情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 知能機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:30時間でマスター Office2021(Windows11対応),実教出版
参考書:K-SEC情報リテラシー教材、K-SEC情報モラル教材
担当教員 山東 篤

到達目標

Microsoft365(Word・Excel・PowerPoint・Copilotなど)の用途と操作法を理解できる.
各ソフトウェアや生成AIを用いて業務内容を報告するためのレポート作成,情報の収集と処理,発信,業務内容を発表するプレゼンテーションができる.
プログラミング言語の基本構成と操作法を理解できる.
PCの動作原理等の基本事項について理解し,効率よくPCを利用することができる.
インターネットに代表される情報社会に参画する知識,モラルを身につける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Wordを使った文書作成Wordを用いて手早く体裁が整った文書を作成できるWordを用いて文書を作成できるWordを用いて適切な文書を作成できない
PowerPointを使ったスライド製作と発表PowerPointを用いて分かりやすいスライドを作製し,それに合わせた適切な発表ができるPowerPointを用いてスライドを作製し,発表ができるPowerPointを用いたスライドの作製,または発表ができない
Excelを使った表計算Excelを用いて技術的な表計算を適切に行うことができるExcelを用いて基本的な表計算を行うことができるExcelを用いて適切な表計算を行うことができない
コンピュータのしくみ,情報通信およびリテラシー,AIの基礎知識コンピュータに関する基礎知識を深く修得しているコンピュータに関する基本的な基礎知識を修得しているコンピュータに関する基本的な基礎知識を修得していない
タッチタイピング手元を見ることなくランダムなアルファベットを100打/分以上で入力できるタッチタイピングの方法に基づいてランダムなアルファベットを60打/分以上で入力できるタッチタイピングの方法に基づいたアルファベット入力ができない

学科の到達目標項目との関係

C-1 自然科学・情報技術に関する基礎的素養を有し、専門分野での問題解決のためにそれらを駆使できる能力を身につける。

教育方法等

概要:
単なるコンピュータの使い方だけではなく,知能機械工学分野の技術者になるための基礎として,コンピュータを道具として使いこなすことができるようになるためのテクニックを学ぶ.情報処理技術の基礎の学習と,コンピュータを用いた実習を行う.あわせて,AIやインターネット等の情報社会に参画してゆくために必要な知識,モラルを学習する.
授業の進め方・方法:
個人PCを用いてICTルームで行う.
注意点:
事前学習:教科書を読むなどして次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと.
事後学習:講義中の演習課題に取り組むこと.また,日頃から積極的にコンピュータを扱うこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,学内のネットワーク接続,必要なソフトウェア
学内におけるセキュリティポリシー
本校の演習室の利用方法やルールを理解できる.
PCへソフトウェアをインストールすることができる.
2週 Microsoft365の基本操作,タイピング Teams,Forms,Onedriveの使用方法を理解できる.
タッチタイピングの方法を理解できる.
3週 コンピュータのしくみ コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解できる.
4週 情報セキュリティ 情報技術の進展による影響と注意点について理解できる.
5週 Wordによる文書作成(1):Wordの基本操作
コンピュータのしくみ,情報セキュリティに関する確認テスト
Wordの基本操作を理解できる.
6週 Wordによる文書作成(2):文書の装飾,修正 Wordによる文書の装飾,修正方法を理解できる.
7週 Wordによる文書作成(3):図と罫線,数式 Wordによる図と罫線の書き方と数式機能を使った各種数式の書き方を理解できる.
8週 Wordによる文書作成(4):総合課題 Wordを用いて1つの文書を作製できる.
2ndQ
9週 PowerPointによるプレゼンテーション(1):スライドの作り方 PowerPointによるスライドの作り方を理解できる.
10週 PowerPointによるプレゼンテーション(2):スライドの作り方その2,発表のルール,発表を見据えたスライド構成 PowerPointによる:スライドの作り方を深く修得できる.
スライドを使った発表におけるルール,発表における重要事項を理解できる.
11週 PowerPointによるプレゼンテーション(3):総合課題 PowerPointを用いて調査内容を説明するスライドを作成できる.
12週 PowerPointによるプレゼンテーション(4):総合課題 PowerPointを用いて調査内容を説明するスライドを作成できる.
発表会の時間制限に合わせて説明順やセリフを検討できる.
13週 PowerPointによるプレゼンテーション(5):発表会(1) PowerPointを用いて調査および研究内容を発表できる.
14週 PowerPointによるプレゼンテーション(6):発表会(2) PowerPointを用いて調査および研究内容を発表できる.
15週 タイピングテスト
16週
後期
3rdQ
1週 情報通信技術と倫理 情報技術の進展による影響と注意点、個人情報保護法、著作権、技術者としての責任と法令順守について理解できる.
2週 情報通信技術と倫理 情報技術の進展による影響と注意点、個人情報保護法、著作権、技術者としての責任と法令順守について理解できる.
3週 情報通信技術と倫理に関する確認テスト
Excelの基本操作(1):基本操作
Excelの基本操作を理解できる.
4週 Excelによる表計算(2):データ入力の基本,数式の利用 Excelによるデータ入力や数式を用いたデータ整理ができる.
5週 Excelによる表計算(3):グラフ描画 Excelによるグラフ描画について理解できる.
6週 Excelによる表計算(4):関数,相対参照,絶対参照 Excelによる単純な関数,相対参照,絶対参照について理解できる.
7週 Excelによる表計算(5):グラフ描画とデータ処理,誤差評価 Excelで描いたグラフを関数,数値計算手法を活用して分析できる.
8週 Excelによる表計算(6):複雑な関数,データベース 複雑な引数を持つ関数の使い方を理解できる.データベース機能による並べ替えや抽出ができる.
4thQ
9週 Copilotを用いたAIの活用 生成AIのCopilotによる文書の添削,翻訳,画像生成の方法を理解できる.
10週 レポート,学術論文の表現
Micorsoft365を使った技術レポートの作成(総合課題)
Word,Excel,PowerPointを活用してレポート等の学術文書を作成できる.その基本ルールを理解できる.
11週 Micorsoft365を使った技術レポートの作成(総合課題) Word,Excel,PowerPointを活用してレポート等の学術文書を作成できる.その基本ルールを理解できる.
12週 プログラミング(1):プログラミング言語の概要,C言語 プログラミング言語の基礎を理解できる.
C言語の基本構成を理解できる.
13週 プログラミング(2):C言語 C言語を用いて簡単な計算ができる.
14週 プログラミング(3):Python Pythonを用いて簡単な計算ができる.
同じ処理でもC言語とPythonで表記が異なることを理解する.
15週 まとめ,タイピングテスト
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。3
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。3
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。3
基礎的なプログラムを作成できる。3
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。3
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。3
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。3
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。3
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。3
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。3
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。3
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 3
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 3
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 3

評価割合

確認テスト発表演習課題タイピングテスト合計
総合評価割合30105010100
基礎的能力30105010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000