員 長谷川 尚哉

到達目標

機械加工の基礎を習得するため,測定の基礎,レバーホイストの分解・組立作業,旋盤加工,フライス加工,手仕上加工, 数値制御加工(ワイヤカット放電加工)を行う.
ノギスやマイクロメータ等の測定器や工具の正しい使用方法を学び,種々の機械加工の原理や基本的な機械操作を習得することを目標とする。将来、エンジニアとしてものづくりで必要となる測定の基礎や加工技術を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1測定の基礎,旋盤加工,フライス加工,手仕上加工, 数値制御加工(ワイヤカット放電加工)技術を有しており,教員の補助なしで機械部品を製作できる.測定の基礎,旋盤加工,フライス加工,手仕上加工, 数値制御加工(ワイヤカット放電加工)を使用するにあたって、教員の補助つきで機械部品を製作できる.測定の基礎,旋盤加工,フライス加工,手仕上加工, 数値制御加工(ワイヤカット放電加工)技術を有していない.
評価項目2チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し,教員の指導なしで共同作業を進めることができる.チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し,教員の指導のもとで共同作業を進めることができる.チームワークの必要性・ルール・マナーを理解できない.

学科の到達目標項目との関係

C-1 自然科学・情報技術に関する基礎的素養を有し、専門分野での問題解決のためにそれらを駆使できる能力を身につける。

教育方法等

概要:
機械加工の基礎を習得するため,測定の基礎,旋盤加工,フライス加工,手仕上加工, 数値制御加工 (ワイヤカット放電加工)を行う.将来、エンジニアとしてものづくりで必要となる加工技術や測定の基礎を習得する.
授業の進め方・方法:
1,2週目はノギスやマイクロメータ等の測定の基礎を習得する.
3週目以降は,各班に分かれて7週ごとにローテンションしながら,旋盤,フライス盤,手仕上げおよびワイヤカット放電加工実習を行う.
実習中の取り組み態度や,製作した加工物の出来具合,各実習終了後の提出レポートから評価する.
注意点:
・実習時は作業着,帽子,安全靴を必ず着用すること.また,必要な事項をノートに記録すること.
・事前学習:実習する種類に関して教科書であらかじめ学習しておくこと.
・事後学習:実習中に学んだ事柄をレポートに記録し,教科書や参考書を参照し,詳しく説明されていることをレポートに書き写すこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 作業中の服装,態度,保護具,レポートの書き方を理解する.
2週 測定の基礎 ノギスやマイクロメータの目盛りの読み方,基本的な使用方法について習得する.
3週 手仕上げ実習 手仕上げ作業と安全作業について理解する.
4週 手仕上げ実習 けがき作業を習得する.
5週 手仕上げ実習 やすり掛け作業を習得する.
6週 手仕上げ実習 ボール盤作業を習得する.
7週 手仕上げ実習 ねじ立て作業を習得する.
8週 手仕上げ実習 組み立て修正を習得する.
2ndQ
9週 手仕上げ実習 手仕上げ加工の必要性が説明できる.
10週 ワイヤカット放電加工実習 放電加工機の特徴と種類について理解する.
11週 ワイヤカット放電加工実習 NCプログラムの方式とブログラミング流れを理解する.
12週 ワイヤカット放電加工実習 NCプログラミングを用いて作品のプログラミングが補助付きで出来る.
13週 ワイヤカット放電加工実習 NCプログラミングを用いて作品のプログラミングが補助なしで出来る.
14週 ワイヤカット放電加工実習 作品のプログラミングと機械への入力ができる.
15週 ワイヤカット放電加工実習 機械操作と作品の加工方法について理解する.
16週
後期
3rdQ
1週 ワイヤカット放電加工実習 ワイヤカット放電加工の必要性が説明できる.
2週 フライス実習 フライス盤主要部の構造と機能を説明できる.
3週 フライス実習 フライス盤の基本操作と切削機構を説明できる.
4週 フライス実習 カッタの取り付けおよび取り替え方法を習得する.
5週 フライス実習 平面削りを習得する.
6週 フライス実習 側面削りによる直方体の切削(ダイヤルゲージによる面出し)を習得する.
7週 フライス実習 溝切削,段切削を習得する.
8週 フライス実習 フライス加工の必要性が説明できる.
4thQ
9週 旋盤実習 バイトの取り付け方,ノギスの使用方法について習得する.
10週 旋盤実習 旋盤主要部の機能と操作方法について習得し,説明できる.
11週 旋盤実習 切削条件(切削速度,切り込み,送り)の設定ができる.
12週 旋盤実習 外丸削りの端面削りができる.
13週 旋盤実習 ハイスバイトと超硬バイトを用いて,段付き丸棒の切削ができる.
14週 旋盤実習 ぶんちんのつまみを製作できる.
15週 旋盤実習 旋盤加工の必要性が説明できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理測定値の誤差、精度、不確かさ及び単位系などの計測の基礎を理解し、代表的な物理量の計測方法と計測機器を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価実習ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00060040100
基礎的能力000004040
専門的能力000600060
分野横断的能力0000000