概要:
今までの実習で習得した技術を生かして,競技用ロボットを製作する。
授業の進め方・方法:
グループに分かれて、課題を解決できるロボットを製作し、これによる競技試合を行う。課題を解決するためのアイデアをグループ内でブレインストーミング等を用いて決定する。そのアイデアを基に設計し、各部の製作を行う。製作にあたっては、ものづくりセンターにある機器を使用してグループ内で行う。各グループで製作したロボットによる競技会を開催し、機能の完成度を確認する。
注意点:
事前学習:次に製作する部品や誰がつくるかなどをグループ内で相談しておく。
事後学習:取り付け後の寸法や精度を計測し次の加工部品の詳細寸法を決める。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | 後1 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | 後4 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | 後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 3 | 後1,後2,後3 |
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 3 | 後3 |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 3 | 後3 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後15 |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後15 |